2010年2月27日土曜日

【今日の本】「ん」山口謡司:著 新潮新書:刊
 フランス人は「ん」が嫌いだそうである。聞くと不安になるというのが理由らしい。
 書店で立ち読みしていて、何気なく目に入った本であるが、たった「ん」ひと文字、普段何気なく書いたり読んだりしている「ん」の字が、これほど奥が深く、1冊の本になるなんて、そのことが予想もできないことでした。「ん」という文字がこれほどまでに仏教や日本の文化に関係が深いものとは知りませんでした。何気ない疑問がこんなふうに広がりをみせる。これが研究というものなのでしょうか。

2010年2月22日月曜日

外来魚in三方五湖

外来魚から漁場を守ろう! 外来魚 in 三方五湖

日時 平成22年2月20日(土)13:30〜16:30
会場 ホテル水月花 イベントホール

 この会議に参加してきました。「ヒューマンサークル・ジュニア」の環境問題学習の一環として取り組んだ三方湖での「バス釣り大会」。忘れもしない昨年7月24日、偶然私の釣りざおにブルーギルがかかりました。実は、ブラックバスは確認されていたのですが、ブルーギルはそのときが初確認だったそうです。2月に入り、ヒューマンサークル・ジュニアの学習のまとめの時期でもあり、その後の取り組みはどうなっているのだろうかと興味をもち参加したました。あの後、ブルーギルは3〜9cmの小型個体を中心に柴漬漁で捕獲されているようでした。
 福井県の取り組みについての報告の後、琵琶湖博物館 中井学芸員の講演があり、いろいろと参考になりました。三方では柴漬漁が効果があるということ、 電撃船という新しい駆除方法もあるということ、リリースしてもどうせ死ぬからいいというわけではないことなど。
 梅も外来種。でも、梅は重宝されている。増えすぎが問題。私たちは人間は、未来にもとあった姿に近いものを残すことが使命。結局、悪いのは人間?罪悪感とともに責任感を感じつつ取り組むことになるのだろう。こんな話をされました。
 会議の最後に、海浜自然センターの児玉さんにあいさつをして会場を後にしました。


2010年2月20日土曜日

大事なことはすべて記録しなさい

【今日の本】
「大事なことはすべて記録しなさい」鹿田尚樹:著 ダイヤモンド社:刊

 二日目に読んだ本と全く逆の題名の本。ここでは、「大事なこと」とは何か。
自分にとって大事なこととは何かを考えることが重要であろう。著者は、それは、
「あなた自身ことを記録する」ことといいます。「あなた自身のフィルターを
通じて得たこと」、「あなた自身の体験してきたこと、経験」、そして、
「ネットでは検索することのできないあなたの頭の中にあるもの」である。
つまり、「自分自身の記録をすべて残せということ」なのです。
 「情報を捨てなさい」という場合の情報とは、ネットや会議等で与えられる
情報であり、自分自身の考えたことや気づいたことは残すべきものでした。
題名は違いますが、言っていることは同じなのでしょう。
 情報機器や筆記用具などについての情報もあり、その点でも参考になりました。

2010年2月19日金曜日

情報は「整理」しないで捨てなさい

【今日の本】「情報は「整理」しないで捨てなさい」奥野宣之:著 PHP:刊
 情報を捨てるということは難しいことだ。いざ捨てようとしても、なかなか
捨てられないものだ。いつでも見ることができるホームページの資料なども、
ついつい印刷して(とりあえず印刷して)しまう。でも、繰り返して読むことは
ほとんどない。たまってから整理しようとするが、どうしても捨てられないと
いうのが自分の正直な姿です。まず、ここに問題があるということでした。
つまり、「情報をため込んでから整理や分析をするのをやめる。情報と出会った
瞬間、その核心をつかんで保護し、その他はもう眼に入りないように捨て去って
しまおう。」ということです。そのための、「目をつくる」ことが大切であると。
著者が言う「戦略的インプット」という表現はとても印象的でした。
 「情報をとっておくことのデメリット」「情報を捨てることで得られるメリット」
なんていうのは、逆転の発想で実に面白い。自分にとって必要な情報とは何かを
知ることが重要なのだろう。
 ほかにも、いろいろと参考になりました。でも、あっという間に読めました。

2010年2月14日日曜日

思考の整理学

【今日の本】「思考の整理学」外山滋比古:著 ちくま書房:刊
 長女の受験に同行した際に読みました。平均6ページくらいの短編が1冊にまとめられた本。
雑誌か何かの連載をまとめたものでしょうか。昨年東大生が一番読んだ本という宣伝文句にひかれて買ったわけだが、少し難しかった。ハウツウものではないところはいいの
だけれど。どちらかというと、最近この分野の本はハウツウものばかり読んでいる気がする。反省。
 
 2月11日(木)〜12日(金)長女の受験のために名古屋方面に行ってきました。「アップルストア栄」ははずせないということで、とりあえず来店?ヘッドフォンをい
つか聞き比べてみる。値段が高いものはそれなりの音をしている(当たり前)。なかでも、モンスターケーブルのものはすばらしい。しかし、平日なのに、どうしてこんなに人がいるのだろう。その後、「名古屋城」へ。20
10年は、名古屋開府400年、現在本丸御殿の復元に取り組んでおられるようだ。彦根城もそうだったように、家康が幕府を開いた後に建てられた城はだいたい400年くらいを迎える。この城は、大坂方への備えとして建てられたもので、加藤清正、福島正則、前田利常など豊臣恩顧の大名たちの普請によるものである。付近には、県庁と支庁がある。こちらも結構な人。近所の小学生が校外学習に来ていた。学習終了後は、保護者が城まで迎えに来るようだった。近くにこういう施設があるというのはよいこと
だ。

2010年2月7日日曜日

USB短波/FM/AM

【今日のハード】USB短波/FM/AM USBインテリジェントラジオ
 以前、「Griffin Technology Radio SHARK 2」を購入したのですが、あまりにもラジオの受信状態が悪くて、
使い物になりませんでした。そこで、これはどうかということで購入。3日ほど前に届いたのですが、忙しくて、
やっと今日、接続。早速、山下達郎さんの「サンデーソングブック」を録音。受信状態もよく、きれいに録音
できました。本体も小さく、インテリアとしてもかわいい感じでOK。MAC版のソフトはとりあえずといった
感じですが、このレベルで録音ができればよしとしましょう。予約録音がうまくできなかったり(というか、
設定方法がいまいちよくわからないんですが)は、今後の課題。とにかく、これでやりたいことがまた一つ
できるようになりました。めでたしめでたし。
 ところで、あやまって投稿してしまった場合の訂正方法ってないんでしょうか?困ったなあ。

訂正方法

投稿した後で気づきました。こうやって訂正するんだ。なるほど、なるほど。
とほほ。でも順番が逆だね。

2010年2月1日月曜日

子育ては素敵なこと

1月31日(土)10:00〜 子育て講演会 講師 広木克行先生
 臨床心理学の成果を踏まえ、「子どものありのまま」を理解することの重要性を再確認させていただいた。

 【印象に残った言葉】
「先生は正常発達モデルをベースにしており、そこからはずれた子どもは困った子にしてしまう。」
 →でも、正常な発達モデルを理解できてさえ得ないのではないだろうか。自分が理解できな  いものを理解しようとしないのではないか。発達心理学を改めて勉強する必要を感じた。  少なくとも、発達は相互作用であるはずだから。」

「困った子じゃなくて、困っている子。」「子どもの言動には必ず意味がある。」
 →困っているのは先生じゃなく、子どもである。支援が必要な子どもに対する教育と同じ発  想である(はず)。

「変わってほしいと思っている親や教師が変わることが重要である。」
 →関係性。相互作用。関係が変わらないと子どもは伸びない。

「先生はなんでも発達障害、学習障害として、とらえる傾向がないか。」
 →本当に必要な支援とは違うものを与えてしまわないか。

「母性や父性は遺伝子に組み込まれていない。」
 →なるほどなあ、だから、逆に一人一人に応じた子育てができるわけだ。

「ひとつのものさしで見ない」
「単語家族→単文家族→複文家族→重文家族→対話のある家庭」

 もっと他にもありますが、このくらいで。
 学生の頃、教育学や発達心理学を学習していた時に聞いたフレーズに似た言葉をたくさん聞いて気がする。僕も学び直しをしないといけないなあ。