2014年8月16日土曜日

【今日の本】というか【最近の本】
 本当に更新が進まない。気持ちの問題か?忙しさか?ということで、本当に久しぶりの更新です。

「働き方」稲森和夫:著 三笠書房:刊
 多くの若者が働く意義や目的を見失っている。一生懸命働くことや必死に働くことに意味がないとか、かっこわるいとさえ感じている。一攫千金を果たし早くにリタイアしたいとか。また、ニートやフリーターといった人たちの増加している。そんななか、働くことの人生にとっての素晴らしい可能性について述べていうのがこの本のねらいだ。京セラやKDDIを創業してきた著者ならではの考え方がちりばめられた本である。とにかく、今の仕事にもっと前向きに、無我夢中に取り組むことが必要であり、そうすることで価値のある未来が見えてくるというものです。どちらかというと、経営者側の人が好んで読む本ではにか?と思われる。ニートやフリーターといった人たちにはどうだろう。
「従業員をやる気にさせるつのカギ」稲森和夫:著 日本経済新聞出版社:刊
 7つのカギとは、以下のとおりです。
①従業員をパートナーとして迎え入れる ②従業員に心底惚れてもらう
③仕事に意義を説く ④ビジョンを高く掲げる
⑤ミッションを確立する ⑥フィロソフィーを語り続ける
⑦自らの心を高める 
 意義やビジョン、ミッションやソフィロフィー(哲学)を語り続けることは本当に重要であると思う。自らの経営哲学を語るとさすがにわかりやすく、すぐに納得できる内容でした。

「最高の戦略教科書 孫子」 守屋 淳:著 日本経済新聞出版社:刊
 最近、孫子を引用する方が多い。ただそう言う理由で購入し、読んでみました。
といっても、第1部はむずかすぎるのでパスして、第2部のみ読みました。でも、やはり私にはむずかしすぎる。ただ、印象に残ったのは、「戦略」と「戦術」の違いという話である。「戦略」とは、戦闘力の運用、「戦略」とは、銭湯の運用。登山を例にたとえると、頂上へのコース選びが「戦略」、途中の生涯の乗り越え方が「戦術」。2つの違いを認識することが重要なわけは、目先の目標達成に入れ込んでしまい、大きな目的や戦略を忘れることが往々にして起こる。(老子にはこの2つの違いは説明していないが)
 また、試行錯誤と臨機応変との違いなども面白かった。いずれにせよ、第1部を是非読まなければならないと思うが、いずれまたということにしよう。

「脳の強化書」加藤俊徳:著 あさ出版:刊
 脳科学者が真剣に書いた内容で、面白かった。おもしろおかしく書いたものとは違うと言うことです。脳は死ぬまで成長する、脳細胞は減っても、脳内のアミノ酸はふえていく。脳の成人式は30歳だそうです。
 興味を持ったのは、「新しい美容院を開拓する」「10年前に読んだ本をもう一度読む」「おしゃれな人の服装をまねてみる」「普段絶対に読まない本のタイトルを黙読してみる」「階段を一段飛ばしで下りてみる」などです。普段と違った脳の使い方をすることが重要なのでしょうね。これなら、できるかなあ。
「絶対にミスをしない人の仕事のワザ」鈴木真理子:著 明日香出版社:刊
 ついつい買ってしまうこの手の本は、何か一つでもためになるものがあればよしと思い買っているのである。この本にも77ものワザが書いているが、特に参考になるのは2・3個しかないのである。では、立ち読みでもいいのでは思われるかも知れませんが、何となく買ってしまうのです。そして、大して期待もしていないのに、なにげないことにミスをなくすアイディアがあるのだと感心させられます。
「子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?」おおたとしまさ:編 日経Kids+:刊
 8名の著名人が真剣に「べき論」ではない勉強の本を書いているという印象です。ぜひ親子で読んでください。

「ピュリツァー賞受賞写真全記録」
            ハル・ビュエル:著 日経ナショナルジオグラフィック社:刊
 本のカタログを見て、衝動買い。コメントは特にありません。

レイアウトが、うまくいきませんでした。とても見にくいです。