2021年5月30日日曜日

今週のオオキンレイカ

【今週のオオキンレイカ】 

 残り6本のオオキンレイカを壇になっている花壇に植え替えをしました。これで、1昨年の苗はすべて植え替えたことになります。毎日の水やりからは解放されるかなあ?今年度、芽が出たオオキンレイカは、引き続き水やりが必要ですが。


 植え替えしたオオキンレイカは、順調に育っているようです。2本ほど、あやしいものがありますが。今日は、花が咲きそうなものの花の部分を拡大してみました。





 最後に、一番背が高いオオキンレイカの写真を載せます。


74歳、ないのはお金だけ。あとは全部そろっている

 【今日の1冊】

「74歳、ないのはお金だけ。あとは全部そろってる」牧師 ミツコ:著 すばる舎:刊


 本の帯に書いている文章「年金7万円の暮らしでこんなに明るいひとり老後」に目がとまり購入しました。読みやすいので、すぐに読み終えました。興味をもったところを書き留めます。

・娘たちに「自立しなさい」といって育てたので、自分が自立しないわけにはいかない。そのために一人暮らしをし、健康にも気をつけている。そのための健康法も参考になりました。

・いつも笑顔で。笑顔でいると、人の免疫力がアップする。そのために、家のあちこちに鏡を置いているそうである。

・働くことが大事。また、勉強会などにも顔を出すようにしている。

・物には、寿命をまっとうしてもらう。写真の電卓は久しぶりに見ました。

・いつでも目の前のことを「最高のものにしよう」と向き合う。楽しくないと人生じゃない。

・いつになっても新しい挑戦。71歳からプール通い。

・「人のため」でなく「自分のため」で生きるのが楽になる。

・子育ても介護も、目標は相手の自立。下手でも、遅くても自分でやるほうがうれしいはず。子どもたちの問題に関わっていると、時々このように感じてしまう。それは、その子のためになっているのか、その子が望んでいるのかと考えてしまうことが多い。こちら側の思いだけなのではないかと。

 年を取ると、いつ、どんなことがあるかわからない。一日一日を大切にし、一日一日が最高のものになるように努力していきたい。いけるといいなあと思う。 

2021年5月26日水曜日

歴史のIF、本物のおとな論

 【今日の1冊】

「歴史のIF」本郷和人:著 扶桑社新書:刊


 「歴史にIFはない」と教えられてきた。でも、「もし、あのときと、こうだったら」と考えることは楽しい。IFを「もし」ではなく、「たとえば」と置き換えてみると、そして、歴史の転換点で、「たとえば」と考えていたら、違った進み方があったのではないかと思うことはたくさんある。例えば、太平洋戦争に突き進んでいった当時の指導者たちが、「もし」「たとえば」と考えることができていたら?また、そういう雰囲気があったら、歴史は大きく変わっていたかもしれない。そういう思考停止の状態に追い込まれていたのであろう。そう考えると、「IF」と考えることはとても重要なことだと言える。

 「もしも、鳥居元忠が、島津義弘に『かたじけない』と頭を下げていたら…」は、おもしろいと思う。どっちつかずの薩摩は結果的に西軍についてしまうわけだが、もし、東軍についていたら、明治維新はどうなっていただろう。まあ、少ない軍勢でありましたから、討ち死にしていたと思いますが。でも?


「本物のおとな論」外山滋比古:著 海竜社:刊


 「○○するのが大人」というように、作者の考えが続いていく。最近は、大人が少なくなったのではないか?。教育が普及し、高等教育を受ける人が多くなっているのに?と、しかし、それは当たり前である、学校にいても生活経験はふえないからであると?つまり、それは当然と作者はいう。家庭が豊かになり、大事に育てられるので、ここにも生活経験はない。

 問題は、中年になっても大人になれない人たちが少なくないことだと作者は言う。それが現実になっていると。手おくれになる前に、大人になる努力をはじめなくてはならないが、多くがうっかりしていると。自分はどうなんだろう。

2021年5月24日月曜日

みんな仲良くしなさいと教えるけれど?

「学校では『みんな仲良く』と教えるけれど、合わない人間同士を無理やり仲良くさせて長時間一緒にしたらイジメが起きるのは当然。『苦手な人との距離の取り方』を教えてもいいのでは」

  ツィッターで見つけた書き込みです。昨日紹介した「みんなに好かれなくてもいい」と同じような内容でした。

 大人だって仲良くなれないことがある。でも、大人はうまく距離を取って、やり過ごすことができる。表現が悪いか?でも、表面だけではだめ、心から…なんてことを先生って言いがちです。こういうふうに教えることで、生徒が仲良くなれない自分を責めたり、無理して自分も好かれようとしたりして、結果として孤独を感じてしまったりすることがあるのではないか。もちろん、クラス全体に指導するかは別ですが、このように悩んでいる子には、こう指導することも大事だと思う。こういうことって、意外と人権教育を取り組んでいる人に多い気もする。言っていることとやっていることにギャップがあるのでは。

 本の紹介の時と同じように感じました。

2021年5月23日日曜日

今週のオオキンレイカ

【今週のオオキンレイカ】

 植え替え後も、元気に育っています。2年目になり、何本かは茎が伸びてきました。これらは、7月頃には花を咲かせることでしょう。と、期待しています。他に何本茎が出てくるでしょうか。楽しみです。


これが一番伸びています


少し黄色く色づいているようです



2021年5月20日木曜日

みんなに好かれなくていい

 【今日の1冊】「みんなに好かれなくていい」和田秀樹:著 小学館:刊


 小学館YOUTH BOOKシリーズ「10年後、世界を変える君たちへ」の中の1冊。シリーの紹介には、「中学生・高校生がよりたくましく、より幸せに生きるための新シリーズ。中学生・高校生の『どうしたらいいの?』という迷いや疑問に、樺沢紫苑、鴻上尚史、和田秀樹、鎌田實ほか、ベストセラー作家がやさしく応えます」と書いてあります。「嫌われないよう」にしようとするあまりに自分を見失ってしまうのではなく、「自分の話をきちんと聞いて意見をくれる友人」、「自分に嘘をつかずに何でも打ち明けられる親友」、そんな友だちをひとりでもつくることが大切と教えてくれます。

 「仲良くすることはいいこと」「友だちは多い方がいい」と教えることは、「仲良くできないとダメ」、「友だちが多くないといけない」と思い込ませることにつながっている。実際、みんなに好かれるためには何をどうすればいいのか?テストの点数なら勉強すればよい、スポーツなら練習すればよい。でもみんなに好かれるためには?そうすると、「まわりと話を合わせる」「違うことを言わない」「空気をよむ」ということがおこり、結果として、人間関係に自信が持てなくなってしまう。

 仲間はずれを禁止し、互いを傷つけない、仲良し教育が優先される教育が、調和を乱さない風潮をつくってきたという指摘から学ぶべき点はある。自分の言いたいことが言えずに我慢している子供は多いと思う。授業においても、わからないというとみんなや先生に迷惑をかけてしまうと考えている子供もいるように感じる。でも、本当に仲がよいとは、自分の言いたいことが受け入れられることであるのに。「わかりましたか?」といわれるものね。

 多少、極端な?感じもしますが、ほかのシリーズも読んでみたい。さまざまな立場の意見を聞くことは大切です。10年後の世界なんて未知なんですから。その10年後をつくるのは子供たちなんだから。

2021年5月16日日曜日

今週のオオキンレイカ

 【今週のオオキンレイカ】

 先週に引き続き、1昨年芽を出したオオキンレイカを敷地内のコンクリートの段に植え替えました。16本植えたので、合計31本植え替えました。まだ残り6本はポットのままで残してあります。今年発芽したオオキンレイカは、1本枯れてしまい10本になりました。残念。








このように茎が伸びてくるものは経験上、花が咲くと思います。




これも茎が伸びてきたかなあ。


残りのポットです。


今年芽を出したもの。本葉が出てきました。

2021年5月15日土曜日

高島市の石造物、中江藤樹、継体天皇

 15日(土)、高島市の石造物を巡る講座に参加しました。高島市歴史民俗資料館から出発して、市内の石造物を散策しました。昔そのままの場所に立っているものもあれば、道路拡張工事等の理由で場所を移されたものもありましたが、やはり昔ながらの場所にあってほしいと思います。移した場合は、もとの位置を明記したり、写真等をつけるといいと思います。






 最後に「藤樹書院」「良知館」を訪ねました。近江国出身の江戸時代初期の陽明学者 中江藤樹氏の記念館です。近江聖人と称えられました。いつも滋賀県に行く時、道の駅で休む度に一度訪ねたいと思っていたところでした。藤樹神社や陽明館などもあるので、もう一度、ゆっくりと訪ねたいと思います。「五事を正す」とかかれた扇子を購入しました。





木で囲まれているのは、橋の塗り替え工事中だそうです。塗料が車に付かないように、完全に板で囲って塗装工事を行っているようです。異様な光景です。


 なお、ここ高島市は、第26代継体天皇が生まれたところとして有名です。近江高島で生まれ、越前国高向で育ち、河内国樟葉宮で即位したと伝えられています。「安産もたれ石」などたくさんの遺跡があるので、あわせてじっくりと見学したいと思います。

2021年5月13日木曜日

先生という言葉

「デンマークでは教室でティーチャーと言う言葉を使うことが禁止されている。」

 プレジデントという雑誌にこんな一節がありました。言葉がどうというよりも、このことに代表される日本の学習形態に問題があるということなのでしょう。

 つまり、「先」に「生」まれた人(教師)が答えを知っていて、知らない人(児童生徒)たちに教えるというのが前提になっているのではないか。予想させるといっても、すでに教師は答えを知っているわけだから、教師の知識以上にはいたらない。しかし、21世紀の学びは答えがない時代なので、こういう学習形態では21世紀に求められている学びにはいたらないのではないか。

 「デジタル時代に、他人の真似をしたり改善したりしても先行者にはまず勝てない。デジタル大陸での競争を生き抜くのに必要なのは、進むべき方向を定め、0から1を作る能力である。」と指摘されている。明治以来の教育の主な目的は、欧米に追いつくために、西洋のやり方を覚え、素早く真似できる人材を育成し産業界に送り込むことだったと。

 日本の教育制度は抜本的に改革しなければならない段階に来ているのかも知れない。

2021年5月9日日曜日

今週のオオキンレイカ

 【今週のオオキンレイカ】

 これまで、小さな鉢(ポット)で育ててきたオオキンレイカですが、そのうち、15本を庭の斜面にある棚に植えました。ななめになっているので、実際に山で育っているような感じになるかなあと思います。うまく根がついてくれるようなら残り全部を植え替えたいと思います。土が赤土っぽいことが若干気になりますが、どうなることやら。






2021年5月5日水曜日

女たちのシベリア抑留

 【今日の1冊】

「女たちのシベリア抑留」小柳ちひろ:著 文藝春秋:刊


 作者である小柳ちひろさんは、ドキュメンタリーディレクター。同名のドキュメンタリーの制作者であります。2008年からNHKの「戦争証言プロジェクト」に参加し、「引き裂かれた歳月 証言記録 シベリア抑留」、「三つの名を生きた兵士たち~台湾先住民“高砂族”の20世紀」、「原爆救護 被爆した兵士の歳月」などの作品を製作されているそうです。さらに、戦争の時代に生きた女性たちに焦点を当てて、「女たちのシベリア抑留」、「NHKスペシャル 女たちの太平洋戦争 従軍看護婦 激戦地の記録」、「サハリン残留 家族の歳月」、「戦争花嫁たちのアメリカ」(2019年)を製作されているそうです。

 「シベリア抑留」について関心があって読み始めた本ですが、抑留者の中に女性の捕虜が存在していたことをはじめて知りました。従軍看護婦や軍属、電話交換手、開拓団の民間女性、そして受刑者の女性たちがシベリアに送られていたのでした。シベリア抑留や引揚を学習する際の新たな視点をいただいた気がします。大変参考になりました。

 ディレクターとして、ご自分で取材されたことをもとにした内容なので、大変説得力があり、読み応えのあるものでした。取材に答えてくださった女性の皆様にも感謝したい。長文なのでやっと読むことができたわけですが、たくさんの番組を制作されているので、それらも是非見てみたいと思いました。

2021年5月4日火曜日

滝と寺めぐり

  ゴールデンウィークですが、コロナ禍ということで県をまたいでの外出は控えています。しかし、家にばかりいても退屈なので、近場に出かけました。

 3日は、図書館に本を返した帰りに、口名田地区にある「田縄の滝」に行ってきました。この道を通るたびに気になっていたので寄ってみました。熊野神社の駐車場に車を止めて、そこからは徒歩。昨日の雨で、道路がぬかるんでいました。反面、水の量は多くて、迫力?が少しありました。





 4日は、折りたたみ自転車を車で運んで青戸方面でサイクリングをしました。途中、犬見の海印寺と大島の清雲寺に立ち寄りました。海印寺は、雪門玄松禅師ゆかりの寺ということで、是非訪ねたいと思っていました。清雲寺は、中の見学はできなかったのですが、ニソの杜と大島円山城址を見学しました(遠くから)。逸見氏はここから始まったということがわかりました。その後、青戸ベイヒルズで少し遅めの昼食を取りました。景色がよくて快適でした。帰りに、柏餅を買って帰りました。