2018年4月8日日曜日

富士フィルム、「黒白フィルム」「黒白印画紙」の販売終了

 富士フィルム、「黒白フィルム」「黒白印画紙」の販売終了と発表がありました。
 昨日、X−T2の「ACROS」モードで写真を撮って、アップしたばかりだったので、なんだか複雑です。理由は、需要の継続的な減少と安定な供給の困難さだそうです。写真家をめざす学生さんくらいしか使わないのでしょうね。
 販売が終了するのは、「ネオパン 100 ACROS」シリーズで、2018年10月に出荷終了だそうです。それに伴い、印画紙も集荷が終了となるらしいです。
 さっき書いたとおり、デジカメに「ACROS」モードがあるので、今後も、その技術はデジタルの世界で引き継がれていくわけです。マニュアルカメラをすべて処分した身には関係ないのですが、なんとなく寂しい感じはします。
 付け足しですが、カラーフィルムと違って、モノクロフィルムは、昔から現像とプリントの方式が変わっていない。基本、自然乾燥の手焼き、印画紙も耐久性バッチリ。大変素晴らしいのですが、この作業をきちんとできる人がいなくなったこともなくなる原因なのでしょう。
 世の中的には、このあたりが大問題なのでしょう。技術が受けつがれていかないこと。すべてがコンピュータや機械に変わることができないということ。真剣に考えないといけない時代なんだと思う、今が。






 すべて「ACROS」モードでの撮影です。

2018年4月7日土曜日

小雨のハイキング

 4月7日(土)、公民館主催のハイキングに参加しました。天候は曇り、時折小雨が降る、あいにくの天気でした。日引ふれあい広場に集合し、上瀬までの往復コースです。
 デジカメ講座も兼ねていはいたのですが、小雨が降っているあいにくの天気であることから、試しにモノクロモードで撮影してみました。たまには、いいものです。カラーでとって変換するのとどっちがいいのかなあ?いぜれにしても、見たいもの(見せたいもの?)に集中できるのがいいところです。周辺に写り込んだものが邪魔をしまい感じがいい。粗も見えないし。

恵良岬から発電所方面を望む
カーブミラーに写った参加者
日引の棚田では田おこしが始まっていました
日引の船小屋
上瀬の船小屋
かまちゃんとくらちゃんのいました

2018年4月2日月曜日

近代文学の豊かな山並み

 3月24日(土)「近代文学の豊かな山並み」と題する講演会に参加しました。
講師は、早稲田大学名誉教授 中島国彦さんでした。副題は「漱石を軸に考える」でした。
この副題にひかれて参加したというのが動機でした。明治維新150年の関連行事の一つといえます。たぶん。参加者は多かったです。みなさん漱石のファンと行った感じでした。講師もふくめて。でも、こういう講師の話が身近で聞ける福井市内の人は幸せですね。
 近代の文学の特徴は、「内省」にあると思います。そして、それを切り拓いたのが夏目漱石等の明治の文豪や西田幾多郎等の哲学者であろうと考えます。そのあたりから、禅との関係なども聞けるかなあと持ったのですが、それはありませんでした。
 時間があったので、同時に開催している「明治維新150年 近代文学の夜明け」の展示も見てきました・こちらは、ふるさと文化館の主催です。こんなコースターをもらいました。