2010年11月28日日曜日

3冊まとめて

【今日の本】
 今日は最近読んだ本を3冊紹介する。印象に残った言葉や文を紹介する。
 
「ジョブズはなぜ『石ころ』から成功者になれたのか?」桑原晃弥:著 経済界:刊
 「ジョブズは盗んだものを芸術作品に変える力を持っていたが、ビル・ゲイツは
  お金に変える力を持っていた。」
 「革新が改革に負ける」
 ジョブズの本は数冊読んだので、あまり新しい発見はない感じである。

「職場は『話し方』で9割変わる」福田 健:著 経済界:刊
 「け」…結果から先に述べる
 「ち」…中間報告をする
 「す」…すぐに報告する
 「る」…留守だったときの対処法
 「な」…内容は正確に伝える

「究極の文房具ハック」高畑正幸:著 河出書房新社:刊
 文房具王、高畑さんが実際に生活の中で使っているライフハック的なことをまとめた本です。机回りや鞄の工夫などは、いかにも仕事できるという感じのものばかり。これまでも雑誌等で拝見しているので特別目新しいものはないように思うが、まとめて読むとなるほど一貫性があるなあと感心させられる。やはり、最後は「iPad」。アウトプットには最適ですね。ほしいなあ。


2010年11月10日水曜日

本田直之式 ハッピーワークスタイル

【今日の本】
「本田直之式 ハッピーワークスタイル」本田直之・村松太郎:著 毎日コミュニケーション:刊
 2ヶ月以上、休んでいました。やっと試験勉強から解放されたので、再開です。この何か一つしかできないところにも、心の弱さがあるのだろう。やはり合格に向けては、心を鍛えることが必要である。
 本田さんと村松さんの会談は、雑誌で読んだことがあるので、ある程度内容は予想できた。とにかく、最近MACに乗り換える人が多い。MACやiPhone、iPadの影響であろうが、Keynoteの使っておられて感激。MACを使っていてもPOWERPOINTであったり、GOOGLEとの連携だったりする記事が多いが、どっぷりつかっている感じがいい。「BACK TO THE MAC」。APPLEが真剣にMACのことを考え出した。Air11インチもいい。
休んでいる間に、どんどん先に進んでいる感じ。そして、「あれもほしい、これも。」と心の中で叫んでいる今日この頃である。
 本の紹介がほとんどなくて、もうしわけない。もっともっと活用せねば。

2010年8月30日月曜日

霧と影

【今日の本】「霧と影」水上勉:著 新潮文庫:刊
 エッセイ以外の水上勉さんの本は初めてかも知れない。心臓の手術をされてからの「電脳暮らし」や不破哲三さんとのエッセイ、また若狭について語ったエッセイ的な本は何冊か読んだことがあるが、本格的な小説をほとんど読んでいなかった。この本を読んだきっかけは、青郷地区を中心に、若狭地方が舞台になっているから。青峨山=青葉山、三本松=三松、青峨小学校=青郷小学校、加斗、本郷、高浜などはそのまま使っておられる。また、笠井早男が死んだ崖は音海の断崖か?そうすると、猿谷郷とは音海?高野?今寺?また、宇田甚平のモデル、神社に言葉を書き残して上京したというモデルは一瀬雷信さんなのか。そして、桑子の話、なんともおどろおどろしい。
 秘境の怪奇、そこに住む人々の宿命、呪われた人生、人間の業が背景に描かれる。そこに、どんどん引き込まれていく。癖になりそうな、妙なおもしろさがある。その土地が生む話とでもいうか。

2010年8月19日木曜日

子ども・ことば・授業 第19号

「子ども・ことば・授業 第19号」 東海国語教育を学ぶ会:編 刊
 8月9日〜10日、東海国語教育を学ぶ会の「第12回授業づくり・学校づくりセミナー」に参加してきました。大変たくさんの参加者でびっくりしました。著名な講師の話が聞け、授業をビデオで紹介してもらえるということもあり、ビデオ持参の人が目立つことと、席が前の方から埋まっていくという積極的な参加者が目立つ会でした。今回の目的は、石井順治さんの話を伺うことでした。出版されている本はほとんど読ませていただかせており、どんな方なのか、一度お目にかかりたいと思っていました。先生は、聴くということを教育の基本に考えて実践されておられる。そのことは、その後の対談や研究会での助言等に現れていました。すばらしい実践家です。
 この冊子は、紀要のようなもので、内容は、①実践報告2本(「ひとつの花」、「川とノリオ」)、②論文「学ぶこと・考えること」、③会員の綴る「例会と私」の3部構成となっており、特に石井先生の実践を読ませていただきました。
 この論文を読む以前に、以下のような課題について思いをめぐらせていました。
①低学年における「学び合う学び」をどう考えるか。
②「学び合い」を何かレベルの高い話し合いのようにとらえていないか。
③どんなときに、グループでの話し合いを取り入れると有効なのか。
  そんな日ごろの疑問にスパッと答えてくれる内容でした。

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン

【今日の本】
「スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン」カーマイン・ゼロ:著 井口耕二:訳 日経BP
「スティーブ・ジョブズの再臨」アラン・デビッチマン:著 大谷利明:訳 毎日コミュニケーションズ
 パワーポイントが起動する。最初に「タイトル」と「サブタイトル」入力する。でも、これがいけない。なるほど、ジョブスのプレゼンには文字はほどんとでてこない。文章と箇条書きは買い物の時以外はあまり役に立たない。なるほどなあ。そして、プレゼンの質を高めたいなら、パワーポイントを開く前に「ストーリー」を作ることが大事だと。そして、印象に残る「ヘッドライン」をつくること。これだけは覚えてかえってほしいアイディア?とでもいうものか。パワーポイント自体は悪くないソフトだと思うが、その前にすることがあるということを学ばせてもらった。400ページほどある本だが一気に読めた。普段作っているプレゼンはまさに面白くないものでした。(反省)
 その勢いで2冊目も読んだが、こちらは期待はずれ?。ブックオフで買ったのだが、それだけのものでした。ということで、特に報告なし。
 「プレゼンティーションZen」という本を前後して読んでいるが、こちらもシンプルなことがよいというような内容で、やはりジョブズが取り上げられている。続けて読んでいきたい。

2010年8月15日日曜日

乙女の密告

【今日の本】「乙女の密告」赤染晶子:著 新潮社:刊
 芥川賞受賞作品、舞鶴市出身、外大の卒業生とういうあたりに惹かれて購入。「アンネの日記」が取り上げられているということも興味深かった。感想を正直に言うと「わけのわからなさ」かな。アンネ・フランクが過ごした疑心暗鬼な隠れ家での生活と現代の「乙女」たちの閉鎖的な心理が重ねられているところがおもしろいのか。面白い作品でした。でも、「アンネの日記」というと少女の気持ちを綴ったものという見方もあるが、決してそうではない気がする。
2年ほど前、新装版の文庫本を読もうと挑戦したが挫折してしまったので、再度挑戦するかな。

2010年8月6日金曜日

橋はかかる

【今日の本】「橋はかかる」村崎太郎・栗原美和子:著 ポプラ社:刊
 「太郎が恋をする頃までには…」「ボロを着た王子様」に続く夫婦での3作目ということになるのでしょうか。3冊とも持っていて、でも、「太郎が恋をする頃までには…」だけ全部読んでいない。「ボロを着た王子様」を読んだときは、正直、何を今さらっていう感じでした。今さらカミングアウトなの?みんな知っていることじゃないのかと。でも、そうでもなかった、そのことが驚きでした。そして、これらの本を出すことに、村崎さんの家族が反対したことにも驚きでした。ええっ、そうなんだと。だから、あまり、おもしろいとはおもいませんでした。この3冊目は、古本屋で半額で買いました。今年の6月に出たものが、もう古本屋で買える?これも驚き。でも、いろいろといい方向にむいているようです。個人的には、猿廻しの大ファンなので、またみられるようになってほしいと思います。3冊目で、少し肩の荷がおりたという感じでした。がんばってください。

2010年8月4日水曜日

これならできる山づくり、鋸谷式間伐マニュアル

【今日の本】
「これなあできる山づくり」鋸谷 茂・大内正伸:著 農文教:刊
「新 鋸谷式間伐マニュアル」鋸谷 茂:監修 大内正伸:著 全国林業改良普及協会:刊

 鋸谷式間伐法とは、間伐手遅れの人工林を健全な植生の人工林にする技術です。つまり、必要な木材と豊かな自然環境を供給する方法です。「山は畑ではない」という考え方に感銘を受けました。そして、非常に具体的なデータに基づいていることにも。林業にはあまり関心はないのですが、なるほどなあ、これならできるかもと思ってしまいました。このように取り組まれているか方が非常に身近におられることにも感動しました。お会いしてお話を伺ったことはあるのですが、そのときは別の話だったので。息子が環境問題や森林問題に興味があるということなので、知らせてやろうかと思いました。

2010年7月24日土曜日

白川静読本

【今日の本】「白川静読本」平凡社:編 平凡社:刊

 こんなにたくさんの人を魅了する、そんな魅力を持った人なのですね。
そして、そのほとんど方が1度しかお目にかかっていないのです。
でも、こんなに人の心を動かす。
 私の周りでは、白川文字学なるものは、大変評判が悪い。
山根一眞氏が紹介しているみその小学校のようには
なかなかいかないようだ。ちなみにこれは雑誌「DIME」で読んだなあ。
(関係ないが、太田あや子氏の本も紹介していたっけ。)
福井県においては、非常に熱が入っているのに。
 しかし、学会ではなかなか白川説は認められない気もする。それは、
いったん認めると、一般的となっている説をすべて(ほとんど?)見直す
必要があるからであるからだろう。あの太い「大」のつく辞書はどうなるのか。
正直、「福井県さん、あまりいわないでよ」という声が聞こえそうです。
だから、いつまでも「白川文字学」なのです。
 しかし、私はこれが正解なんだろうと思っているので、これが「字源」です。

2010年7月22日木曜日

コドモみたいなオトナとのつきあい方

「コドモみたいなオトナとのつきあい方」本間正人・高橋恵子:著 中経出版:刊
 やりたい放題、感情のままに行動するとんでもない大人たち。そんな彼らを「5歳の子ども」とみて、コミュニケーションの取り方を探るという本。もしかして、このような新しい視点に立つことで、人付き合いがうまくいけばいいのですが。
 5歳児の行動パターン
1 甘える
2 一人では行動・判断できない。
3 利己的である。
4 エネルギッシュである。

 では、この子たちと接する秘訣はというと、
1 ストレスをためさせない
2 ほめて学習させる
3 甘やかさない
 6年生くらいの子にも5歳児がいるような気がする。身近にこんな人いるいると思いながら読ませていただいた。

2010年6月28日月曜日

教師の話し方・聴き方

【今日の本】「教師の話し方・聴き方」石井順治:著 ぎょうせい:刊
 石井順治氏の本は「学びの素顔」「学び合う学びが生まれるとき」に続いて、3冊目となる。
 読み始めると真っ先に「聴けないこのいる教室」という見出しが目に飛び込んでくる。まさに、本校の課題であるわけだが、結論としては「聴けない子のいる教室」には「聴けない教師がいる」ということなのです。聴ける教師への転換が必要です。
 また、子どもたちの中に起こる人間関係にまつわる問題の原因に、コミュニケション能力・対話能力がある最後に、のではないか。したがって、話すことと聞くことに取り組むべきと感じている。そんなときに、まさにぴったりな本であった。最近、授業ではペアや班での話し合いがよく見られるようになった。そんな取り組みのもとても参考になるだろう。
 最後に、発言する人が少ない研究会のことに触れている。発言しない人が問題とされるが、実はほとんど発言を独占している人の話し方に問題があるという指摘。なるほどなあ。

2010年6月21日月曜日

残念な人の思考法

【今日の本】「残念な人の思考法」山崎将志:著 日経プレミアシリーズ:刊
 なんといっても題名が印象的。そして、そうなんだよなあと思える。至る所に残念な人がいるように思える。子どもたちもそうだ。印象に残った文章を一部引用する。
 「残念なビジネスパーソンが、人から与えられた目標の達成に向けて他人のペースで仕事をしているのに比べ、できる人は、自分が決めた目標を達成するために、自分のスケジュールで仕事を進める」
「時間がなくても考え方と前提条件は絶対に共有しなければならない」

 最近、「残念な人」という言葉が口癖になりつつある。

2010年6月12日土曜日

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

【今日の本】「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」岩崎夏海:著 ダイヤモンド社:刊

 高校野球のマネージャーがドラッガーの「マネジメント」を読んで、仲間たちと甲子園を目指す話。
実はこの本、iPhone版で読みました。改めてiPhone版で読むことの利点について考えてみました。
1 値段が安い。本だと1,600円、iPhone版は800円。
2 いつでもどこでもちょっとした時間に読める。例えば、病院の待ち時間。
3 携帯に便利。
4 辞書検索機能があるので、読めない漢字や意味のわからない言葉を大辞林やGOOなどで調べることができる。
難点は、線が引けないこと。
 今度は藤沢周平さんい挑戦!「蝉しぐれ」を購入しました。ところで、これってアプリなんですか?

 



2010年5月5日水曜日

スティーブ・ジョブズ 危機を突破する力

【今日の一冊】「スティーブ・ジョブズ 危機を突破する力」竹内一正:著 朝日新聞社:刊
 この名前を見つけると、ついつい買ってしまう。立ち読みで済ませようとするのだけれど。
したがって、一気に読めてしまう。気にいった言葉を拾い上げてみよう。

「偉大な仕事をする唯一の方法は、自分がしていることを好きになることだ。」
「観客を笑わせようと芸人自身がステージ上で笑うのは最低の芸だ」と、これは、立川談志。
「コミュニケーション力とは、『伝えたい熱意×伝えるスキル』の掛け算だ。」
「学校が提供すべきは、生徒がヤル記を引き出す教育なのだ。」
「失敗とは成功する前にあきらめることだ。」と、これは松下幸之助。
それ以外にも、「プロセス重視」でなく、「プロセス直視」だ。なんでいうのも、いいなあ。
最後にこれが一番に印象的である。
「最も重要な決定とは、何をするかではなくて、何をしないかを決めることである。」捨てる力とでも言うべきか。何かを際立たせる力なんだろうなあ。とにかく参考になりました。

2010年4月17日土曜日

久しぶりの3冊

とても久しぶりのブログになります。
娘が大学に進学するために、受験に付き添ったり、アパートを探しに行ったり、そして、引っ越しなど、とても慌ただしい3月でした。静岡に引っ越したのですが、とにかく帰りの東名高速が込むこと込むこと、豊田と岡崎のあたりは半端ではありません。次の朝はもうくたくたです。
今のところは高速道路が1000円なのですが、6月以降は高くなるのですね。もちろん平日は高いのですが、、、。時間がかかる上に、お金もかかる。大変だ。

【今日の本】
「ミスが少ない人は必ずやっている [書類・手帳・ノート]の整理術」サンクチュアリー出版
「一生稼げる[自分]をつくる!」一色真司:著 大和出版:刊
「クラス・マネジメント入門」岡本 薫:著 日本標準:刊

 「整理術」の本もたくさん読んだなあ。特に著者がなく、さまざまな社員に取材したことをまとめている内容である。誰かの例でなく、いろいろな人がやっていることを紹介しているので、どれももっともなものばかり。もうそろそろこの手の本は卒業かなあ。
 一色さんの本はおもしろい。こういう学校があるのかということがまず驚き。そして、自分と年が変わらないとということがさらに驚き。一度話をお聞きしたいと思う。教育畑でなく、ベンチャー企業の社長さんというのが新鮮である。是非機会があればお話をお聞きしたい。
 「マネジメント」は教師に絶対必要である。学級づくりの研修に使うように再度ノートをとりながら読みたい。
 

2010年3月7日日曜日

ずるい!?

【今日の本】
「ずるい!? なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか」青木高夫:著 ディスカバー携書:刊
 丁度、オリンピックの最中だったので、目に止まり、即購入しました。
 確かに、ジャンプ競技のルールが変わると「またか」と思ってしまいます。F1、トロンなど、そうだ、そうだ、そんなこともあったと。柔道もそうだ。
 しかし、作者がいうように、日本人はルールについて「守るもの」という意識が意識が強すぎるのかも知れない。ルールがお上が決めるもので、我々には関係ない、我々はただ守るだけ、というような考え方があるのだろう。そして、ルールが日本に不利に改正されると、それだけでだめだと思い、克服する努力をしないことがあるのではないか。
 ルールづくりも勝負のうち、競争のうちと考えれば、そこから参画することが重要でしょう。そして、そのルール改正の意図を正確につかむことも重要でしょう。日本人は、もっとルールづくりに参画すべきなのでしょう。

2010年2月27日土曜日

【今日の本】「ん」山口謡司:著 新潮新書:刊
 フランス人は「ん」が嫌いだそうである。聞くと不安になるというのが理由らしい。
 書店で立ち読みしていて、何気なく目に入った本であるが、たった「ん」ひと文字、普段何気なく書いたり読んだりしている「ん」の字が、これほど奥が深く、1冊の本になるなんて、そのことが予想もできないことでした。「ん」という文字がこれほどまでに仏教や日本の文化に関係が深いものとは知りませんでした。何気ない疑問がこんなふうに広がりをみせる。これが研究というものなのでしょうか。

2010年2月22日月曜日

外来魚in三方五湖

外来魚から漁場を守ろう! 外来魚 in 三方五湖

日時 平成22年2月20日(土)13:30〜16:30
会場 ホテル水月花 イベントホール

 この会議に参加してきました。「ヒューマンサークル・ジュニア」の環境問題学習の一環として取り組んだ三方湖での「バス釣り大会」。忘れもしない昨年7月24日、偶然私の釣りざおにブルーギルがかかりました。実は、ブラックバスは確認されていたのですが、ブルーギルはそのときが初確認だったそうです。2月に入り、ヒューマンサークル・ジュニアの学習のまとめの時期でもあり、その後の取り組みはどうなっているのだろうかと興味をもち参加したました。あの後、ブルーギルは3〜9cmの小型個体を中心に柴漬漁で捕獲されているようでした。
 福井県の取り組みについての報告の後、琵琶湖博物館 中井学芸員の講演があり、いろいろと参考になりました。三方では柴漬漁が効果があるということ、 電撃船という新しい駆除方法もあるということ、リリースしてもどうせ死ぬからいいというわけではないことなど。
 梅も外来種。でも、梅は重宝されている。増えすぎが問題。私たちは人間は、未来にもとあった姿に近いものを残すことが使命。結局、悪いのは人間?罪悪感とともに責任感を感じつつ取り組むことになるのだろう。こんな話をされました。
 会議の最後に、海浜自然センターの児玉さんにあいさつをして会場を後にしました。


2010年2月20日土曜日

大事なことはすべて記録しなさい

【今日の本】
「大事なことはすべて記録しなさい」鹿田尚樹:著 ダイヤモンド社:刊

 二日目に読んだ本と全く逆の題名の本。ここでは、「大事なこと」とは何か。
自分にとって大事なこととは何かを考えることが重要であろう。著者は、それは、
「あなた自身ことを記録する」ことといいます。「あなた自身のフィルターを
通じて得たこと」、「あなた自身の体験してきたこと、経験」、そして、
「ネットでは検索することのできないあなたの頭の中にあるもの」である。
つまり、「自分自身の記録をすべて残せということ」なのです。
 「情報を捨てなさい」という場合の情報とは、ネットや会議等で与えられる
情報であり、自分自身の考えたことや気づいたことは残すべきものでした。
題名は違いますが、言っていることは同じなのでしょう。
 情報機器や筆記用具などについての情報もあり、その点でも参考になりました。

2010年2月19日金曜日

情報は「整理」しないで捨てなさい

【今日の本】「情報は「整理」しないで捨てなさい」奥野宣之:著 PHP:刊
 情報を捨てるということは難しいことだ。いざ捨てようとしても、なかなか
捨てられないものだ。いつでも見ることができるホームページの資料なども、
ついつい印刷して(とりあえず印刷して)しまう。でも、繰り返して読むことは
ほとんどない。たまってから整理しようとするが、どうしても捨てられないと
いうのが自分の正直な姿です。まず、ここに問題があるということでした。
つまり、「情報をため込んでから整理や分析をするのをやめる。情報と出会った
瞬間、その核心をつかんで保護し、その他はもう眼に入りないように捨て去って
しまおう。」ということです。そのための、「目をつくる」ことが大切であると。
著者が言う「戦略的インプット」という表現はとても印象的でした。
 「情報をとっておくことのデメリット」「情報を捨てることで得られるメリット」
なんていうのは、逆転の発想で実に面白い。自分にとって必要な情報とは何かを
知ることが重要なのだろう。
 ほかにも、いろいろと参考になりました。でも、あっという間に読めました。

2010年2月14日日曜日

思考の整理学

【今日の本】「思考の整理学」外山滋比古:著 ちくま書房:刊
 長女の受験に同行した際に読みました。平均6ページくらいの短編が1冊にまとめられた本。
雑誌か何かの連載をまとめたものでしょうか。昨年東大生が一番読んだ本という宣伝文句にひかれて買ったわけだが、少し難しかった。ハウツウものではないところはいいの
だけれど。どちらかというと、最近この分野の本はハウツウものばかり読んでいる気がする。反省。
 
 2月11日(木)〜12日(金)長女の受験のために名古屋方面に行ってきました。「アップルストア栄」ははずせないということで、とりあえず来店?ヘッドフォンをい
つか聞き比べてみる。値段が高いものはそれなりの音をしている(当たり前)。なかでも、モンスターケーブルのものはすばらしい。しかし、平日なのに、どうしてこんなに人がいるのだろう。その後、「名古屋城」へ。20
10年は、名古屋開府400年、現在本丸御殿の復元に取り組んでおられるようだ。彦根城もそうだったように、家康が幕府を開いた後に建てられた城はだいたい400年くらいを迎える。この城は、大坂方への備えとして建てられたもので、加藤清正、福島正則、前田利常など豊臣恩顧の大名たちの普請によるものである。付近には、県庁と支庁がある。こちらも結構な人。近所の小学生が校外学習に来ていた。学習終了後は、保護者が城まで迎えに来るようだった。近くにこういう施設があるというのはよいこと
だ。

2010年2月7日日曜日

USB短波/FM/AM

【今日のハード】USB短波/FM/AM USBインテリジェントラジオ
 以前、「Griffin Technology Radio SHARK 2」を購入したのですが、あまりにもラジオの受信状態が悪くて、
使い物になりませんでした。そこで、これはどうかということで購入。3日ほど前に届いたのですが、忙しくて、
やっと今日、接続。早速、山下達郎さんの「サンデーソングブック」を録音。受信状態もよく、きれいに録音
できました。本体も小さく、インテリアとしてもかわいい感じでOK。MAC版のソフトはとりあえずといった
感じですが、このレベルで録音ができればよしとしましょう。予約録音がうまくできなかったり(というか、
設定方法がいまいちよくわからないんですが)は、今後の課題。とにかく、これでやりたいことがまた一つ
できるようになりました。めでたしめでたし。
 ところで、あやまって投稿してしまった場合の訂正方法ってないんでしょうか?困ったなあ。

訂正方法

投稿した後で気づきました。こうやって訂正するんだ。なるほど、なるほど。
とほほ。でも順番が逆だね。

2010年2月1日月曜日

子育ては素敵なこと

1月31日(土)10:00〜 子育て講演会 講師 広木克行先生
 臨床心理学の成果を踏まえ、「子どものありのまま」を理解することの重要性を再確認させていただいた。

 【印象に残った言葉】
「先生は正常発達モデルをベースにしており、そこからはずれた子どもは困った子にしてしまう。」
 →でも、正常な発達モデルを理解できてさえ得ないのではないだろうか。自分が理解できな  いものを理解しようとしないのではないか。発達心理学を改めて勉強する必要を感じた。  少なくとも、発達は相互作用であるはずだから。」

「困った子じゃなくて、困っている子。」「子どもの言動には必ず意味がある。」
 →困っているのは先生じゃなく、子どもである。支援が必要な子どもに対する教育と同じ発  想である(はず)。

「変わってほしいと思っている親や教師が変わることが重要である。」
 →関係性。相互作用。関係が変わらないと子どもは伸びない。

「先生はなんでも発達障害、学習障害として、とらえる傾向がないか。」
 →本当に必要な支援とは違うものを与えてしまわないか。

「母性や父性は遺伝子に組み込まれていない。」
 →なるほどなあ、だから、逆に一人一人に応じた子育てができるわけだ。

「ひとつのものさしで見ない」
「単語家族→単文家族→複文家族→重文家族→対話のある家庭」

 もっと他にもありますが、このくらいで。
 学生の頃、教育学や発達心理学を学習していた時に聞いたフレーズに似た言葉をたくさん聞いて気がする。僕も学び直しをしないといけないなあ。






2010年1月28日木曜日

ミープ・ヒースさん

2010年1月11日、ミープ・ヒースさんが亡くなりました。100歳でした。
 ミープ・ヒースさんは、アンネフランクの隠れ家生活を支援していた方で、アンネの日記を見つけて保管していたのも彼女でした。命がけでアンネたちの生活を支えたミープさんがいたからこそ、私たちはアンネのことが学べるのです。
 昨年度、子どもたちを一緒にホロコーストや杉原千畝さんについて学んだので、今日、子どもたちにもこのことを知らせ、ホロコースト教育資料館のホームページにあった「日本の子どもたちへ」というメッセージを紹介しました。ご冥福をお祈りします。

2010年1月24日日曜日

ひらがなにっき

【今日の本】
「ひらがなにっき」 若一の絵本制作実行委員会:文 長野ヒデ子:絵 エルくらぶ:刊
「おかあさんがおかあさんになった日」長野ヒデ子:作 童心社:刊
「おとうさんがおとうさんになった日」長野ヒデ子:作 童心社:刊
 NHKテレビ「じいかいた」を見て興味をもった「ひらがなにっき」、そして、絵を描いた長野ヒデ子さんの絵本 3冊を読む。色鉛筆で描かれた絵がとてもよくかけていました。
 現在、「思考と言語」ヴィゴツキー著 に挑戦中。大学時代に読んだのですが、再度挑戦。

2010年1月14日木曜日

「ぢ」と「じ」の謎

【今日の本】国語の先生も知らなかった「ぢ」と「じ」の謎 土屋秀宇著 光文社刊
 当用漢字、現在かなづかい、当用漢字音訓表、交ぜ書き、代用漢字、改めて漢字や国語はとんでもないことになっているなあと思う。とくに、代用漢字は白川さんの講演でもよく聞いたが、本来の意味や成り立ちが完全に無視されているわけで、本当に嘆かわしい。まず知ることが重要であろう。実はこういったことが子どもたちを漢字嫌いにさせているのだろう。教育の現場にいると「許容」という発想が全くないことに驚く。このあたり、教師の責任は重大。
 パソコンやワープロがこれだけ普及したのだから逆にもっと漢字を正しく使うことを奨励してもいいのではと思ってしまう。

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2010年1月8日金曜日

brother HL-2170W


【今日のハード】brother JUSTIO HL-2170W
MacOS SnowLepardにCanonLBP3100がつながらない。サポートの予定もないということで、
HL−2170Wを購入。有線・無線LANでつなぐこともできるが、とりあえずUSBでつなぎ使ってみる。キャノンに比べると、印字開始までに少し時間がかかること、また、印字が少し薄いことが違いか。印字は好みとして、レスポンスはキャノンの方がよかったか。しかし、コストパフォーマンスは最高。この値段でと考えればすべてOK!全高が低いのでラックの上の方においても紙がとれやすく使いやすい。ということで、机の配置換えもしました。プリンターが上にあがったので、作業スペースは広くなりました。

2010年1月7日木曜日

OLD CAMERA


【今日のアプリ】 Old Camera
iPhone用のアプリです。お正月の「お的射の儀」の時に、撮影したもの。白黒への変換が結構スムーズで、できもいい。300万画素ですが、ズームしていないせいか、よく写っている。白黒も面白いなあと思わせてくれるアプリです。