2010年5月5日水曜日

スティーブ・ジョブズ 危機を突破する力

【今日の一冊】「スティーブ・ジョブズ 危機を突破する力」竹内一正:著 朝日新聞社:刊
 この名前を見つけると、ついつい買ってしまう。立ち読みで済ませようとするのだけれど。
したがって、一気に読めてしまう。気にいった言葉を拾い上げてみよう。

「偉大な仕事をする唯一の方法は、自分がしていることを好きになることだ。」
「観客を笑わせようと芸人自身がステージ上で笑うのは最低の芸だ」と、これは、立川談志。
「コミュニケーション力とは、『伝えたい熱意×伝えるスキル』の掛け算だ。」
「学校が提供すべきは、生徒がヤル記を引き出す教育なのだ。」
「失敗とは成功する前にあきらめることだ。」と、これは松下幸之助。
それ以外にも、「プロセス重視」でなく、「プロセス直視」だ。なんでいうのも、いいなあ。
最後にこれが一番に印象的である。
「最も重要な決定とは、何をするかではなくて、何をしないかを決めることである。」捨てる力とでも言うべきか。何かを際立たせる力なんだろうなあ。とにかく参考になりました。