2010年3月7日日曜日

ずるい!?

【今日の本】
「ずるい!? なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか」青木高夫:著 ディスカバー携書:刊
 丁度、オリンピックの最中だったので、目に止まり、即購入しました。
 確かに、ジャンプ競技のルールが変わると「またか」と思ってしまいます。F1、トロンなど、そうだ、そうだ、そんなこともあったと。柔道もそうだ。
 しかし、作者がいうように、日本人はルールについて「守るもの」という意識が意識が強すぎるのかも知れない。ルールがお上が決めるもので、我々には関係ない、我々はただ守るだけ、というような考え方があるのだろう。そして、ルールが日本に不利に改正されると、それだけでだめだと思い、克服する努力をしないことがあるのではないか。
 ルールづくりも勝負のうち、競争のうちと考えれば、そこから参画することが重要でしょう。そして、そのルール改正の意図を正確につかむことも重要でしょう。日本人は、もっとルールづくりに参画すべきなのでしょう。