2014年12月13日土曜日

CD2枚

大滝詠一「Best Always」
 大滝詠一さんのベストアルバム。シングルの楽曲を中心に構成されたベスト盤。初めて聞くのは、「夢で逢えたら」くらいかな。でも買ってしまいます。ファンなので。
当然ですが、本人のプロデュースではありません。たぶん?遺族が引き継いでいるのか? どちらかというと、「君は天然色」「 恋するカレン」「 A面で恋をして」「 さらばシベリア鉄道」などいった後期の大滝詠一ファンを意識した内容で、「福生ストラット」のような曲は入っていません。 残念!はやりベスト盤は生きているうちに出しておくべきか?でも、急に逝ってしまうこともあるしね。今後、ファンを悲しませるようなCDを出すことがないように祈ります。ジョンレノンのように!山下の達郎さんにでもお願いすればよかったのに。もっといいものができたと思いますよ。でも、しないなあ。きっと。


竹内まりや「Variety (30th Anniversary Edition) 」
 こちらの購入動機もファンだからです。竹内まりやの代表作「ヴァラエティ」30周年記念盤。なんと、1984年作品だそうです。そして、全曲自作、山下達郎プロデュースというゴールデン・コンビの記念すべき第1弾です。また、30年たっても、全然古くならないつくりはさすがです。まったく風化しない。当時の裏話がいっぱいのライナーノーツがとても興味深かった。「もう一度」の出だしのコーラスは最高です。「プラスティック・ラブ」のリズム隊は最高です。特に。青山さんのドラム。「本気でオンリーユー (Let’s Get Married)」オルガンは本人?坂本さん?「One Night Stand」はピアノがいいです。「 Broken Heart」のアレンジが最高。「アンフィシアターの夜」のサザンロックギターがすばらしい。「とどかぬ想い」のなにげなさが最高。「マージービートで唄わせて」はすかすかのリバプールサウンド「水とあなたと太陽と」、こんなアレンジもできる達郎さんが素敵。「ふたりはステディ」はエコーめいっぱい。「シェットランドに頬をうずめて」の弦のアレンジすばらしい。本当に、30年前とは思えない名盤です。