2013年11月26日火曜日

ニコンDf

【ニコンDf】
 もしも1年前に出ていたら、間違いなく勝ったでしょう。こんなのがほしかったのです。デジタルとアナログが融合したようなモデルとでも言った方がいいのでしょうか。
シャッタースピードや絞りをマニュアルで決められる(操作できる)ところがいい。
 「D」は、やはりデジタルの「D」でしょう。では、「f」は?「F」なら、むかしのFシリーズのこと。我が家に少し前まであった「F3」などの「F」。でもそれなら大文字。「f」は小文字なので違う。調べてみると、フュージョンの「f」だそうです。とにかく、こんなものを発売するニコンがすごい。拍手!拍手!それに、NIKONの文字?まっすぐになりましたね。最近は、NIKONですもんね。これって、なんとなく、傾いている感じでいやでした。実際、傾いている?ニコンがんばれ!
 しかし、デザイン的には今ひとつ。厚みがありすぎ。頭でっかちな感じですね。あと、写真しか見ていないのですが、ボディーはプラスチックなのかな。アルミならいいのに。
 最後に願望をひとつ。電池のいらないデジタルカメラってできないかなあ?もう一台持っている「FM3a」のハイブリッドシャッターみたいに。無理と思うけど、できないかなあ。

2013年11月25日月曜日

茶の本

【今日の本】「茶の本」岡倉天心:著 大久保喬樹:訳 角川ソフィア文庫:刊


 キンドルなら、無料でダウンロードして読めるのですが、なにせ旧字体なので、大変読みづらい。そこで、新版ということで、現代文で書かれたこの本を購入して読んだ。大久保喬樹さんの訳?は大変読みやすかった。また、解説がつくのも大変ありがたい。
 なんとも壮大な内容である。岡倉天心は、茶を「東洋文明が到達した最高の哲学、世界観」として紹介しており、その発展を老荘思想、道教、禅をルーツとする東洋の長い歴史から説明している。明治の時代によくぞ、このような教養豊で、深い思想の持ち主がいたことだ。社会科の教科書には、福沢諭吉と岡倉天心を明治の2大思想家として紹介しているが、再認識させられた。
 驚くのは、これが当時英語で書かれたということで、その英語力たるや素晴らしいものである。現代語版を買ったが、時間があれば、キンドルの旧字体、また、英文でも読んでみたいものだ。

【今日のCD】
 「クリスマス・イブ 30th Anniversary Edition」
 「宮澤賢治が聴いたクラッシック」
 クリスマス・イブは、ファンとしては当然の買い物か?アコースティックライブ版は、できれば、佐橋、伊藤、難波、山下の4人でのバージョンが聴きたかったので、少し残念。DVDはありがちな話ですが、牧瀬里穂が出てくるあたりが、にくい演出です。今年もチャートに入るのでしょうか。すごいなあ。ところで、アマゾンで購入したのですが、LP版を誤って買ってしまいました。どうしようかな?
 宮澤賢治の聴いたクラシックのほうは、当時の音源であることが面白くて購入。音が小さかったり、雑音があったりするが、それが面白い。こんな音を聞きながら、「セロ弾きのゴーシュ」を書いていたのでしょうか。そう考えると、もっと面白い。解説書もありがたい。



2013年11月18日月曜日

歴史フォーラム、国吉城

【歴史フォーラム】
 11月17日(日)平成25年度美浜町歴史フォーラム「古代若狭の交通、往来、地域社会」に参加しました。
 開催挨拶、基調報告のあと、フォーラム(講演)が5本あり、その後、座談という構成でした。今年で10回目だそうであるが、このような規模(内容)のフォーラムを町単位で続けておられることに驚いた。また、交通というテーマで、比較的若い研究者の方を招き、新しい研究成果を聞くことができ、有意義であった。
 古代若狭の交通を考える上での課題として、①若狭の駅家(うまやと読む)の所在と変遷、②若狭西部の交通路、③若狭と近江、越前の交通路の3点をあげられ、それらについて5名の方々が自分の研究に沿って、持論を展開された。正直なところ、駅家という言葉すら知らず、駅制と伝制といわれても正直わからず、ついて行くのが精一杯でした。

【若狭国吉城歴史資料館】
 その後、というか、座談をきかずに会場をあとにして、もう一つの目的地「若狭国吉城歴史資料館」を訪ねました。ここも、一度は行ってみたいと思いつつ、近くまで行くのですが、なかなか機会がなく、訪ねることができませんでした。入館が4時30分まででしたので、座談には出られませんでした。
 国吉城は、朝倉勢を相手に壮絶な籠城戦を行い、一度も負けなかったことで有名です。信長の朝倉攻めの最前線の城としても有名です。そのときは、浅井長政の裏切りで撤退を余儀なくされましたが、その後姉川の戦いで浅井朝倉軍を打ち破ることとなります。
 ちょうど、国吉城ゆかりの戦国武将展②として、「織田信長展」をやっており、入場料が無料でした。少しラッキー。この朝倉攻めのとき、高浜城の逸見駿河守も信長に味方して参戦しています。もしも、この後、本能寺で信長が死ななければ、逸見氏も信長の家臣として、高浜ももっと栄えていたかも知れません。歴史というのは実に気まぐれな者です。本を何冊かを買って、帰りました。今日も一日けっこう有意義な一日でした。



2013年11月13日水曜日

白山平泉寺、高野山金剛峯寺

 11月9日(土)「戦国越前若狭朝倉氏ゆかりの地をめぐる講座」に参加するため、白山平泉寺を訪ねました。白山平泉寺歴史探遊館で福井大学の松浦義則先生の講演をお聞きした後、ガイドさんの案内のもと、平泉寺を見学しました。近くまでは来ているのですが、なかなか訪ねることができなかったので、この機会に是非と思い参加したわけです。「日本の道百選」に選ばれている「石畳の参道」、「かおり風景百選」に選ばれている「苔の美しい境内」、「歴史の道百選」に選ばれている「白山善定道」、そし
て、「国の名勝」んい選ばれている「旧玄成院庭園」など見所は満載です。個人的には、石畳が気に入りました。当時のままの石畳をみて、その上を実際に多くの僧が歩いたのかと思うと感動ものです。

 10日(日)、京都交通社のバスツアー「紅葉の高野山 奥の院と金剛峯寺」に参加しました。日帰りなので、ゆっくりと見学することはできませんでしたが、ツアーなので、ガイドさんから丁寧な説明を受けることができ、大変貴重な経験をすることができました。紅葉は終わりかけていましたが、少しだけ紅葉気分を味わえました。また、見学中は雨も上がり、傘なしで見学もできました。写真は、本当は撮影禁止かと思いますが、奥の院を遠く橋のあたりから撮影したものです。

 さらに、11月10日とえいば、初代「iPod」が発売された日です。初代「iPod」は、2001年10月23日に発表され、11月10日にアメリカで販売が開始されました。日本での発売はその1週間後の11月17日でした。その後の音楽シーンを大きくかえることとなる初代「iPod」が発売12周年を迎えたことになります。私の場合は、2代目?10GBのものを中古で買ったのが初めでした。当時はファイヤーワイヤーでの接続(同期)でした。その後、シャッフル、160GBのものと購入しました。アイチューンズの簡単さは当時ビックリでした。未だにすごいです。最近では、あまり持ち歩いて聞くことはなくなりましたが、時々電源を入れいてみています。そういえば、最近iPhoneにおされているようですが、新製品の噂はないのでしょうか。少しさびしい。
 そういえば、2001年のジョブズのプレゼンでは、ビートルズの曲に混じって、確かサザンオールスターズの曲もかかっていたと思います。忘れられたBIG WAVE?
だったと思うのですが、違っていたかなあ。


2013年11月4日月曜日

岡倉天心

11月2日(土)「空前絶後の岡倉天心展」に県立美術館に、その後、国際交流会館に「国際シンポジューム  欧米における東洋文化思想のひろがり」にも行ってきました。
 国際シンポジュームというだけあって、アメリカからの講師がおり、同時通訳が行われました。個人的には、はじめて、イヤフォンをつけて話を聞いたわけです。
 話を聞いて、改めて岡倉天心という人物が文化行政、美術指導家、そして、思想家として、大きな足跡を残していたことに気づかされました。そして、福井県との接点についても。横山大観らの美術作品については知識もなく、あまり深く理解できませんが、「茶の本」は読もうかなあと思いました。早速注文!
 でも、「空前絶後」とは、「今までに例がないほど珍しいこと」ですが、なんかすごい題名ですよね。持ち上げすぎではないか。
 話は変わりますが、同時通訳の音声ですが、カメラマンたちがシャッターを切るたびに「バチバチ」というノイズが入ったのですが、もう少し撮影ひかえてほしいなあと感じました。同じ人をそんなにたくさん写さなくてもいいのに。