2017年5月29日月曜日

ひめ風

 5月27日(土)、福井市フェニックスプラザに「ひめ風」のコンサートに行ってでました。記憶では、南こうせつさんは大学生以来(「夏の少女」がヒットしていたころ)、伊勢正三さんは高浜町で10年ほど前に(尾崎亜美、小原礼、佐藤?さんたちとのジョイント)見て以来でした。
CDジャケットから。
本当にこうせつは変わらない。
 かぐや姫と風の曲のみという懐かしい内容で、参加している人を見ても、ほぼ同世代ばかりでした。ヒット曲ばかりなので、会場全体が大合唱という感じでした。なんともいい感じのコンサートでした。さすがに、正やんは声が出なくなったけれど、こうせつは昔と全く同じ声でびっくりしました。すごいなあ!まあ、どちからというと、正やんのファンの方が多いような気がしましたが。
 1曲終わるたびに、こうせつが正やんの歌詞を面白おかしくいじっていましたが、それがおかしかったです。というのも、半分は真面目というか?正やんの歌詞には時々おもしろいものがありました。
 旅、男と女、別れといったところがテーマでしょうか?でも、ときどき男どおしの別れというのもあり、また、それが照れくさいという詩もあります。「照れくさいものさ、男どおしなんて〜」なんてね。また、題名にも面白いものがあります。「アフタヌーン通り25」なんていうのがあり、たぶん高校生だったのですが、「25」って何だろうと考え込んでしまいました。国道25号線?、あるいは25時?なんか違うなあと悩んでいたら、風の本「風をたずさえて」に答えが載っていました。なんと、午後だから「25」?5×5=25だからでした。よれを読んだときは思わず笑ってしまいました。何じゃそりゃって感じ。極めつけは、「古都」!「別れた人には京都が似合うと、初めて気づいた木屋町通り」嵐山や大原でなく、木屋町通り。全くイメージに合わない。まあ、カップルが多いので、逆に寂しくなり、分かれて一人になったことを思い出す?これもさっきの本に書いてありました。作詞しようと観光パンフレットを見ていたら「木屋町通り」という言葉が見に入ってきたらしく、語呂だけで選んだそうです。一生懸命、悩んで損した気分でした。と、そんなことを思い出してしまいました。また、それも懐かしい。

2017年5月20日土曜日

落語2

【落語2】5月19日(土)、福井市文化会館で「立川談春独演会」に参加しました。
 確か、2年度前はチケットが取れなかったので、今回は是非参加したいと思っていました。今、なかなかチケットが取れないらしいですが、何とか取れました。テレビにもよく出ているので人気も高いのでしょうか。落語以外では、さだまさしのコンサートのMCをされているのを知っていました。2人とも同じ高校の落研のOBらしいです。
 さて、独演会と聞いていましたが、きっと前座がいるのかと思いきや、本当に一人、本当に独演会でした。2時間半、一人で2つのネタを演じられました。すごいものです。うまいなあと思いました。
 最初のネタは知りませんが、2つ目は「居残り佐平次」でした。私は、これまでに、古今亭志ん朝のCDで聞いていました。前編と後編に分け、2時間たっぷり聞かせてもらいました。「さげ」は、普通は「どこまでわたしをおこわにかけやがんだろう?」「ええ。旦那の頭がごま塩でございますから」ですが、談春さんのは違っていました。何でも、談氏師匠の「さげ」だそうです。どんな「さげ」だったかは覚えていませんが。立川談志さんのDVDがあるので、聞いて確かめたいと思います。聞いてから書けば紹介できたのですが。いずれまた。とにかく、往復4時間かけて、聞きに行った甲斐がありました。
ネットから拝借しました。

2017年5月14日日曜日

落語1

【落語1】
当日のチケット
13日(土)知人のお誘いで寄席に行ってきました。奥さんの知り合いのお誘いなので、ほとんど情報のないまま、ドライブ気分、そして運転手のつもりで参加しました。
とにかく、会場は、若狭町河内の円城寺ということしかわかりません。実は、河内というところは知ってはいましたが、行くのは初めて、でも、近くに行けば、狭いところなので、後はナビでなんとかなるだろうと。
 行ってみると、円城寺ではなく、「円成寺」。1時からと聞いていたのは「2時開演」の間違い。なんと不確かな情報。いったい誰の落語なんだろう?こんな様子では期待はできないなあと思いつつ、とりあえず受付だけ済ませて、付近を散策。といっても半径五〇〇mくらいですが。
こんな感じでした。
円成寺の寄席とは違います。
ネットから拝借しました。
会場に入ると、とても立派なお寺でした。看板を見ると「第13回円成寺寄席」。なんと13回も続いている。そして、開演が近づくにつれて、会場である本堂は一杯になりました。こんな山奥の(失礼!)それもお寺の寄席なのにと思っていたのですが、びっくり。固定客!ファンがいるのですね。
 落語家は「笑福亭仁智」師匠とその弟子「笑福亭大智」さんでした。大智さんはまだまだこれからかなあという感じでしたが、師匠の落語はよかったです。2席聞かせてもらいましたが、どちらもよかったです。古典ではなく新作落語ですが、たくさん笑わせてもらいました。となりのおばさんたち(失礼!)は、それこそずっと笑いっぱなし。

 家に帰って調べてみると、笑福亭仁鶴さんの筆頭弟子で、上方落語協会副会長を務めておられる方でした。やはり、新作落語中心に活躍されているようで、ユーチューブにも4作アップされていました。どれをどれを聞いてもおおいに笑えました。事前に情報が何にもなかったけど、これはいい儲けものでした。いや、よかった、よかった。
 「落語1」となっているのは、来週「2」があるからです。そちらは、チケットを事前に購入しています。前回チケットが手に入らなかったので、いまからとても楽しみです。

2017年5月10日水曜日

弘兼流 60歳からの手ぶら人生

【今日の本】「弘兼流 60歳からの手ぶら人生」弘兼憲史:著 海竜社:刊
  最近は、妙にこういったタイトルの本が気になる。
  「持ちものを捨てる」…持ち物を半分に
  「友人を減らす」…孤独力を身につける
  「お金に振り回されない」…ゲーム感覚で節約生活
  「家族から自立する」…「家族はひとつ」という幻想を捨てる
  「身辺整理をしたその先」…60歳以降の仕事探しは求められる場へ
              …旅行へ、小さな冒険へ
 内容を章ごとにまとめると、こうなる。
 「持ち物を半分に」これは日頃考えていること。特に、本!思いつつなかなかできずにいる。読まない資料なんかも多い。「友人を減らす」もなるほどと思う。年賀状、お歳暮なども整理の対象。目的を決めない小旅行などはボケにもいいらしい。朝はパンというように決めないことで頭を使うらしい。
 他に、なるほどと思うのは、「60歳以降の仕事探しは求められる場へ」という文章。求められるということは大切なことかも知れないから。もちろん一人一人には、それぞれの歳の取り方があるわけだから、誰もが参考になるというわけではないでしょう。
 ちなみに、身辺整理というわけではありませんが、「モノが減ると心は潤う 簡単『断捨離』生活」やましたひでこ:著 大和書房:刊という本も読みましたが、ものがあふれている我が家にはとても参考になりました。とりあえず取っておくという発想がだめなのです。mずは、本あたりから実践です。
 
       

2017年5月6日土曜日

新聞に載ってしまった

 5月5日(金)早瀬瑞林寺での子供歌舞伎の件ですが、後日談があります。おおげさな話ではありませんが、今日5月6日(土)の福井新聞に載っていました。まあ、よく見ないとわからない程度ですが。勝手ですが、ipadで撮って、その記事を載せてみました。写真の部分だけですが。柱のあたりに夫婦ばらばらに写っています。連休もあと1日。これも思い出ですかね。
新聞を写しているので絵みたいですが。


2017年5月5日金曜日

早瀬子供歌舞伎

 5月5日(金)美浜町早瀬の子供歌舞伎を見学に行きました。映画「さくらさく」で知り、一度行ってみたいと思ってました。車をレイクセンターに止め、徒歩で10分くらいのところに瑞林寺があります。8時30分頃から日吉神社で奉納があるのですが、それは、朝早いので間に合わないので、瑞林寺での子供歌舞伎だけを見ることとしました。
そうして、お寺でお祭りの行事をするのか映画を見たときから不思議でした。そんな疑問もあり、是非みたいと思っていました。少し早く着いたので、ロケ地となった一本桜などを見学しました。
 少しすると、まず山車がやってきました。思っていた以上に大きなものでびっくりしました。しかし、考えればその上で歌舞伎をするのですからそれくらいの大きさは当たり前かと納得。神社の前に止まると、太鼓の披露に引き続き、早速三番叟の上演です。三味線やつづらの演奏や拍子木もあり、本格的なものでした。これらを伝承していくのも大変でしょう。4・5年生が舞うようですが、とてもよいものを見させていただきました。内容は、五穀豊穣を願うものでしょうか?籾を巻く仕草が何度も出てきます。詳しくはわかりませんが、歌舞伎というよりも狂言に近い雰囲気がありました。
 このあたりは、廻船を多く備えた水産物の集散地であり、また稲扱機の生産地として、商家や旅館、料亭が立ち並ぶ港町として繁栄していたので、そういった財力が背景にあると思われます。あまり関係ないが、早瀬浦の三宅酒造も近くにあります。
 ところで、どうして寺でするのか。調べてみました。江戸時代、早瀬にコレラが流行し、多数の死者が出たそうです。その時、区内のお寺の住職が「これは神仏の祟りである。寺社に子供歌舞伎を奉納せよ。」との託宣を受けたそうで、そこで子供歌舞伎を奉納したところ、コレラの流行はおさまったと言い伝えられているそうです。
 聞くところによると、男児の減少と費用の負担の大きさから一時期中断したそうですが、昭和56年の再開されたそうです。現在は「寿式三番叟」のみ奉納していますが、昔は「鎌倉三代記」「太閤記」「三勝半七」「梅忠」などを上演していたそうです。
正面から見る瑞林寺


道路すれすれ。軒先すれすれの山車。

たくさんのギャラリー、奥の方が三味線です。


ローザンベリー多和田 小谷城

 5月4日(木)どこかに出かけようということで、米原にある「ローザンベリー多和田 」に行ってきました。「大地のレストラン」でバイキング(昼食)です。野菜の多いメニューでした。風通しのよい店内で緑も多く、大変気持ちがよかったです。結構な人気なようで、家族連れなど多くの人で混でいました。園内の見学もできたのですが、興味がわかなかったのでやめました。
 その後、どこに行こうかということで、考えたあげく、「小谷城」に登ることにしました。途中高速でスマートインターチェンジができたという看板を見たからです。一度も行ったことがないというのも理由といえば理由かな。到着すると、ゴールデンウィーク中ということで、混雑が予想されるので、自家用車で登ることができず、困っていると「小谷城バスあと3名」という放送が入り、考えるまもなく、勧められるままにバスに乗車しました。料金は500円。番所跡の少し手前で下車して、あとは徒歩で「本丸跡」までいきました。
 浅井氏の居城として、信長との激しい攻防戦が行われた山城。浅井氏滅亡の後、秀吉が2年ほど住み、その後手つかずになっているので、当時の遺構をよく伝えている。ごろごろと転がっている石は石垣を壊した跡?そのまま。その歴史性とともに、物語性においても一級品といえます。中世五大山城のひとつと言われます。実際に、石垣や池の跡、井戸など当時のままに残されていました。できれば、もう少しきちんと整備すべきかとも思いましたが。バスの発着場である「戦国ガイドステーション」には、大きな甲が飾られていました。1,000万円だそうです。
 ちなみに、案内してくださったガイドさんはかなりの年配の方と思いますが、とてもしっかりとした足取りで案内してくださいました。なれていらっしゃるとはいえ、すごいなあと感心しました。先頭を歩いているのですから。
 今度は、大嶽城跡まで登ってみたいものです。ちなみに、五大山城というと、月山富田城・春日山城・小谷城・七尾城・観音寺城ですが、機会があれば登りたいものです。観音寺は西国33ヵ所でいっているのですが、あのあたりでしょうか?もしかしてあれ?春日山城は以前出張の際に、見上げることはできました。
案内のガイドさん

浅井氏の供養塔

大河ドラマを記念に建てられた兜