2021年4月24日土曜日

今週のオオキンレイカ

【今週のオオキンレイカ】

 成長の様子をいろんな角度から撮影してみました。今年まいた種からは9個の芽が出ました。




この角度からだと高さがよくわかります



葉が大きくなっていることがわかります




最初に出た芽は、双葉が見えます

2021年4月22日木曜日

ひねもすのたり日記 2・3

 【今日の1冊】

「ひねもすのたり日記」第2巻と第3巻 ちばてつや:著 小学館:刊

 引き揚げに関する本を読んでいるとき、ふと「ひねもすのたり日記」第1巻が目にとまり、続編があるのではと思い、Amazonで中古品を購入しました。

 第2巻は、中国大陸からの引き揚げ、日本へ帰ってきます。その千葉県・飯岡でのてつや少年の成長と、マンガとの出会いが描かれています。実家に向かうお父さんの足が重くなるところや突然の帰宅に驚くお母さんの表情が印象的でした。つらい体験なのですが、千葉さんのユーモアたっぷりな描写に思わず笑ってしまいます。ご自身の体験に基づく話は別として、終戦当時の子供たちは元気だったという例として、靴磨きをしている子供が描かれていますが、戦争孤児について学んでいる私からすると、元気ばかりではないのではないかと思ってしまいます。



 第3巻では、高校生となったちばさんがマンガ家として人生を踏み出していって様子が描かれています。最後の方で、野球マンガに向かっていく様子が描かれていますが、次号では、キャプテンなどにつながる話になるのかなあ。楽しみです。ということで、第4巻を今日、予約しました。

2021年4月20日火曜日

ダモイへの道

 【今日の1冊】

 「画集 「一兵士のダモイへの道」 吉田勇:著 文理閣:刊

 吉田勇氏が、「満州」と「シベリア」での体験をもとに描かれた画集です。戦争が終わっても、こんな苦しみや怒りがあったことを知ってほしいという思いから描かれた作品です。満州やシベリアの世界は、まさしくこのように白と黒の世界だったのでしょう。

 記憶をもとに描かれた作品ですが、大変リアルで素晴らしい作品ばかりです。とても貴重です。古本屋で見つけました。大切にしたいと思います。


 氏の略歴

 吉田勇氏は、1923年12月、奈良県大和高田市に生まれる。1944(昭和19)年10月23日に大阪23部隊に入隊。直後、満州東満平陽960部隊に配属。1945年8月9日、ソ連軍の攻撃により抑留。抑留中は大草原にて草刈り作業に従事。1946年7月23年、舞鶴に帰還。1987年10月、舞鶴引揚記念館に絵画を寄贈、1988年には、絵画展を開催。舞鶴引揚記念館との関係が深い。

2021年4月18日日曜日

今週のオオキンレイカ

【今週のオオキンレイカ】

 今週は、雨の日が多かったですが、オオキンレイカはすくすくと成長しています。葉が大きくなったので、ポットを入れるトレーを2つ追加して、ポット同士の間隔を離しました。昨年蒔いた種の芽は4つになりました。気温が高くなると、もう少し発芽すると思います。


一部、害虫に食われているようです。



背が高くなりました。


小さくて見にくいですが。

2021年4月17日土曜日

語り部養成講座 2

 先週に引き続き、語り部養成講座の2日目が開催されました。先週同様、体験者さんからの報告が大変印象に残りました。印象に残っていることを書き上げると、

①お父さんは、終戦の1日前、8月14日に出征した。たった1日だけなのに、他の兵隊と同じように扱われた。

②小さい子供が死について考えた。友だちの家族が青酸カリの入ったパイナップルを自決した。「パイナップルが出たら死ぬんだね?」、「私、病死がいい。」と。小学校の1年生の夢は、靖国神社に祀られることだった。

③ 満州にいた人数や引き揚げ者が概数で語られること。正確に把握されておらず、一人一人の命が軽んじられているようで悲しい。

④たくさんの人たちの犠牲の上に今生きている私たち。歴史をしっかりと伝えること、引き継いでいくことが大切。

 講座の前に、令和3年度第1回企画展「開戦と満州と抑留と」を見学した。今年は、太平洋戦争開戦80年の年である。開戦の年に生まれた人が80歳になるわけで、戦争を体験した方々はさらに高齢であるわけで、戦争体験者の生の声を聞くことが困難になっている。そんな中、体験者の生の声を聞くことができたことは大変貴重な経験であった。体験を継承する活動に少しでも貢献できたらと思いました。


 ちばてつやさんや赤塚不二夫さんたちの絵が展示してありました。吉田清さんという方の絵が印象に残りました。


2021年4月11日日曜日

今週のオオキンレイカ

【今週のオオキンレイカ】 

 暖かくなって、日々どんどんと成長しています。葉が大きくなってきたので、そろそろ鉢と鉢の間を離さないといけないようである。

 さらに、今週はうれしいことに、昨年収穫した種が新しく芽を出しました。いまのところ3つですが、少しずつふえていくことと思います。よかった、よかった。





こんなに背が高くなりました。


このようにかわいい芽を出しています。

2021年4月10日土曜日

語り部養成講座 1

  舞鶴引揚記念館で開催された「語り部養成講座」に参加しました。戦争や引き揚げについて語り継ぐ活動に何か少しでもお手伝いできたらという思いで申し込みました。

 今回は、第1回目ということで、開講式や語りの会の概要紹介等に続いて、「体験者は語るⅠ」として、シベリア抑留体験者の方のお話しをお聞きする予定でしたが、体調不良で欠席となったため、ビデオを視聴することとなりました。大変貴重な体験となりました。96歳と高齢の方でしたが、いつまでもお元気で、貴重な体験を語り継いでいただけたらと思います。

〈概要〉 
 現在96歳。ハバロフスクに四年間抑留。
 食事は、朝はパン350g、夜はスープ。朝のパンは昼にとっておいていた。タンポポやアザミの葉を取って食べた。スズランは毒がある。
 病気になると、朝6時に軍医に診てもらい、病気とわかると休むことができた。休むためにしょうゆを飲んで、100m走り、熱を出して休む者もいた。
 楽しみ…同じく収容されていた三波春夫さんの浪曲を聴くこと。
 死因は、栄養失調。溝を掘って重ねるように埋めた。
 手紙を書くことはできたが、暑中見舞いがやっと正月に届く。
 願い…いつもでも平和を維持してほしい。



引揚記念館の駐車場から見える「クレインブリッジ」



2021年4月9日金曜日

禅って、なんだろう?

 【今日の1冊】

「中学生の質問箱『禅って、なんだろう?』石井清純:著 平凡社:刊」


 あとから気づいたのですが、この本は「中学生の質問箱シリーズ」の中の1冊で、「世の中、ふと考えるとわからないことだらけ」というキャッチフレーズからもわかるように、世の中の不思議を中学生が読んでわかるように解説した本です。シリーズ14冊めとなります。とはいっても難解な語句も多く、中学生になかなかむずかしそうでした。でも、逆にこれくらいは読んでほしいということなのかも知れません。

 個人的には、禅に興味があるので手に取ってわけです。いま、禅は、欧米で流行しています。それは、「マイルドフルネス」ということで、禅の考えや実践を心理療法に活用したものだと考えます。また、社会のグルーバル化や多様化に対応する有効なツールとしてもてはやされているとも考えます。欧米で禅が流行しているきっかけは、2人の鈴木氏にあります。1人は「禅と日本文化」が有名な鈴木大拙氏、もう1人は「禅マイルド ビギナーズ・マインド」が有名な鈴木俊隆氏です。「禅マイルド ビギナーズ・マインド」は、スティーブ・ジョブズの愛読書でもありました。さらに、氏の「生涯の師」であり、アップル製品の革新的製品の設計思想にヒントを与えたとされる乙川弘文氏も有名です。

 彼らは、みな曹洞宗の僧侶であり、欧米で流行している禅も曹洞宗の禅といえます。臨済宗と曹洞宗の違いについてもこの本ではふれています。ここではふれませんが。

 かなり内容の濃い本だといえます。その他のシリーズも読んでみたいと思いました。

2021年4月6日火曜日

「初等教育資料 4月号」

【今日の1冊】

初等教育資料 4月号」東洋館出版社:刊


 めったに買わない雑誌なのですが、石井順治先生が巻頭言を書いておられるということなので購入しました。テーマは、「対話的に学び合う子供を育てる」で、インタビュー形式の記事でした。コロナ禍で対話的な授業がやりにくい?ご時世ですが、そんな中、あえてこのテーマでもお話しは大変参考になりました。というか、再確認できる内容です。対話というと、話すこと、上手に話すことにばかり意識が向きがちですが、石井先生は「聞くこと」「聞ける子供を育てること」が重要であるといわれ、その鍵は教師であること、聞けるようにできない教師の問題であると言われます。待てる教師、子供と子供をつなぎ合わすことができるになる必要があると。そして、そのためのヒントがちりばめられています。4月、5月、一年のはじまりに是非先生方に読んでほしい記事です。

2021年4月4日日曜日

今週のオオキンレイカ

【今週のオオキンレイカ】

 今週1週間でほとんどのポットの苗が大きくなり、葉が大きくなりました。



 毎週、記録している茎です。ななめから見たものと横から見たものです。
葉の枚数が急に多くなりました。


2021年4月3日土曜日

吉田のしだれ桜 和田浜


  4月2日(金)、午後から車の点検のために舞鶴に行ったついでに、吉田のしだれ桜を見に行きました。見ごろから少しずれていたので、もう散り始めていました。毎年イベントをやっていたのですが、今年はどうだったのでしょうか。


駐車場付近にもしだれ桜が咲いていました。



 3日(土)、海の見えるレストランで食事をしました。天気がよくて、とてもいい景色でした。

天気がいいので、海岸を散歩する人も多かったです。
青葉山もきれいに見えました。
なんとなく動物っぽく見えませんか?

2021年4月2日金曜日

音楽が未来を連れてくる 時代を創った音楽ビジネス百年の革新者たち

 【今日の1冊】

「音楽が未来を連れてくる 時代を創った音楽ビジネス百年の革新者たち」榎本幹朗:著


 音楽ビジネスの100年の歴史を綴った大河ドラマのような本である。読むのも大変、正確に把握するのはもっと大変。ざっと読んだわけですが、印象に残った文を書き留めておきます。

 「エンタメの“新常識"はすべて音楽から始まった。」
 「音楽ビジネスが見えないあなたは、デジタルビジネスすべてから取り残される。」
 「音楽産業の歴史は半導体の進化と密接に関わっている。」
 「音楽は、炭鉱のカナリアのようなところがある。新しい技術革新の荒波に、ほかの産業に
  先立ってさらされる歴史を繰り返してきた。」

 レコード、ラジオ、カセットテープレコーダー、ウォークマン、CD、iPOD、iTUNE、音楽配信など、さまざまな技術が生み出されてきた。最近ではヘッドフォンの技術の進歩がめざましい。最近は、APPLEミュージックやAmazonミュージックなどの音楽配信サブスクが主流である。とはいえ、サブスクはほとんど利用していない。いまだにCDを買ったりレンタルして、それをパソコンやipodに入れて聴いている。一部、itunesストアーで購入したものも混ざっているが、どう管理すればいいのかわからいでいる。どうも、自分のものにしないと気が済まない。古いのでしょうか。自動車でもipodをブルートゥースで飛ばして聴いている。携帯のギガ数を多くしたので、これからはサブスクにするという方法もあるかな。そうすると、手元に置かなくてもよくて省スペースで便利である。

 本の内容からは外れた話をしてしまいました。