2009年6月30日火曜日

浮島丸


【今日の本】
「爆沈・浮島丸 歴史の風化とたたかう」
 映画「ニワトリはハダシだ」を見ていて、障害者問題だけでなく、在日韓国・朝鮮人問題もこの作品のテーマになっていることに気づき、「浮島丸」「下佐波賀」などの言葉が気になっていたとき、6月27日(土)に公民館でこの本を見つける。本は一気に読めた。
 浮島丸は、昭和20年8月24日、舞鶴港に入ったとき、「佐波賀」沖で爆沈した。この事件で、朝鮮人乗客500人以上が尊い命を失っているが、爆発の原因など、未だに解明されていない点も多い。日本に強制連行で連れてこられた朝鮮人の問題について考える教材となると考えられるので、さらに詳しく学習していきたい。
 ということで、28日(日)に舞鶴市下佐波賀地区にある「浮島丸殉難者追悼公園」を訪ね、追悼の碑を見学してきた。また、若狭図書学習センターで、「浮島丸釜山港へ向かわず」という本を借りてきた。また、「エイジアンブルー 浮島丸サコン」という映画もあるらしいので、こちらも見てみたい。

2009年6月17日水曜日

五木寛之さんの本など

久しぶりの投稿です。5月に購入したimacの調子が悪く、それもあってこのブログからも遠ざかっていました。

【この間読んだ本】
「人間の覚悟 五木寛之著 新潮社刊」
 覚悟とは、あきらめること、「明らかに究めること」。事実を正面から受け止めること。登山と下山があって山登り。なるほど、よくわかる。

「鬱の力 五木寛之・香山リカ著 幻冬舎刊」
 たぶん上の本よりこちらの方が五木さんにとっては先になるのかなあ。鬱とは、「草木の茂るさま。物事の盛んなさま。」のこと。また、香山さんの鬱に関する最近の治療や医療に関する話も参考になりました。

「ボロを着た王子様 村崎太郎著 ポプラ社刊」
 ご存じ猿廻しの芸人である村橋太郎さんの自伝的小説。自分の出身をカミングアウトしたあとの小説であり、差別への思いなどが克明に書かれている。彼も一時期鬱であったようで、結婚を機に立ち直ったとのこと。栗原美和子さんとの結婚については、栗原さんが書かれた小説の方が詳しいらしい。本は持っているので是非読んでみたい。お父さんが活動家であったことは知っていたので、太郎さん自身はどのような考え方なのかを知りたかったのがこの本を読もうと思った動機。思った以上には面白かったかなあ。

【imac】
 インターネットの速度が遅い。たった1MB程度のファイルもダウンロードできない。
同じ環境のPOWERBOOKは早いのになぜかレパードのimacだけ遅い。機械の故障でないことは販売店で確認済み。どう考えても原因がわからない。同じような症状の方はいないのだろうか。