2015年2月11日水曜日


【今日の本】
「ぼくとおとうさん」清水千恵:作 文研出版:刊
 ぼくは、お父さんが交通事故になったことでうまく話せなくなった。そして、野球の練習にもいかなくなった。そんなとき、幼なじみのたいちが訪ねてきて、驚いたことに、たいちはぼくを「いじめ虫」と呼んだ。もちろん謝ってくれたが、そのやりとりのなかで、ぼくは元気になり、うまく話せるようになっていく。

「ジョナサン・アイブ」リーアンダー・ケイニー:著 日経BP:刊
 東京出張中の電車の中で読んだ。5章の「帰ってきたジョブズ」から最後まで読んで、そのあと、はじめに戻って。ジョナサン・アイブがいたから、ジョブズはアップルに戻ってきたのだと思う。ジョブズとアイブ、この2人が間違いなく、僕たちの生活を変えたといえる。IPOD,IPHONE,IPAD,MACBOOK,IMAC、どれ1つ欠けても、ぼくの生活は成り立たない。どちらか1人ではなく、この2人が。

機能が優先されるコンピュータの世界でデザイン優先の開発ができたことは奇跡であるが、同時に理にかなっている。ipodの成功が物語っているように、シンプル=扱いやすさ、シンプルなものは持ち主が自由に扱えるのである。