2020年5月31日日曜日

明智光秀を巡る旅 興禅寺

 明智光秀を巡る旅として、今回は丹波市の興禅寺と兵主神社を訪ねました。はじめは、黒井城跡〜興善寺〜兵主神社の予定でしたが、あいにくの雨のため黒井城跡は中止にしました。黒井城は、丹波平定のために明智光秀が落とした城で、その後、家臣の斎藤利三が入った城です。その斉藤利三が屋敷としていたのが興善寺であり、春日局はここで生まれたとされています。兵主神社は、その近くにある神社で、非常に歴史のある神社です。
 黒井城跡は、是非秋頃に再チャレンジしてみます。

 お寺の駐車場から見る黒井城跡

 楼門(山門)
 春日局生誕の碑

お福(春日局)産湯の井戸

 春日局庵




 その後、昼食を食べようと「中島大祥堂」を訪ねました。あいにく、昼食はとれなかったので、ケーキとお菓子を買って帰りました。「いもくり」と「丹波黒豆サブレ」、ケーキは「いろり」と「あずき」を買いました。栗や黒豆など丹波の食材を使った大変美味しいお菓子でした。店は大正元年創業だそうです。ここが本店で、高島屋と大丸に支店があるようです。今度は是非ピサを食べてみたいです。

2020年5月30日土曜日

今週のオオキンレイカ

【今週のオオキンレイカ】植え替え

 大分大きくなってきたので、オオキンレイカをポットに植え替えました。まだまだ葉が少ないものもあるのですが、種まきがいい加減だったために、密集しているものもあるので思い切って行いました。密集しているものも根が切れるといやなので、そのまま植え替えました。さて、半分くらいは根がついて残るでしょうか。1年目に4本、2年目が8本でしたので、今年は12本くらいが目標かな。それでは、少し寂しいですが、元気に育ってほしいものです。



2020年5月29日金曜日

掛け軸調べ2

【掛け軸調べ2】
 正確には、額調べです。仏間に飾ってある額について調べてみました。青という字と峨(峨)という文字を手がかりに調べていくと、「関 精拙(せき せいせつ)」というお坊さんであることがわかりました(多分)。
 氏は、1877(明治10)年〜1945(昭和20)年、明治から昭和にかけての臨済宗の禅僧でした。室号は青峨室。別に青峨とあったので間違えはないかと思います。臨済宗天龍寺派第七代管長だった人です。正法寺の楽々北隠和尚について修学。北隠和尚は曹源寺の儀山善来のもとで修行した方で、妙心寺の越渓守謙や相国寺の荻野独園らと同参であったそうです。儀山氏はおおい町(大島)出身、越渓氏は高浜町出身、荻野独園氏は、先日の掛け軸調べで紹介した方です。いろいろつながってくるものですね。







2020年5月28日木曜日

「このほん よんでくれ」、私はネコが嫌いだ。」

【今日の本】

久しぶりに絵本を購入しました。教育書を処分している一方で、絵本だけは捨てられずに、飽きもせずに購入してしまっています。
 
「このほん よんでくれ」ベネディクト カルボネリ:著 ほむらひろし:訳

 ある日、お父さんが落とした絵本を拾ったオオカミは、話の続きが知りたいのですが、オオカミは字が読めません。そんな願いを叶えてくれたのは、ウサギでした。でも、「オオカミが、自分で本を読めるようになったら、ぼくはいらなくなって、食べられちゃうのではないか」とウサギは不安になります。オオカミが悪者にならない、あったかい話なので、低学年までくらいに読み聞かせるといいかなあ。




「私はネコが嫌いだ。」よこただいすけ:作・絵

 口下手で、ぶっきらぼうだけど、実は優しいおとうさん。ネコは嫌いと言っているけれど、本心は違うことをネコは、よくわかっています。そんな、大切なネコも日に日に年老いていき、やがて最後の時を迎えます。最期のページの絵を見ると、お父さんの悲しい気持ちが伝わります。挿絵が力強くて印象的です。




2020年5月26日火曜日

掛け軸調べ

 法事後、掛け軸の片づけのついでに家にある掛け軸を調べてみました。釈 宗演氏のものが数点あることはわかっていましたが、それ以外にも何点か有名なお坊さんの作品があることがわかりました。(名前を検索して、多分そうだろうというレベルですが。)どなたか鑑定していただけるとありがたいのです。とりあえず、そうじゃないかなあと思う方は、荻野独園氏と尊超法親王氏のお二方でした。

尊超法親王(そんちょうほっしんのう)
 享和2(1802)年〜嘉永5(1852)年。浄土宗僧侶。有栖川宮織仁親王の第八皇子。知恩院門跡六世。




荻野独園(おぎのどくおん)
 文政2(1819)年〜明治28(1895)年。臨済宗僧侶。号は退耕庵。
大拙承演氏に師事、その後、越渓守謙氏の指導を受ける。明治3(1870)年、相国寺第126世住持となる。廃仏毀釈の嵐が吹き荒れるなか、布教活動を行い、相国寺の再建ならびに禅宗を守るために尽力した。山岡鉄舟ら多くの方がが参禅している。著書に「近世禅林僧宝伝」などがある。






2020年5月24日日曜日

法事、今週のオオキンレイカ

 24日(日)、母の一周忌の法事を行いました。若干、ドキッとするように写真ですが、掛け軸の順番を忘れてしまうので、記録しておこうと思います。和尚さんによると、この地域の信仰の歴史がこのような飾り方をうんでいるそうで、あれこれを盛りすぎだそうです。そこは、歴史としておいといたとすると、この並びが妥当な線?らしいです。なお、十三仏の掛け軸は宗派には合っていないそうです。なんともはや。

 今回の達磨さんは、これにしてみました。十三仏は他のを探してみようかと思います。

 オオキンレイカは、写真のとおり植え替え時期かとも思いますが、法事があったので、来週くらいには植え替えかと思います。全部ではありませんが。

2020年5月18日月曜日

今週のオオキンレイカ、テリーヌ

【今週のオオキンレイカ】
 土、肥料、ポットを購入し、植え替えの準備は整いましたが、週末は天気が悪かったので、植え替えは見合わせ。まあ、もう少しこのまま置いておいても大丈夫か?今週は、横から撮影し、背が伸びた様子を掲載します。






 ※かなり密集しています。うまく分けられるといいのですが。

 「音衛門」さんから「テリーヌ」が届いたので、試食しました。箱がずっしりと重かったことが第1印象です。そして、アルコールの香りがほどよくきいていること、3種類の栗がそれぞれ味が違っていることが印象的でした。とても美味しかったです。

2020年5月13日水曜日

木之本地蔵院秘佛 特別拝覧展

 13日(水)、木之本にドライブに出かけ、木之本地蔵院の秘佛展 特別拝覧展を見てきました。1300年の歴史を感じることができる、御本尊地蔵菩薩にゆかりのある仏像や仏像画、仏様などを拝覧することができました。
 この地蔵院の蛙は片方の眼をつむっていると言われています。それは、世の中から眼の病気がなくなるようにと願をかけている姿だそうです。ひとつ購入して、名前と数え年を書いて、お祀りしてきました。また、新型コロナウィルスが早く収まりますようにとお願いしてきました。車で行って、地蔵院だけ見てきたので、大丈夫かなあと思いますが、帰ったら、手洗いと洗顔を行いました。










 ※左の眼をつむっています。こちらからは見えませんが。





2020年5月11日月曜日

【今週のオオキンレイカ】

 今週のオオキンレイカ。少しずつ密集度が増えているようです。
今頃になって、発芽するものもあるので、もうしばらくこのまま
にして、植え替え時期を決めたいと思います。


 ※自分が写り込んでしまいまいた。


 新型コロナ拡大防止の措置として、外出を控えているので、
特に書くことが少なくて困ります。
 なにか生活に変化をと思い、川見風月堂の和菓子を食べました。
丹波栗十三里、丹波栗のブランデーケーキ、柏餅などです。十三里
は、丹波栗とそうでないものがありますが、はやり何といっても、
丹波栗の方が断言美味しいです。ちなみに、「仏蘭西焼菓子調進所
安立音衛門」さんの「栗のテリーヌ」を注文しました。とりあえず、
お手頃の方です。美味しければ、いい方を注文しようかなあ。外出
があまりできないので、お取り寄せがいいです。
 なんというか、丹波栗は奥が深いと感じています。

 ※ 商品は今週の土曜日に届く予定ですので、ホーム
  ページの写真を使わせていただきました。

2020年5月8日金曜日

ANKER

【今日の本】
「ANKER 爆発的成長を続ける新時代のメーカー」松村太郎:著 マイナビ出版:刊

 「ANKER」というメーカーは、最近とても気になるメーカーでした。例えば、毎日のように活用しているUSBポートが6つある充電器が「ANKER」製であります。さらに、昨年購入したモバイルスピーカー「SOUNDCORE2」も「ANKER」製です。BOSE製のスピーカーがうまくつながらずに困っていたときにアマゾンで見つけたものです。確か5,000円程度だったと思いますが、その割には音も悪くなく、すぐにつながるので、ほとんどこればかり使っています。バッテリーの持ちもいいです。というわけで、はじめにも書いたように大変気になっていた会社の本が出たというので、即購入し、読んでみました。この会社が急成長しているわけが詰まっていました。気になってところを紹介します。


「純正で安心できる100ドルの交換バッテリーか、ノーブランドで信頼性の低い20ドルの交換バッテリーか?」という二者択一の選択肢しなかいところに、40ドルほどの価格でブランド力があり、純正と同じ高品質で信頼性のある製品を販売すれば、消費者はこれを選択するのではないか。」
 この40ドルで高品質な製品作りこそが「ANKER」のものづくりの基本である。最高の部材や素材を用いて、優れたデザインをもつ製品を作り続けること、マーケットのニーズに適切に応えることを重視しています。 
 そして、もう一つの「ANKER」の成功の秘訣は、「販売チャンネルをアマゾンに一本化したこと」そして、「アマゾンで顧客の評価1位をめざしたこと」にあります。
 さらに、「ファブレスモデル」や「直営チャンネルをもつこと」など、アップルに代表される成功している事業モデルを採用したことがあげられる。
 「ANKER」は、カスタマーズサポートは、クレーム処理ではなく、改善に取り組むチャンスだという。成長する企業の秘訣をみたように思います。
 次は、モバイルバッテリーを購入しようかなあ。

2020年5月5日火曜日

今週のオオキンレイカ

【今週のオオキンレイカ】

 本葉が少しずつ出始めました。これを見ると、オオキンレイカだとわかります。植え方がまずくて、一カ所にたくさん出ているのがまずいです。経験上、うまくわけることはむずかしいです。もうしばらく植え替えは無理かなあ?
 マクロレンズを使っているのですが、三脚を使ってないので、ブレが目立ちます。



2020年5月4日月曜日

宝慶寺

【修行の寺 宝慶寺】
 大野市にある宝慶寺を訪ねました。「日本曹洞第二道場」と言われ、永平寺につぐ道場として、主に東海近畿地方の修行僧が修行に励んでおられ寺である。
 開山は、宗の禅僧寂円禅師。永平寺の開祖道元を慕って来日した、いうなれば一番弟子である。道元亡き後、二代目を継ぐところかと思いますが、道元亡き後、永平寺を離れ、宝慶寺を開きました。今現在、七名ほどの修行僧がおられるらしく御朱印をお願いしたら、修行僧の方が書いてくださいました。昔は村もあり、学校もあったようですが、今は住む人もなく、寺だけが残っているそうですが、そのためか山深くの修行寺という印象のなかなか雰囲気のあるお寺でした。
 余談ですが、托鉢の修行はコロナウィルスの関係からできないそうです。また、逆に、大きな寺院に観光に行けないので、こちらの寺に来る方がふえているそうです。
 今回の写真は、X−T2 ACROSフィルムシュミュレーションモード、白黒で撮影しました。







 織田家とも関係が深いようです。

 寂円禅師の像。


2020年5月3日日曜日

宿無し弘文

【今日の本】
「スティーブ・ジョブズの禅僧 宿無し弘文」柳田由紀子:著 集英社:刊

 ジョブズが亡くなり、たくさんの伝記や功績を書いた本がたくさん出版されました。そのなかで、そのジョブズが師と仰いだ僧侶「乙川弘文」氏についてふれられており、注目していましたが、氏について、くわしく書いてある本がなく、もう少し詳しくその実像を知りたいと思っていました。そんなとき、この本が出版されたので、即購入しました。作者は柳田由紀子さんということで、以前読んだ「ゼン・オブ・スティーブ・ジョブズ」の翻訳を担当された方だったので、さらに興味が増しました。
 一読した感想ですが、大変内容のある本でした。乙川弘文氏の足跡をアメリカ、ヨーロッパ、そして日本と自ら辿り、きちんと関係者からの取材を重ね、まるでドキュメンタリー映画を見るような内容の濃さでした。乙川弘文氏は、ここまで作者の心を虜にしたのでしょう。作者の追究により、乙川弘文氏について詳しく知ることができました。感謝、感謝であります。


 しかし、読めば読むほど、乙川弘文氏がわからなくなります。インタビューする人によって全く印象が違うのです。それらをあげてみると、「放浪癖」、「風来坊」、「無頓着」、「不道徳」、「日頃は良寛、女に関しては一休」などとさまざま。また、「釈迦の心をひたむきに学び、真実に生きた人」と言われるかと思えば、「お坊さんとして認めることはできない」という方もある。
 ジョブズとの関係で言うと、結婚式を乙川弘文氏が式師として執り行ったことは有名であり、NEXT社の宗教顧問であったことも有名。ジョブズやアップルの製品に強い影響を与えていると言われている。先ほどの個人の評価のところでも感じたが、この2人の関係については、ジョブズの功績などから、あまりに大袈裟に語ると本質が見えない気がする。要は2人は気があった、ウマがあったということだけじゃないのかとも思う。ジョブズの生き方やアップル製品に禅の影響が大きいというのも結果論ではあろうか、本当のところそんなに関係ないのではないだろうか。実際、ジョブズが禅をとことん突き詰めたのかどうかも。禅というよりも、とにかく「乙川弘文」氏なのではなかったか。新しいアップル社の社屋が円形であることと「円を描くように呼吸してごらん」といった禅の言葉も結果として重なっているだけだと思えたりする。禅というものを過大評価する人たちは、どうも、そういうことを言いやすい。余談ですが、釈宗演の話のなかにも、ジョブズがよく登場するが、どうしても違和感を感じてしまう。いかにも禅の影響を受けているといいがちだが、禅の影響も受けているというくらいでしょう。事大主義的な傾向があるように感じる。
 つまり、禅との関係よりも「乙川弘文」氏との関係が重要であるように思う。書体への情熱も弘文氏の書道からきているのかも知れない。直感を大事にするところなども。ある種、正反対であったから引き合ったのかも知れない。そう考えると、弘文氏については、もっともっと知りたいと思ってしまう。もし鈴木俊隆氏にこわれてアメリカに行かなかったら曹洞宗において、かなりの地位を与えられていたかも知れない。
 でも、あんまり個人をカリスマ化しないことが重要なんだとも思う。2人の出会いがものすごいドラマをつくったから仕方がないかも知れないが、一人一人がすごいのではなくて、この関係がよかったんでしょう。個々に見ると、人間くささや欠点が目立ってしまう。でも、それは当たり前。個々を神格化しないということかな。美しい曲をつくる作曲家が必ずしも美しい心をもっているとは限らないですしね。このあたりが、この本で再確認したことかな。だから、逆に、人間くさい部分をもっともっと知りたいと思ってしまう。とにかく、この本はすごい。

2020年5月1日金曜日

高浜町史 資料編 古文書

 30日(木)夕方、「高浜町史 資料編 古文書」を購入しました。絵図・書画・絵葉書・古写真についで2冊目です。町史というと、資料と文章でまとめるものが一般的で、多分、そういうものとして編集が始まったと理解しているのですが、なかなかうまく進まにこういう形に落ち着いているものと勝手に理解しています。ちなみに、これまでのものは「高浜町誌」でした。今後は、歴史としての価値があるものをめざしているのでしょう。 
 しかし、このように、絵図や古文書等をそのまま見ることができるというのもいいものです。まあ、絵図等ほど、気楽には見られませんが。なにしろ読まないといけないので。でも、現代語に訳していても結構むずかしいので。しかし、これまでに見たことのある資料のあり、それらから順に少しずつでも読んでいきたいと思います。いつになることやら?退職後の楽しみのひとつになりました。