2009年12月29日火曜日

いのちの絵本シリーズ2冊

【今日の本】
「きんぎょのきんちゃん」おおのさとみ:著 長崎出版:刊
 これは低学年用。かわいがっていたペットの死と向き合い、どう受け止めるか。死んでしまった金魚を植木鉢に埋めるところが面白い。

「おばあちゃんのくりきんとん」山中桃子:著 長崎出版:刊
 家族の死、大切な人との別れをどう受け入れるか。人が亡くなっても、心の中に思い出として生き続ける。おばあちゃんのくりきんとんがずっと受け継がれていくように。命のバトンタッチかな。




2009年12月26日土曜日

日本の教師に伝えたいこと

【今日の本】
「日本の教師に伝えたいこと」大村はま:著 ちくま書房:刊
 正直言って、若い頃は苦手でした。しかし、改めて著書を読んでみるとそのすばらしさがよくわかります。「戦後の国語教育の最大の失敗は”教えない先生”が増えたということです。」以前聞いた講演のテープでの一節です。子どもたちを育てるために教師が何をしなければならないかを大変わかりやすく説いておられる。当たり前のことのようだが、実はほとんどできていないことばかりです。例えば、「子どもを尊重する」という章を読むと、「教師がわかっていることはきかないということだ」と書かれています。私は、ふだん人権教育といいながら、本当に子どもたちを尊重してきたのだろうかと自問させられました。「研究会の功罪」では、教師のための研究会では子どもはよくなるはずがないと断言される。やってこられた方だからこそ言える説得力。本校の研修会でも読み合わせをしたいくらいである。私は、日々行っている授業の質を徹底的に見直す時期にきていると思わされた。

2009年12月23日水曜日

命に関する絵本あれこれ

【今日の本】
「ドラゴンとあおいチョウのたび」なかようこ:文 長崎出版
「いのちのまつり」草場一壽:作 サンマール出版
「アオガモの絵本」ふるたたかお:作 農文協
「てんごくのおとうちゃん」長谷川義史:作 講談社

 命はつながっているということ、生と死は隣り合わせであるということ、死は必ず訪れ、それは受け入れないといけないということなどを伝えるいい絵本ばかり。こういったものを子どもたちに読ませなければならない。ヒューマンサークル・ジュニアの最初にも読み聞かせをしようかなあ。 

2009年12月20日日曜日

黒グルミのからのなかに

【今日の本】
「黒グルミのからのなかに」ミュリエル・マンゴー:文 西村書店:刊
 命や死をテーマにした絵本を集めているところだが、また1冊新しい絵本をみつけた。
「死」があってこそ「生」がある。そのことが成長した主人公の姿をとおして読み取ることができる秀作です。


2009年12月1日火曜日

美山町音海


 美山町音海?郵便番号を調べるソフトで「音海」と入力し試しているとき、偶然見つけました。漢字も同じで、読み方も同じ。そして、美山町という山の中にあること。非常に興味深い。ということで、行ってきました。
 国道から車1台が通れるほどの道を進むこと約3km、確かにありました。畑仕事中のおばあさんに尋ねると、昔は20軒ほどあったそうだが、今では8軒ほどしかないそうだ。実際昼過ぎだったが、2人しか会わなかった。「いおり山荘」というペンション風の宿が1軒あり、テニスコートが3面あったくらいでした。
 帰りに、大野ダムのところで、レストランを見つけたので昼食をとる。「たまごかけご飯定食」なんて面白いメニューがあったのでそれを注文。お箸をみると。「いおり山荘」と書いてあり、同じ経営者とわかったので、今音海に行ってきたことを話し、どうして海がないのに、「音海」なのかと尋ねてみたが、よくわからないそうである。しかし、以前、北海道の方から「音海」さんという方が尋ねてこられたことをあったそうだ。
 いずれにしても不思議なものだ。美山町教育委員会等に尋ねてみるかな。他にも「音海」ってあるんだろうか。

2009年11月17日火曜日

ホントのねがいをつかむ

【今日の本】
「ホントのねがいをつかむ〜自閉症児を育む教育実践」
                     赤木和重・佐藤比呂二 著 全障研出版部 刊

 雑誌「みんなのねがい」を久しぶりに書店で見つけ購入し書評欄で見つけた本。田中昌人先生も亡くなったんだなあと思いながら、現在の特別支援教育の流れに対して全障研はどんな考えなんだろうと興味がわいたのが購入のきっかけでした。内容は、とてもすばらしいもので、大変参考になりました。と同時にいろいろと疑問に思っていたこともすっきりしました。
 自閉症を理解するー「ちがうけどおなじ」という見方。
 「ちがい」ー自閉症の障害特性、「おなじ」ー発達する=障害特性は変わる
 「障害特性の応じつつ障害特性をこえていく教育」を可能にする。そのことは、障害特性に応じた教育を見直すことにつながる。これは、すべての教育につながる。

2009年11月7日土曜日

祝!過去10年間の最高経営責任者(CEO)」

 アップルCEOのスティーブ・ジョブズ氏がフォーチュンの「過去10年間の(最も優れた)最高経営責任者(CEO)」に選ばれたそうな。「iPod」や「iPhone」などの開発や商品化が評価されたのだろう。まずは、おめでたい。(拍手!拍手!)最近、雑誌などで特集記事があるとすぐに買ってしまうわけだが、アップル自体も好調のようで本当におめでたい。
 最近買った「マジックマウス」の操作にも慣れてきたところ、次はやはり「iPhone」。タッチで辛抱しているが、やはりほしい。携帯が2台になってもほしい。お祝いに買う?なんてのはだめかな。だめでしょうね。とにかく、めでたい。

ネコの目で見守る子育て

【今日の本】
「ネコの目で見守る子育て」太田あや著 小学館
 「東大合格生のノートはかならず美しい」の著者である太田あやさんが福井県の教育について紹介するということで、発表と同時に予約、4日の発売日に届き、その日のうちに読み終える。
福井県のことが全国で紹介されることになるので、一応読んでおかないとと思って購読。読んでみると、県内の学校についてまだまだ知らないことも多いと気づかされる。ほとんどが嶺北の学校であることも原因か。いずれにしても従来から言われるように嶺南と嶺北の格差はまだあると考えられるわけで、福井県がトップクラスといっても、嶺南の方にはまだまだ課題も多いはず。福井県の平均を嶺南が下げているなんてことになっているのではないだろうか。決して浮かれているわけではなかったが、そんなことを考えると、今以上にがんばらなければと思わされる。

2009年11月1日日曜日

APPLE MAGIC MOUSE

【今日のアイテム】APPLE MAGIC MOUSE
iMac20インチを購入して以来、悩みの種だったのがマウス。付属のマウスでは光学式で下にマウスパッドが必要。うちのパソコンラックは表面が白色なので、マウスパッドを敷かないと反応しない。しかし、画面が20インチなので端から端までアイコン等を移動しようとするとパッドから外れてしまい操作できない。そこで、LOGICOOLのトラックボールを購入したわけだが、操作になかなか慣れることができずにいた。そこに、マジックマウスの発売という情報が入ってきたので即注文。10月30日(金)に到着。早速使ってみた。簡単に言うとマウスの上にトラックパッドがのっている感じ。とても使いやすい。ホームページ上で表面をそっとなでるように動かすとすうっとスクロールする感じはとてもすばらしい。白い机でも問題なく動くので全く問題なし。あとはとにかく美しい。ということで、トラックボールはその役目を終えそうです。

2009年10月31日土曜日

AF NIKKOR 24-85 2.8-4 D MACRO

【今日のアイテム】AF NIKKOR 24-85 2.8-4 D MACRO
 NIKON F100には、普段はTAMRON 28-300 F4-5.6 をつけて(つけっぱなしで)撮影している
が、85mmまでくらいで明るいレンズがほしくて、10月7日の出張の帰りに福井の
「カメラのキタムラ」で中古を購入。明るさとマクロ機能が購入の決め手。
 なかなか撮影の機械がなかったのですが、25日に校区で祭りがあったので撮影にでかけました。
なんといっても24mmの広角画面が魅力。これ以上引けないという場所からでも狛犬が撮影できた
ことに感激。また、マクロ機能ですが、おまけと思って特に期待していなかったわけですが、
かなり使えそうな感触。難点はボディーが少し大きいこと。28−300とほとんど変わらない
大きさ。そして、重さもそこそこ。これは、いずれデジタル一眼レフを購入した際に活躍するはず。
そのあたりも視野に入れて購入したわけで、少しわくわくする買い物であった。画像をOK!

2009年10月27日火曜日

フィールドワークin三国


24日(土)に三国でフィールドワークを行いました。
ボランティアガイドの方に案内していただきながら、旧森田銀行や旧芦名家などを中心に町並みを散策しました。高見順の生家など、有名な作家の碑があるのも特徴である。「われは草なり」の詩が掲示してあったが、懐かしい感じである。
その後、「みくに龍翔館」にも立ち寄った。下見とで、2回目であるが、その規模や内容のすばらしさに改めて感心させられる。この旧森田銀行んもも取り壊しの計画があったことを初めて知った。もし壊していたら、このような町づくりはできなかったであろう。それにどのような価値があろうとも、開発のためには壊されたり、資料として別の場所に保管するという話が多い中、町民のみなさんの見識と尽力に改めて敬意を表したい。若者がたくさんいたこともすばらしい。
 ちなみに、海の幸(お刺身)、酒饅頭、鶯餅、三国バーガーなどおいしいものもたくさんあり、またゆっくりと訪ねてみたいと思いながら、まちを後にした。

2009年10月23日金曜日

THE 21 創刊25周年記念特大号 「一流の成功習慣」

【今日の本】THE 21 創刊25周年記念特大号 「一流の成功習慣」
『渡邉美樹×野村克也』対談から
 野村…努力、正しい努力ができるようになるためには、「己を知ること」である。
    そして、「読書」をすること。
    野村野球とは「準備の野球」である。
    「才能には限界がある。でも、頭脳には限界はない。」
 渡邉…「長期的、多面的、根本的に物事を考え、判断できる」ことが、一流のビジネスマンの条件である。
    自分以外の他人に関心を持ち、自分の役割というものを考える。夢やハングリーさといったものは、そうしたなかで生まれてくる    ものだ。

『「結果を出す人」はノートに何を書いているか』実崎栄一郎:著 ナナブックス:刊
 こういう題名を見つけると何となく手にとって見たくなる。そして、面白そうだと思うとついつい買ってしまう。なるほどなあと思いながら読むんだけど、参考になるところはあるんだけれど、結局は自分なりのやり方を確立することが大事ということなんだろう。仕事の内容が違ったりすると、ピタッとマッチすることはないのでしょうね。「学生は覚えるためにノートをとる。ビジネスマンは忘れるためにノートをとる。」なるほど。
 

2009年10月10日土曜日

なぜ、あの人は整理がうまいのか

【今日の本】
「なぜあの人は整理がうまいのか」中谷彰宏著 ダイヤモンド社 刊
 「整理は勢い」なんだろうな。でも、なかなか捨てられない。そんな自分を「捨てよう」と思わせてくれる。そもそも整理とは、必要なものと不必要なものをわけて、不必要なものを捨てることである。じつは、持っているとその価値がわからないものがあるんだろうなあ。大胆に捨ててみようかなあ。

【今日のCD】
「THE BEATLES BOX」
 発売と同時に予約購入。でも、今日まで、なにかと忙しかったので、棚の上に寝かしてありましたが、やっと全CDをitunesに入れる。値段もすごいが、中身はもっとすごい。とくに、レコーディングにまつわる話が興味深い。じっくり読んだわけではないが、これからCDを聞きながら、じっくり読んでいきたい。しかし、改めてBEATLESって、すごいなあ。「Let it be naked」や「love」などで、彼らのCDのデジタルマスターの話は聞いてはいましたが、現実になるとは夢のようです。

2009年10月8日木曜日

学びの素顔 物語で描く「学び合う学び」

【今日の本】
学びの素顔 物語で描く「学び合う学び」 石井順治著 世織書房刊
学び・・・教師が解釈したことを探し当てる授業ではなく、子どもたち一人ひとりが自らの読みを語り、そのかかわりの中で読み味わいを深め    る授業。
実践記録・・・授業の進行とともに刻々と動き変わる教師の内なる声を描く、学ぶ子どもの内なる声を描く、子どもと子ども、子どもと教師の      間を流れる見えない思考や思いのつながりを表現すること。
 石井順治さんの本は『「学び合う学び」が生まれるとき』に続き二冊目。フィクションのようでフィクションでないような世界。しかし、確実に石井さんが目指す姿が描き出されている気がする。

2009年10月7日水曜日

橋本左内 命日


 とても久しぶりの書き込みになります。
 本日10月7日は幕末の福井藩士「橋本左内」の命日にあたる。たまたま福井市に出張だったので、夕方小雨の中、左内公園まで足をのばした。没後150年と言うことで、今日は滋賀県彦根市から市長や彦根城博物館長らが墓前祭に参加していたはずである。彦根市と言えば、今年8月末にも山口県萩市を訪れ吉田松陰の墓参りをしたところである。ちなみに「ひこにゃん」も同行し福井市長を表敬訪問するらしい。さすがに、墓前祭は遠慮したのでしょうか。あいにくデジカメを持っていなかったので、携帯電話の写りの悪い写真であるが掲載する。

2009年8月25日火曜日

「おかね」と「こころ」の教科書

【今日の本】
 「おかね」と「こころ」の教科書 手塚治虫 谷川彰英監修 イースト・プレス刊
 「おばあちゃん」(ブラックジャック)は、なつかしいなあ。ちょうど高校生の頃に夢中になって読んでいたなあ。中学校3年生と高校3年生の子どもたちに明日読ませてやろうかなあ。まあ、あまり教訓的に読ませるのもどうかともうので、さらりと。おかねとこころというところがいいです。

【今日のMAC】
 ここ1週間くらい、「Books」というソフトの調子が悪い。ISBNのコードをいれても、検索できない。アマゾンから検索しているのだが、突然いかなくなった。これまで登録できた本も無理。どうしてだろう。

【今日の出来事】
 浮島丸の追悼集会があたはず。病院の予約がありいけなかったので、来年こそは是非参加したい。

2009年8月20日木曜日

仕事メモ術・ノート術

【今日の本】
「頭のいい人がしている仕事のメモ術・ノーツ術」中川 裕 著 ぱる出版
 この手の本はついつい買ってしまう悪い癖?がある。立ち読みすれば全部読めてしまいそうな内容なのだが、暇な時間にブラッと書店によって見ているとついつい。ノート術やメモ術というものは、人の数だけあるように思う。つまりその人が一番いいと思う方法は、その人の仕事の在り方によって変わるのであり、参考にするのはいいのだけれど、その通りやっても必ずしもうまくいかないのが常である。ただ、やはりノートはB5版かなあと最近思い始めている。そのあたりにひかれたのかもしれない。なるほどなあと思ったのは、「ノートは薄い方がよい。そのほうが使い切ったという実感・満足感が得られる」というところ。使い切ることから、身につくこともあると思う。あれこれと手を出さないでとにかくやりきることも重要なんだろうな。

「ポイントカード徹底活用法」森永卓郎 著 イースト・ブレス
 セコロジストで有名な森永さんの本ということで、コンビニ(ローソン)で衝動買い。知らなかったことも多く、とにかく参考になった。
 

2009年8月9日日曜日

世阿弥その5

【世阿弥その5】
「稽古は強かれ、情識は無かれ」
 稽古も舞台も決して慢心してはいけないという厳しい態度をしめした言葉。情識とは、傲慢とは関心という意味か。もうこれでいいというのではなく、常に完成をめざして努力する。芸能は一生かけて完成させるものだと。「老骨に残りし花」という言葉もあるが、老いの美とでもいうか、年老いてからも完成への道はまだまだ続いていて、むしろ、年老いてからこそまさざまな花を咲かせることができるということか。ミドルリーダーと言われる年になった今こそ戒めるべきということである。危機管理にも通じることであろう。

2009年8月6日木曜日

世阿弥その4「軽々と機をもちて」

【世阿弥その4「軽々と機をもちて」】
 「序破急」という能の時間の変化のをいうときの言葉。能のはじめ方を説いた言葉。「序」のとき、役者が自分の気分を軽々と引き上げて、相手のリズムにそっと合わせていくのがいいということ。自分だけのリズムではなく、相手との関係性を重視することが大切。

2009年8月5日水曜日

世阿弥その3「離見の見」

世阿弥その3「離見の見」
 「眼、まなこを見ぬ所を覚えて、左右前後を分明に安見せよ」眼は自分の眼を見ることができないのだから、左右前後をよく見て、自分の姿をその左右前後から見るもの達のうちにおいて、よく見ていなければならない。このことが「離見の見」ということであり、「見所同見」ともいわれる。観客席から見ている観客の眼をとおして自分を見ること。
 また、「目前心後」とも言われる。眼は前を見ているが、心は後ろに置いておくということ。自分というものを客観的に見ることができることが大切なんだろう。

 ところで、メルコの1T(テラ)ハードディスクがますます調子悪い。マウントされないのである。修理に出したいのだが、なかに500G程度のデータがあるため、このデータを別の所にうつさなければならない。そんなハードディスクはないので、この際もう1台ハードディスクを購入しようかと悩んでいる。

2009年8月4日火曜日

教師花伝書

【今日の本】
「教師花伝書」佐藤学著 小学館刊
本書は「総合教育技術」に連載された文章をもとに編集されており、雑誌のほうで一度は読んだ内容である。題名のとおり世阿弥の「風姿花伝」の精神にのっとりかかれたもの。教師は「教えの専門家」であると同時に「学びの専門家」でもあり、研修に励まなければならない。文書を引用すると、「教師が授業を『妙花』に洗練させる『心』とその花の『種』となる『態』を学ぶ道筋を提示したい」とのが意図らしい。
「心」とは、思想・哲学であり、「態」とは身体技法・見識である。

特に、気になったところを抜粋する、

 聴くの三つの関係
(1)題材(テキストや資料)のどことつながって発せられているのか・
(2)他の子どものどの発言とつながって発せられているのか。
(3)その子自身のそれ以前の考えや発言とどうつながっているのか。

3つの規範
(1)子ども一人ひとりの尊厳を大切にする。
(2)教材の可能性と発展性を大切にする。
(3)教師としての自らの哲学を大切にすること。

「今こそ教師として「私」を語り、教室の固有の子どもを語り、自らの実践経験を自らの言葉で語ることが重要な時はない。」

「いつも発言する人や声の大きい人で授業実践を創造的に生み出している人に出会ったことはない。授業実践を創造的に推進している人や子どもの可能性を存分に引き出している教師は、どの教師も物静かな教師であり、決して目立とうとしない慎み深い教師である。」

【世阿弥その2】「秘すれば花」
 誰もが創造していなかったことをやって、相手を圧倒すること。誰も知らない自分の芸を秘密に持っていること。
いつでも自分の可能性を広げるための準備として、もう一つの秘する花を持っているだろうかと自問することが必要ということかなあ。




 

2009年8月2日日曜日

世阿弥その1「初心」

【世阿弥その1「初心」】
 「初心忘るばからず」この言葉が世阿弥の言葉であると知ったのは、恥ずかしながら1年ほど前である。そして、さらにはずかしいことに、これまでその意味を浅くしか知らずに、「はじめの志を忘れてはならない」と言う意味であると思っていた。もちろんこれでも間違いとは言えないのであろうが、本当はもう少し深い。
 世阿弥にとって「初心」とは、新しい事態に対応するときの方法であり、試練を乗り越えていくときの戦略のことらしい。世阿弥の言葉に「老後の初心忘するべからず」といいうことばあるように、三つの「初心」があるらしく、若いときの「初心」を忘れてはならないのは、若いときの失敗や試練を忘れないことがのちの成功のもとになるということ。
 つまり、「初心忘るべからず」とは、いままで経験したことのないような事態に対して、自分の未熟さを知りながら、それに挑戦していく心の構えであるということらしい。試練を通して人生を生き直す。初心ははまさに人生の戦略であるということか。

2009年8月1日土曜日

整理HACKS

【今日の本】
「整理HACKS」小山龍介著 東洋経済新報社刊
 整理術もの。小山さんの本は3冊目。MACユーザーでもあるので、なにかと参考になるかなあと言うのが購入の動機。もしかすると立ち読みで概略がわかるくらいの内容かもしれない。でも、新しい機器を取り入れた内容はとても参考になります。とにかく何も考えずにパソコンに放り込んであとで残すか捨てるかを判断するというのはよくわかる。それだけSCANSNAPは優秀だと思う。EVERNOTEもよさそうですが、すべて英語表示でインストールに失敗したみたい。それに、位置情報を聞いてきたり?はやりiPHONE用ってことかなあ。やはり、ノートパソコンの小さいのが必要かなあ。13inch MACBOOK PRO! これが狙い目。でも、その前にインターネットを何とかしないと。

マルクスは生きている

「マルクスは生きている」不破哲三著 平凡社新書
 新書という限られたページ数にも係わらず、大変読みやすくて、分かりやすい内容である。マルクスなんてひさしぶりに読んだのだけど、さすがにマルクス研究の第一人者である不破さんの文章、本当に分かりやすい。「マルクスは、どんな研究についても、自分の到達点に安住しない人だった」ということ、そして、その「マルクスをマルクス自身の歴史の中で読む」という不破さんの姿勢、どんな学問・研究にも共通することだと思う。大月書店からは、マルクスやエンゲルスの古典をわかりやすくした「マルクス・フォー・ビギナー」全5巻が刊行されるらしい。時間があれば「空想から科学へ」なども読み返してみたい気もする。でも、時間がないか。

2009年7月29日水曜日

「涙の理由」ほか

久しぶりの投稿になりました。CATVのケーブルモデムが故障のため、長い間インターネットが使えなかったからです。もちろんどこからでも投稿しようと思えば可能なので、半分はサボっていたのですが。
【今日の本】
「涙の理由」重松 清・茂木健一郎著 宝島社刊
 「涙を流すとき、脳では何が起こっているんだろう」というキャッチフレーズに誘われて購入。つい最近、「その日の前に」のDVDを見たところだったので(原作は以前に読んだが)、「重松清」「涙」に誘われた感じかな。
おもしろいと思ったのは、「・・・その面では中学生にはまだ泣けないものがあっていい。大人にならないと、ここでは泣けないはずだっていうものがあっていい。だけど、いまは、中学生でも泣けるものに大人も泣くような感じになっちゃって・・・・・。そこが僕は、すごく心配なんだ。」というところ。僕もそう思う。

「戦う組織」の作り方 渡邉美樹著 PHPビジネス親書刊
 さぼっているようで、何冊かは本は読んでいる。渡邉美樹さんは、その経営についての考え方などから、以前から好きな作家?で、その著書はほとんど読んでいる。教育論などには若干違和感も思えるが。この株主総会で社長から会長になった渡邉氏、50歳という若さで社長を退く思い(決意)が書かれている。面白い、実に面白い。
「愛の反対語は無関心である」「評価とは、その人の能力に○や×をつけることではない。彼がもっと能力を発揮できる役割は何かを判断するために行うものだ。」→教育にもつながる。
「一人ひとりの社員が心穏やかであること。一人ひとりの社員が働く喜びを感じていること。・・・リーダーは仕事における幸せとは何かをしっかりと考える必要がある」→どこかの職場に読んで欲しい内容である。
 最後に、思考の三原則について。
第一は、目先にとらわれないで、できるだけ長い目で見ること。
第二は、物事の一面にとらわれないで、できるだけ多面的に、できれば全面的に見ること。
第三は、何事によらず枝葉末節にとらわれず、根本的に考えること。
とくに、第三、やる気が失っているとしたら、なぜそうなっているか根本原因を考えることが必要ということ。→これも職場に言えることです。なにかでプロと言われる人の発想は、職種を超えて通じるなあと改めて感じる。

2009年6月30日火曜日

浮島丸


【今日の本】
「爆沈・浮島丸 歴史の風化とたたかう」
 映画「ニワトリはハダシだ」を見ていて、障害者問題だけでなく、在日韓国・朝鮮人問題もこの作品のテーマになっていることに気づき、「浮島丸」「下佐波賀」などの言葉が気になっていたとき、6月27日(土)に公民館でこの本を見つける。本は一気に読めた。
 浮島丸は、昭和20年8月24日、舞鶴港に入ったとき、「佐波賀」沖で爆沈した。この事件で、朝鮮人乗客500人以上が尊い命を失っているが、爆発の原因など、未だに解明されていない点も多い。日本に強制連行で連れてこられた朝鮮人の問題について考える教材となると考えられるので、さらに詳しく学習していきたい。
 ということで、28日(日)に舞鶴市下佐波賀地区にある「浮島丸殉難者追悼公園」を訪ね、追悼の碑を見学してきた。また、若狭図書学習センターで、「浮島丸釜山港へ向かわず」という本を借りてきた。また、「エイジアンブルー 浮島丸サコン」という映画もあるらしいので、こちらも見てみたい。

2009年6月17日水曜日

五木寛之さんの本など

久しぶりの投稿です。5月に購入したimacの調子が悪く、それもあってこのブログからも遠ざかっていました。

【この間読んだ本】
「人間の覚悟 五木寛之著 新潮社刊」
 覚悟とは、あきらめること、「明らかに究めること」。事実を正面から受け止めること。登山と下山があって山登り。なるほど、よくわかる。

「鬱の力 五木寛之・香山リカ著 幻冬舎刊」
 たぶん上の本よりこちらの方が五木さんにとっては先になるのかなあ。鬱とは、「草木の茂るさま。物事の盛んなさま。」のこと。また、香山さんの鬱に関する最近の治療や医療に関する話も参考になりました。

「ボロを着た王子様 村崎太郎著 ポプラ社刊」
 ご存じ猿廻しの芸人である村橋太郎さんの自伝的小説。自分の出身をカミングアウトしたあとの小説であり、差別への思いなどが克明に書かれている。彼も一時期鬱であったようで、結婚を機に立ち直ったとのこと。栗原美和子さんとの結婚については、栗原さんが書かれた小説の方が詳しいらしい。本は持っているので是非読んでみたい。お父さんが活動家であったことは知っていたので、太郎さん自身はどのような考え方なのかを知りたかったのがこの本を読もうと思った動機。思った以上には面白かったかなあ。

【imac】
 インターネットの速度が遅い。たった1MB程度のファイルもダウンロードできない。
同じ環境のPOWERBOOKは早いのになぜかレパードのimacだけ遅い。機械の故障でないことは販売店で確認済み。どう考えても原因がわからない。同じような症状の方はいないのだろうか。


2009年5月7日木曜日

ゴールデンウェーク

【5月3日】
 キットカットにて「iMac20」を購入。MacBookProをとも考えたが、PowerBookがもう少し使えそう?なので、性能重視、値段重視?で購入。本当はディスプレーの性能などを考えると24インチなのですが、家のパソコンラックに収まらないので20インチです。実際納めているとあと1cmしか隙間なし。よかった。メモリーは4ギガ、ハードディスクは320Gのまま。iWorkとParallels、そしてビスタ、一緒に購入。
 エイスクエアに移ったキットカットはきれいな(おしゃれな?)お店でした。やはりiPod関連の製品が多かった。そこにいるだけで幸せになれる、そんな感じ。店員(店長?)さんもとても親切でした。以前は大津にあったので、少し遠くなるかと思ったけれど、近江大橋を通るとほとんど同じくらい。
 女性陣は「イオンモール草津」、みんな満足の買い物コースでした。

【5月4日】
 妻と2人で「杉原千畝記念館」へ。岐阜県加茂郡八百津町。約4時間、往復8時間。
昨年杉原千畝氏について子どもたちと学習し、敦賀ムゼウムを訪ねたときから、一度訪ねてみたいと思っており、やっと願いが叶いました。小さな町の山の中にある記念館ですが、多くの人が訪ねておられ、改めて氏の偉大さを知らされました。木曽川の上流にあたり、人道の丘というより、人道の山ですが、そこにカウナスの日本領事館を真似た記念館があります。建物の中に「決断の部屋」があり、そこで千畝氏の声(肉声)が聞けたことに感動しました。「水と緑と人道のまち」というキャッチフレーズからも、町をあげて杉原千畝氏を誇りに思う気持ちが伝わってきました。「敦賀ムゼウム」のパンフレットも置いてありました。シンボルモニュメントんおオルゴールの演奏を聴いて、キーホルダーとしおりを土産に購入し、記念館を後にしました。こうなると、次は広島まで足を伸ばし「ホロコースト記念館」にも行きたいと思いました。ちなみに、この町、森蘭丸ゆかりの地でもあるそうです。
 ここまで来ても、高速料金は往復2000円。安い。

【5月6日】
 PowerBookからiMacへの移行作業。FIREWIREでの移行がうまくいかず、手作業となる。どうしてなのか。よく考えてみると、デスクトップは初めて、トラックパッドからマウス操作に戸惑ってします。とりあえず必要なものだけを入れていく。移行についてレポートしていきたい。



2009年4月11日土曜日

仕事術の本2冊

【今日の本】
 「1日5時間で仕事を片づける人の習慣術」 知的生産研究会:編 PHP研究所:刊
 いろいろな人の習慣術を紹介する内容なので、特に参考にはなりません。「気になる情報はすぐにスクラップせずにいったん箱に入れて寝かせる!」というのは、なるほどなあと思う。そのときは必要と思ってもあとから役に立たないものが多い。

 「仕事が速くなるプロの整理術」吉越浩一郎:著 日経BP社:刊
 こちらはご本人が実践されていることが書いているので参考になるし、説得力がある。グーグルカレンダーとGmailを駆使しているところが参考になる。やはりiphone欲しいなあ。電話として使わずに基本料金だけで使う方法ならなんとかなるか。6月ごろに新製品?じっくり考えよう。ところで、ipod Touchで受信したGmailに返事を書くと、文字化けがおこる。どこかに設定があるのでしょうか?

2009年4月5日日曜日

信長遊び

【今日の本】
「信長遊び」黒鉄ヒロシ著 リイド社刊
 戦国武将列伝に掲載中の「黒鉄流 戦国武将列伝」のうち、織田信長に視点をすえて、信長という人物像と「本能寺の変」の謎に迫る内容である。さまざまな新しい見解を交えつつ、黒鉄さんの独自の世界観が展開されており、非常にうんちくの深い内容となっていて、おもしろい。
「戦国武将列伝」の最新号?での「秀吉の臨終と信長」では、臨終間近の秀吉の脳の中に信長が侵入し、「本能寺の変」についていつ知ったか?いつから天下を意識したのか?などと問いただす場面があり、とてもおもしろい。是非、シリーズ化していただきたい。

 4月4日に、舞鶴要塞のひとつである吉坂堡塁を見学にいった。日露戦争のころに建てられたものであり、第2次大戦から60年以上の年月が経っており、かなり林になっているが、それでも保存状態はよい方で、弾薬庫や砲座などはしっかりと確認することができる。建物の保存状態もきれいである。なによりもこんな身近にこんな大きな規模の堡塁があったことに改めておどろいた。当時の様子をしるした絵と比べて大体の位置を確認することができた。そして、この企画に34名の方が参加されたことも驚きである。この際、建部山にも登りたいものである。挑戦したい。ほんとうにいい体験でした。

2009年3月25日水曜日

ジョブズ vs.松下幸之助

【今日の1冊】「ジョブズVS.松下幸之助」竹内一正著 アスキー新書刊
 昨日書店で見つけて一気に読む。主にジョブズに関するところだけですが。竹内一正さんの本は「スティーブ・ジョブズ 神の交渉力」も読んだなあ。おもしろかったところを書き留めておく。
「『やれる』という根拠がどこにあるのかを、ジョブズ自身が説明することはない。ところが、ジョブズの言葉を聞いていると、『できるかもしれない』と思い始め、『必ずやれる』と信じ込むようになってしまう。」
「『できない』とは、これまでの常識という尺度で判断してのことだ。」
 リーダーとしての成功への執念のようなものを感じる言葉である。
 ウィンドウズが出たとき、スカリーは、ビル・ゲイツの「もしアップルが訴訟を起こせば、マック用のワードとエクセルを作らない」の脅しに屈したそうだ。それがターニングポイントだったのだろうな。

2009年3月19日木曜日

ぼくは小さくて白い

【今日の本】
「ぼくは小さくて白い」和田裕美著 朝日新聞出版刊
 「いまの自分を否定せず勇気をもってみてください。あなたはあなただけの良さを必ずもっているのですから。」自己肯定感については、以前にも書いて記憶があるが、自分が自分であっていいんだという感覚。いくら探してもよいところなんてない子もいるわけで、「良さ」という言葉はときにくせ者。必ずあると思うんだけれど、やっぱりないのかも知れない。「よいところなんてなくてもいいよ」と言えるともっと気楽なんだろうけどね。もちろん大人や周囲のものは、「良い」ところを気づかせる心遣いは必要であろう。でも、やっぱりない子もそれでいいよと言いたい。

2009年3月16日月曜日

つみきのいえ

【今日の本】「つみきのいえ」加藤久仁生:絵 平田研也:文 白泉社刊
 アカデミー賞を受賞した短編映画の絵本。地球温暖化で海面が上昇したむらの話。家が海に沈まないように、積み木を積むように、どんどん上へ上へと建て増しした家に住むおじいさん。ある日さらに建て増ししようとして、大工道具を海底に落としてしまう。潜って探しに行くと、タイムスリップしたように、その時その時のおばあさんとの思い出が蘇る。この絵本を読むと、地球温暖化、環境問題、過疎化、高齢社会など、さまざまな問題がオーバーラップする。学校が統廃合されるなんていうのも同じようなものなのか。そんなことを考えると、なんともさみしい話になるが、この話は違う。春になると家が完成し、そこでうれしそうに暮らすおじいさんの姿がある。いつまでもおばあさんの思い出と共に生きていくおじいさんの姿が。かべの隙間に咲いたタンポポが希望を感じさせてくれる絵本でした。

2009年3月9日月曜日

歴史街道4月号

【今日の本】雑誌?
「歴史街道」4月号 PHP刊
特集は「二兵衛」、つまり秀吉の軍師である「竹中半兵衛」と「黒田官兵衛」。
黒田官兵衛というと、腹黒いイメージも若干あったが、この特集を読むとそうではないのかなあと思うようになる。いずれにしても、一番興味があったのは「受け継がれた『二兵衛』の絆」という記事。2人の息子の関わり。嫡男を助けてもらった官兵衛の竹中家への思いは長政に引き継がれる。そう言えば、よく見る長政の兜は竹中半兵衛のものであった。半兵衛の息子「重門」は関ヶ原の戦いで最終的には東軍につく。これも「長政」の誘いがあったから。また、この「重門」の働きで、「島左近」を打つことができたことや「小西行長」を捕らえることができたりと、なかなか興味深い。こういう裏話的な内容がとても好きだ。その後も両家は堅い絆で結びついていたらしい。

2009年3月5日木曜日

iPhone HACKS  iPhone ×business

 iMacが発表になった。FIREWIRE400はなくなる。ビデオをつなぐときにどうしよう。
この点がクリアできないと購入とはいかない。そこで考えたのですが、ハードディスクにあるFIREWIRE400の端子にビデオカメラをつなげないものかということ。値段がずいぶん下がっているので差額でビデオが買えそうなんですが。一度確かめてみよう。

【今日の本】
「iPhone×BUSINESS 田中裕子著 翔泳社刊」
「iPhone HACKS 小山龍介著 宝島社」
iPhoneの本なのですが、iPod TOUCHの参考にするために読む。前者は活用法とソフトの紹介が中心、後者は仕事の仕方、活用法が中心かな。どちらを読んでも、iPhoneが欲しくなる。仕事の仕方や生活の仕方が変わるような気にさせるところがすごい。

【今日のTOUCH】
 TOUCHで受けたメールに返事を書いてみたら、文字化けして読めないという連絡が入る。アドレスなどの半角文字は読めるのですが。試しに職場のメールアドレス宛にメールを打つとちゃんと読める。どんな事情か、確認が必要。いろいろとメールを出してみて。


2009年3月4日水曜日

落語 昭和の名人決定版 三代目古今亭志ん朝 弐

【今日の本】落語 昭和の名人決定版 三代目古今亭志ん朝 弐
 本とういか、CDというか、とにかくこのシリーズ5冊目。定期購読しているわけですが、毎号毎号とても楽しみにしています。田中優子先生の「江戸のしきたり」の大変おもしろい。
今回は古今亭志ん朝さんの2枚目。本当に惜しい方を亡くしたものだと思う。語り口がなんともすばらしい。少し速い気もするけど。個人的にはお父さんの大ファンですが、志ん朝さんのCDも集めてみたい気がする。

【iMac】
 いよいよiMacが発売された。予想どおりFIREWIRE400はなくなってしまった。POWERBOOKの液晶の調子が悪いので、何でもつながるDESKTOPをと考えていたが、さてどうしよう。値段が下がっているのは魅力なのですが、外付けのハードディスクのついているFIREWIRE400の端子からビデオはつながるのだろうか。それなら問題ないのだが、そのあたりを確認して、だめなら旧型をさがすかなあ。どうして自分たちのつくった企画をなくすかなあ。

2009年3月1日日曜日

iPod touch入門・活用

【今日の本】
「iPOD Touch 入門・活用ガイド」松山茂著 マイコミ
 「とりあえず読んでおかないと」という感じです。あとは、「マックファン」「マックピープル」の記事を読んでアプリの情報を得ることにしよう。

【今日のipod Touch】
 「四字四字ろじっく」など、早速アップデート。あたら前かも知れないが、これがいい。先に買ってしまって失敗なんてことがないわけです。あと、気になるのが、バッテリーの減り具合。
実際カタログではどれくらいもつのだろうか。液晶が大きいので仕方ないのでしょうね。

今日から3月

【ipod touch】
10日ほど前に、iPod touch(32G)を購入。
ここで、iPodの購入歴をまとめると、
1台目 iPod(10G)中古 FireWireで接続。現在は未使用。
2台目 iPod shuffle(1G) 名古屋アップルストアーで購入。次女が使用中。
3代目 iPod classic(160G)キットカットで購入。色はブラック。すべてを持ち歩く。
4台目 IPod touch(32G) ビッグカメラで購入。曲は入れず、サイト・メール・ソフトのみ。
このほかに、長男と長女にiPod nanoを購入。購入時期が違うので、それぞれ2Gと16Gの容量。
しかし、実際iPod touchを使ってみると、そのすばらしさがわかる。手放せなくなる。もともと電子辞書がほしくて、でも、いろいろな機能も必要ないしなあ、でも、Classicもあるしなあと迷いながらの購入だったのですが、すっかりはまりつつある。とりあえず、ジーニアス辞書、大辞林なども早速インストールしてみたが、おもしろそうなソフトが多いので、そのうちインストールしてみようと思う。


2009年2月12日木曜日

がっちりマンデー、儲かり偉人伝シリーズ企画

 がっちりマンデー「儲かり偉人伝シリーズ企画」第1回にスティーブジョブズが登場。
 こりゃもうMACファンにはたまりません。パソコンと言えば、ビルゲイツかと思いきや、それが違う。前からこの番組のファンだったのですが、ますますファンになりました。また、この番組の影響力たるやすごいものがあり、以前「サイゼリア」を取り上げた次の日、サイゼリヤに行くとデザートが売り切れということがありました。ということは、もしかして、アップルスアーのマックが売り切れだったりして???でも、MacBookの売り行きは好調のようなので、もしかするともしかね。(案外、MacBookのFirewire400付きモデルが売れていたりするのかも知れませんね)
 いずれにしても、私の周りでもピクサーとジョブズの関係を初めて知った人もいたりして、結構インパクトがあったようです。個人的には西郷輝彦さん!涙ものでした。ああいう人がMacを支えているのだなあと。iphoneのibeer、いいなあ。電話は別として、Ipod touchもいいなあ。

【今日の本】
 「頭のいい人の短く深く眠る法 藤本憲幸著 三笠書房刊」
 ひさしぶりに1冊読んだという感じです。私たちの業界では、一昨年あたりから「早寝早起き朝ごはん」なる運動が盛んですが、本当にそうなんだろうか。何でもいい、いいと言われると、疑ってみたくなるのが悪い癖。もちろん大人と子どもは違うのかも知れませんが。でも中には、違う意見の学者もいるようです。何でも一つの方向しか向いていないときは怪しい。

【今日の小物】
「ほぼ日手帳 2009 SPRING」
 これで3冊目。つまり3年目に入るってことか。いろいろ試して、この手帳に落ち着いている。今年は、プリントカバーのたったソールチェックを購入。中のデザインも変わったようなので、4月からが楽しみです。この手帳のなにがいいのかというと、
①一日1ページでたっぷり書けること。貼ったり、押したりと自由自在。②文庫本サイズ(ちょっと厚いけれど)で持ちやすい。③コラムがおもしろいなどが理由です。
これ1冊で結構使えます。

2009年1月28日水曜日

Scan Snap S300M

最近何かと忙しく、本当に久しぶりの更新になる。

【今日のハード】Scan  Snap  S300M
 出張で京都にいった時、ビックカメラJR京都駅店で購入。大きい方とどちらにしようかと悩んだけど、場所を取らないので、こちらに決定。実は、昨日やっと開封。早速使ってみるが、なんとも使いやすい。バスパワーでも問題なし。両面一緒に読み取るのがすごい。といってもほとんど使わないが。いろんなものをスキャンしたくなる。連続で読み込むがなんといっても一番。富士通というのが・・・・・。バーコードリーダーといい、このスキャナといい、こいつあ春からいい買い物が続いている。なんとも仕事の効率が上がりそうな実感があるものばかり。
 つぎは、いよいよパソコン(imac)か、デジいちカメラ(D300・D700)か、はたまたipod touchか、それともOCEANUS Manta OCW-S1200-1AJF。まあ、ぼちぼち。

2009年1月18日日曜日

バーコードリーダー その後

【今日のハード】
 バーコードリーダー Yomupara USB Barcode Reader が14日に到着した。接続は簡単。
USBに差し込むだけでOK。早速蔵書の登録。使用ソフトは「Books For Mac 3.2.2」。バーコードリーダーがISBNコードを読み取り「クイックフィル」するだけ。あとは、アマゾンのサイトの中からISBNを検索し、書籍に関するデータを勝手に読み込んでくれます。すごい。今日までに、500冊ほど登録。これまでも「Books」に手で打ち込んでいたのですが、それに比べると速いこと速いこと。これでバーコードのあるものはほとんど登録したことになります。あとは、打ち込みか?残念。どうするかなあ。
 あと、「Books」が、是非二重登録をチェックしてくれると最高なんだけれどなあ。

2009年1月11日日曜日

14歳からの商い

【今日の本】
「14歳からの商い」 渡邉美樹著 ゴマブックス刊
 これは、郁文館夢学園の中学生の総合的な学習なのでしょうか。中学生に是非読んで欲しい内容です。大人が読んでもおもしろい。例えば、和民の採用基準。採らない基準のひとつは、「すぎる人」。やたら元気すぎる人、強引すぎる人、素直すぎる人、陽気すぎる人。なぜか?「すぎる人」には必ずうそがあるから。すぎる人は、自分をよく見せようとしすぎて、息切れしてしまうからだそうだ。
 「お客様にどうやってよろこんでもらうか」「社員や株主にどうやって喜んでもらえるように経費をコントロールするか」「その結果として出た利益を。もっとたくさんのありがとうをあつめるために使うか」を別々に考えるという発想もおもしろい。一緒に考えてしまうから儲けのことばかりに目がいってしまうという指摘。

【今日のハード】
 USBバーコードリーダー 快読ショップ Yomupara((株)若松屋)を注文する。蔵書管理ソフトBOOK for MacOSXを使って、本格的に蔵書管理をしようと決める。MACに対応しているところがすばらしい。

【今日のCD】
 昨日購入した古今亭志ん朝のCDを聴く。しゃべりにムダがなく、粋な感じがする。でも、少し早口かなあ。

早10日

 新年に入って早10日。インフルエンザのためほとんどを家で過ごす、最悪の年明け。今日は、夕方久しぶりに職場へ。たまっている回覧文書や未処理の文書を整理し、仕事の連絡を取って帰る。久しぶりなので字を書くだけでもしんどい。こんなことで来週から勤まるのか?e−honから書籍が届いていたので持ち帰る。
【今日のCD】
 楽しみはなんといっても「小学館CDつきマガジン 落語 昭和の名人決定版」。その第1号が届いていたこと。第1巻目は、「古今亭志ん朝」。解説書の方は先ほど読んだので、今からCDを聴く。まずは、ituneに。感想はまた明日。
【今日の本】
 寝ている時間が多いので、2冊読み終えた。
「渡邉美樹のシゴト進化論」渡邉美樹著 日経PB刊」
「呪の思想 神と人の間」白川静+梅原猛 平凡社」
 渡邉さんは、信念の人である。これで何冊読んだのだろう?さまざまな問題の言及されると、それはそれでどうかなあと思うこともあるが、経営について語る時の渡邉氏は素敵である。
 白川さんと梅原さんの対談は、立ち読みしてとてもおもしろそうに思ったので読んでみたが、はっきりいって難しすぎる。とうてい足下にも及ばない。足下以下。造詣が深すぎて。ただ、「孔子」の本は読んでみたいと思ってしまうあたり、どうもくすぐられてしまうのである。したがって、読み終えたというのは嘘で、後半はななめ読みでした。


 

2009年1月7日水曜日

新・知的生産術

 5日に発熱、診察の結果、すぐにインフルエンザA型と判明。39度近い熱にうなされていたが、やっと今日になって36度台に落ち着いてきた。その前は、妻の実家に行っていたので、約1週間更新。どうも3日の同窓会あたりがあやしい。まあ、どうでもいいか。
 年末に買った「効率が10倍アップする 新・知的生産術」勝間和代著 ダイヤモンド社刊を読み切る。正直むずかしい内容であった。でも、こういう人たちは「何を省くか」「何を削るか」を分かっている人たちだなあとつくづく思わされた。月に100冊、15万円の本を買い、読んだものから捨てる」「残しておくのは10分の1」なんて話を聞くと、雑誌まで残している自分がバカなことをしているのかなあと思う。「大事なことは頭に残しておく」なんていわれたら、はずかしくなる。いらないものを残しているとは思っていてもいざ捨てるとなるとできない自分である。所詮インプットは投資ではないのか?でも、図書館に寄付するなんていうのは素敵かも。そうなると線を引いたりはできないね。BOOKーOFFにも、もっていけないし。もういらないという思いっきりも必要!例えば、10年以上前の本は処分するとか。それでも長すぎる。

2009年1月1日木曜日

なぜ、おきたのか?ーロコーストのはなしー

 ずっと読書の記録として書いてきましたが、そう毎日本が読めないので、いくつかのコーナーを決めて日記風に書くことにする。といっても、今日は本のはなしです。

【今日の本】
「なぜ、おきたのか?ーホロコーストのはなしー」クライブ・A・ロートン作 大塚 信監修・訳 石岡史子 訳
 石岡さんの訳ということ、そしてホロコーストについて子どもたちにも分かりやすそうだったので、12月30日に購読(到着)、本日読み終える。こういう本はすぐに読める。それに、大塚さんは「ホロコースト記念館」の館長さんでした。ここは、是非一度尋ねてみたい。
参考になったのは、戦争が終わり、解放されてからのユダヤ人たちのこと。解放されたからといっても、決してそれで終わりではないこと。このあたりの学習も必要だなあと気づかされました。そして、カンボジアのこと、ルワンダのこと、セルビアのこと、決して過去の問題ではないことに気づかせなければと思う。