2021年1月31日日曜日

アコースティック・ギター・マガジン (ACOUSTIC GUITAR MAGAZINE) 2021年3月号

【今日の1冊】

「アコースティック・ギター・マガジン (ACOUSTIC GUITAR MAGAZINE) 2021年3月号 」 


 特集は、「あの素晴らしいフォーク・ソングをもう一度」この見出しをみて、即購入。とくに、1960年代後半から1970年代のフォークソングの特集でした。多様化する最近の音楽シーンにおいて、ギター1本で歌うことができるフォークソングを見直す流れがあるように思います。特集では、年代別のフォークの歴史がまとめてあったのですが、自分の視点で以下のようにまとめてみました。改めて、大変懐かしい気分です。また、フォークソングの武器であるギターについての特集のあり、これまた大変懐かしく思いました。本当は、もう一列足して、コメントを書きたかったのですが。フォークソングの発展とともに、ギターも発展していることがわかります。「モーリス持てばスーパースターも夢じゃない」なんて、本当に懐かしいです。ちなみに、今の私のギターは1966年の「FG180」の40周年復刻版で、その前は、1974年発表のLシリーズの「L5」というギターでした。77年頃の購入だと思います。


 その他の記事としては、「TAYLOR×幾田りら」、「YAMAHA THR30IIA Wireless×森恵」が気になりました。ギターアンプは是非ほしいのですが、自分の場合、エレアコではないので、出力をどうするかが課題です。幾田りらさんは、YOASOBIで有名になったことでの起用でしょうか。個人的には、ソロ活動の方に注目しているので、弾き語りの曲をどんどん発表してほしいものです。あと、何本もギターが買えるなら、テイラーのギターは1本ほしいです(願望)。

2021年1月30日土曜日

春日局

 【今日の1冊】

「春日局」早乙女貢:原作 横山まさみち:作画 ゴマグック株式会社:刊 Kindle版


 春日局。父は、明智光秀の重臣 斉藤利三、夫は、小早川秀秋の家臣 稲葉正成。後に、徳川家光の乳母となり、大奥の仕組みを完成させた女性であることは理解していた。特に、家光を世継ぎとするために尽力した人物という印象が強かった。しかし、謀反人?、明智光秀の重臣の子である春日局が、その身の上を承知の上で、なぜ将軍の乳母に採用されたのかなど、いくつか疑問な点もあったが、このマンガを読んで、そのあたりのことが理解できた。さらに、このマンガには新たな設定もあり、楽しく読ませていただいた。

 なぜ、乳母になれたのか?一般的には、謀反人の重臣の子と思われがちだが、徳川家康にとっては、明智光秀の謀反によって結果として、自分に天下が舞い込んできたわけだし、関ヶ原の合戦で小早川秀秋の寝返りに導いたのが夫、稲葉正成であるわけだから、いわば両者のおかげで天下を取れたようなものであり、家康が認めたのも納得です。ただし、秀忠の正室にとっては、伯父織田信長の敵であり、その辺りが家督をめっぐての確執につながるわけですが。

 新たな視点というか、新たな発見として、このマンガは、明智光秀が天海和尚と名をかえて、生き残っていて、春日局とともに徳川家のために、そして、豊臣家滅亡のために尽力するという展開になっている。山﨑の合戦の仇を返す展開であり、おもしろい。

2021年1月28日木曜日

紙の砦

【今日の2冊】

 アマゾンで「戦争孤児」と検索し、2冊の本をKindle版で読みました。iPadでどこでも読めること、購入してすぐに読めること、そして、さらに、購入してもかさばらないこと、そのあたりがKindle版のよさです。

「紙の砦」手塚治虫:著 Kindle版


 手塚治虫さんが、青春時代の思い出を綴った6編を収録した作品。太平洋戦争の末期、大阪の町で、漫画の道にうちこんだ当時の思い出を綴った作品が掲載されています。手塚さんがマンガ家をめざした経緯が読み取れます。

「もしも魔法が使えたら 戦争孤児11人の記憶」星野光世:著  Kindle版


 「もしも魔法が使えたら」親を亡くした孤児たちの切なる思いです。空襲によって孤児たちの生きた証しがここにありました。苦しみに耐える子どもたちの姿からは、残酷な現実にもかかわらず、しぶとく生き抜いた姿が読み取れました。

2021年1月25日月曜日

THE BOOK

【購入したCD/DVD】

 YOASOBIのCD「THE BOOK」を購入しました。ついでに言うと、「夜に駆ける」YOASOBI小説集も少し前に買いました。こちらは、本来なら、今日の1冊として紹介すべきところですが。 曲は、YOUTUBEなどで聞いているものばかりなのですが、最近注目していることもあり購入しました。詩の世界曲、歌声、どれも素敵ですね。小説を音楽にすると言うことで、もとの小説を読むことができると曲の内容が大変良く理解できます。賛否両論あると思うのですが、おもしろい企画だと思います。ikuraさんの微妙な歌いわけ?も小説を読むと納得できる気がします。



 もともと特定のアーティスト以外はレンタルが中心でしたし、最近は音楽配信もあるので、新しく出てきたアーティストのCDを買うのは久しぶりです。また、YOASOBIと同維持に、幾田りらさんの曲もよく聴いています。いつもでユニットで活動するのでしょうか?個人的には、幾田りらさんのフルCDも出してほしいのですが。

 ということで、昨年購入したCDやDVDをあげてみます。さすがに少ないです。(枚数は多いですが。)配信やYOUTUBEで聞くことが本当に多くなりました。ただし、これにレンタルもあわせると、けっこうな数になります。

「One More Car One More Rider」Eric Clapton ※2枚組

「Pop rock en stock」Michel Polnareff ※23枚組

「souvenir the movie 〜MARIYA TAKEUCHI Theater Live〜」竹内まりや ※DVD

「もう一度聴きたい 古今亭志ん生十八番集」古今亭志ん生 ※6枚組

「十八番集」桂文楽 ※7枚組

2021年1月22日金曜日

「駅の子」の闘い

【今日の1冊】

「『駅の子』の闘い 戦争孤児たちの埋もれていた戦後史」

             中村光博:著 幻冬舎新書:刊



 「駅の子」とは、戦争で親をなくし、路上生活を強いられた戦争孤児たちのこと。彼らの飢えと寒さとの闘いは、戦争が終わってから始まりました。戦争が終わったからと言って、すべてが終わったわけではないのです。むしろ一層苦しい生活の始まりでありました。国からも、まわりの大人たちからも排除され、厳しい生活を余儀なくされました。以前にも書いたが、知っているようで、わかっていませんでした。きちんと報道されなかったこと、また、彼らも「過去を知られたら差別される」「思い出したくない」と口を閉ざしてきたこともありが、それは理由になりません。不勉強と反省させられました。そんな中、「二度と戦争を起こしてほしくない」という思いから取材に応じてくださった方々の文章を読ませていただきました。

 読んで、一番に思いだされるのが、「火垂るの墓」のラストのシーンでした。まさしく、「駅の子」が描かれていたのです。当時は、あまりに見るのが辛くて、あまり好きではありませんでしたが、改めて見てみようと思います。

 そして、こうして読みおえてみると、いじめや不登校、虐待、貧困など、今この瞬間も、さまざまな困難を抱え、苦しんでいる子供たちは日本中にたくさんいます。これは決して終戦時の問題ではなく、まさしく今の問題であるとわかります。今の子供たちに、「駅の子」たちと同じ思いをさせてはならない。私たち大人にはそういう責任があると思います。個人的には、戦争孤児の問題はまだまだ展開しそうです。

【もう1冊】

「もし虫と話せたら」須田研司:編集 プレジデント社:刊


 副題は、「昆虫が教えてくれた生きづらい世の中を生き抜く自然の鉄則15 」です。目新しいことはありませんでした。小学生でも読めそうな気がします。雑誌「プレジデント」に書評が載っていたので、もっと深い内容かと思いました。

2021年1月18日月曜日

今週のオオキンレイカ

【今週のオオキンレイ】

 今週の様子です。まだ葉が枯れずに残っています。例年ですと、葉が全部なくなるのですが、この調子だと春まで残るのではないでしょうか。


 今日、内浦小中学校でオオキンレイカの種をわけてもらいました。例年に比べると少ないですが、今週末にでもまいておこうと思います。



2021年1月17日日曜日

戦争と日本

 【今日の1冊】

「戦争と日本 ー敗走記ー」水木しげる:著 リイド社:刊


 コンビニで立ち読みをして、購入してしまいました。敗走記をはじめとする12編の戦争マンガが収録されています。水木先生の戦争マンガは他にもたくさん読んだことがありますが、どれを読んでも「一体戦争って何なんだろう」「日本兵隊は何のために闘ったんだろう」「誰と闘ったんだろう」と疑問に思うことが多いです。もちろん、これだけがすべてではなく、こういう一面もあったのだととらえることも必要だとは思いますが、もし、こんなことで、こんなふうに尊い命が失われたとすると残念で仕方がない。すべてフィクションと言うことでもないでしょう。戦争についてはさまざまな立場や思想の方がおられるので、評価が分かれる面もあると思うが、戦争というものを多角的にとらえる点からは参考になるのではないでしょうか。いずれにしても、戦争というものがいかに馬鹿げているか、無意味なものであるということ、そして、2度と起こしてはならないということを後世に伝えることが大切であると改めて考えさせられた作品であった。それは、今、戦争孤児の本を読んでいるからかも知れない。こちらの本については、後日、読んだ後にまとめたい。

2021年1月15日金曜日

にじいろのせかい

 【今日の1冊】

「にじいろのせかい」刀根里衣:著 NHK出版:刊

 刀根さんの最新作。といっても、昨年の11月に発売されたものですが。ファンですから、すべて買わないと!



 1ページ目をひらくと、刀根さんのものとは思えないようなモノトーンの世界。「かなしいことがおきて、世界がまっくらになってしまいました。」「絵かきの少年は、くらやみのなかでかんがえました。」コロナ禍、ひとりの絵本作家として何ができるかを刀根さん自身が悩んで、その答えとして出版された絵本ということなのでしょう。「この世界に光をともすんだ」「悲しみに沈む世界に、たくさんの色を届けよう」というところに、作者の願いがこめられているように思います。コロナ禍の状況の中、さまざまなアーティストさんたちが自分たちにもなにかできることがないかと模索され始めていると感じます。同時に、一人一人に何ができるかを私たちも考えるとが必要だと思いました。

 そうして、少しずつ世界がもとの色を取り戻していけたらと思います。もとの色?もしかしたら、まったく新しい色かも知れませんね?

2021年1月13日水曜日

長き沈黙

 【今日の1冊】

「長き沈黙(増補版)父が語った悪魔の731部隊」神谷則明:著 

                      かもがわ出版:刊


 神谷さんは、731部隊の罪状を告白したお父さんの遺志を受けて、「語り」活動をおこなってこられた。「残虐非道の教訓から何を学ぶのか」という副題から、戦争の真実を学び取ってほしいという氏の強い思いが伝わってくる。この本を読んでから、NHKスペシャル「731部隊の真実」とおいう番組を視聴した。ハバロフスク裁判の肉声による資料から、生々しい実態が伝わり、当時大きな反響だったことを思い出した。しかし一方で、「でっち上げだ」「NHKの大誤報」「つくり話」といった声が上がったのも覚えている。こういった報道には、はじめは「否定」、そして、次第に「どこの国でもやっていた」「やむを得なかった」といった論調になるのが常である。従軍慰安婦の問題なども同様である。しゃべったら殺されるとかたく口を閉ざしてきた方々が勇気と決意を持って話しておられるのとは大違いであると感じられ、残念で鳴らない、いや怒りさえ感じる。改めて悲惨な戦争の実相を後世に伝えることが重要であると感じる。

 今回、731部隊の関係者が帝銀事件で疑われていたことや部隊に係わった方々が、戦後医学界や薬学会の中心んい返り咲いていることを知って驚いた。ミドリ十字の事件など、全く反省がないように感じ、憤りを感じる。繰り返しになるが、悲惨な戦争の実相を後世に伝えることが重要であり、そのために少しでも貢献できたらと思う。

2021年1月9日土曜日

初えびす

 【あやべ初えびす大祭】

 1月9日(土)、あやべ初えびす大祭の宵えびすに行ってきました。商売繁盛、家内安全等を祈願する祭礼です。情報誌に取り上げられていたので盛大なのかと思って射たのですが、意外と普通のお祭りでした。甘酒をいただいて、帰りました。







 手水舎が完全に凍っていました。

2021年1月6日水曜日

マンガでわかる禅の知恵

 「マンガでわかる禅の知恵」土居征夫:著 日本能率協会マネジメントセンター:刊

アマゾンのホームページから。
「○○首相も」という表現に引っかかる面もありますが。

 禅の心をマンガでわかりやすく紹介する内容の本。これからやってみたいことのひとつに、禅について学ぶことがある。その手始め?として、マンガなら理解しやすいかと思い、読んでみました。鈴木大拙さんの書物などは大変むずかしくて、何度も挫折しているからです。前半のマンガの部分は置いておいて、後半の部分、特に座禅の効用の部分の内容を書きとめてみました。

 座禅の効用について、以下のように述べられています。

1 こころの原点に戻ることができる。

2 規則やルールにしばられない自由な心を得ることができる。

3 うつや自信喪失から立ち上がるこころが養える。

  「現実から目をそむけず、現実にこだわらない」

  「本当の『いま』を生きる」

4 課題に立ち向かうこころの強さを養える。

   無心(課題に没入する)

   無我(我欲を離れる)

   不動智(何物にも動かされることのない智慧)

5 危機に臨んでも動じないこころが育つ

   定力(心を乱されない力。)怒りと欲を抑えること


 さらに、「これからの社会に必要な力」として、実践智(前に踏み出す力、考え抜く力、チームで働く力)があげられています。これは、参考になると思いました。当たり前のことかも知れませんが。

 あと、余談ですが、「見の目」と「観の目」という言葉もありました。「観の・・・」という名前の通信(たより)を読んだことがありましたが、そのときはどう意味かわかりませんでしたが、ここで納得しました。「大きく全体を見ること」、この方は禅に造詣がある方で、そういう目で通信を書いているということだったのでした。参考になりました。


 しかし、禅というのは奥が深い。ひとことで「こころの原点」といわれても、はっきりとは理解も説明もできない。「現実から目をそむけず、現実にこだわらない」といわれても、そんな風にできるものでしょうか?さらに、深く学んでいきたいと思う。

2021年1月5日火曜日

初詣3「出雲大神宮」「ドゥリムトンヴィレッジ」

初詣3「出雲大神宮」「ドゥリムトンヴィレッジ」

 1月5日、丹波國一之宮「出雲大神宮」に初詣に行きました。3カ所目になっても、初詣というかは定かではありませんが。実は、今年は、独り者の子どもたちを連れて、家族全員で行く計画をしていたのですが、諸事情で夫婦だけとなりました。この神社には、今回始めてお参りしました。この出雲大神宮は、亀岡市にあり、京都縦貫道千代川ICからすぐのところであります。現在は、神社本庁に属さない単立神社だそうです。その名の通り縁結びの神様ですが、ネットでは「日本一の縁結びの神」だそうです。境内も広く、見どころ満載でした。車でも2時間位なので、来年は家族で来てもいいかと思いました。3ケ日を外したので、参拝者も少なく混雑していませんでした。




コロナ対策もバッチリ。


水に浮かべると文字が浮き出てくるおみくじ。中吉でした。




立派な本殿です。





大国主大神といえば、うさぎ。なでると幸せになるそうです。



落ち葉のこんな活用方法があることを知りました。


 昼食は、「ドゥリムトンヴィレッジ」に行き、ポントオークレストランで食べました。ここは、イギリスの田舎の風景を味わうことのできるところで、このレストランは、イギリスの香りを楽しむことができるティールームレストランです。大変SNS映えするスポットと言えます。パスタとスコーンと紅茶を注文しました。美味しかったです。食事の後、街並みを散歩しました。イギリスに来たような雰囲気を楽しむことができます。行ったことはありませんが。最後に、紅茶を土産に買って帰りました。



レストランとパスタです。

このような建物があり、イギリスの雰囲気満載です。
行ったことはありませんが、多分そうなんでしょう。












変わったデザインの紅茶を書いました。
使うのがもったいない!

宿泊もできるそうです。どんなホテルなんでしょう。
若い女性の2人組が目につきました。カップルも。

2021年1月4日月曜日

初詣2

 初詣2

 初詣1は、地元の神社。それは、1月1日、元日にお参りをすませました。

 例年それ以外にも初詣に行っていますが、今年は3日まではじっと家にいました。4日になって、外出する用事ができたので、近場でということで「大川神社」に初詣に行ってきました。コロナ対策がきちんとされているという印象でした。



何度も来ていますが、なかなか歴史を感じさせる建物です。



神社で何が好きかと言われれば、「狛犬」と答えるくらい狛犬が好きです。


さざれ石は、どこにでもあるものですね。
どこで取れたのでしょうか?