2021年10月21日木曜日

PTAモヤモヤの正体

 【今日の1冊】「PTAモヤモヤの正体」堀内京子:著 筑摩書房:刊


 著者は、朝日新聞の記者。PTAについて取材してきた記者が、我が子の入学を機に実際のPTAに関わった体験談。同じように思っている人も多いことと思う。実際、私自身も同じことを考えてきた。しかし、この本にあるように、PTA会長という立場になっても、なかなか議論は高まらない。

 著者も述べているとおり、PTAへの入会は自由という原則を徹底することが重要です。そのためには、まず、そのことの周知が必要。入会は義務ではないし、入学と同時に入会というのは間違っています。本来ならば、入会申込書をとる必要があります。さらに、上位組織へと動員されたり、他団体の職に勝手に充てられたり、動員させられたりしないことも重要です。

 状況はずいぶん変わりつつあります。市の教育委員会が「入会は自由」でることを説明するように通知したという報道もありました。でも、なかなかうまくいかないようです。会員同士の対立を生んだりするようです。問題を指摘することで、自分たちを批判されていると感じたり、否定されたと感じたりもするようです。見直したり楽なことはわかっているのに。だから、「モヤモヤ」なんです。いい題だと思います。

 教育に関わってきたものとしては、なんとかしたいものです。多くのみなさんに読んでほしいと思います。まずは、保護者のみなさんから。

2021年10月17日日曜日

レット・イット・ビー スペシャル・エディション (スーパー・デラックス)

【レット・イット・ビー スペシャル・エディション】


 アマゾンで予約していたので、10月15日の発売日に届きました。説明は不要と思いますが、1970年5月に発売されたビートルズ最後のオリジナルアルバムのリミックス盤です。
これまでも数種類の「レット・イット・ビー」のCDが発売されましたが、今回は、かなり力が入っているようです。

 内容は、こんな感じです。アマゾンのホームページを参考にしました。
 CD1:オリジナル・アルバム ニュー・ステレオ・ミックス
 CD2&3:未発表アウトテイク、スタジオ・ジャム、リハーサル
 CD4:未発表の1969年『ゲット・バックLP』(グリン・ジョンズ・ミックス)新マスタリング
 CD5:『レット・イット・ビー』


 最後のアルバムになってしまったというのが本当?録音は、「アビーロード」のほうがあとです。アルバム完成までの紆余曲折やバンドとしての終焉を感じさせるエピソードたっぷりの作品です。今回は、映画も公開されるそうなので、このあたりのことを見ることもできるわけです。もう一度、バンドとしてがんばろうという意欲を感じる反面、複雑な人間関係も垣間見ることができ、複雑な感じです。ジョンの曲が少ないなど。YOUTUBEで公開されている「GET BACK」の先行映像でも、楽器の演奏をしないでオノヨーコさんと踊っている映像なんかも出ていますしね。こちらも楽しみ。
 同時に、「レコードコレクター11月号」も買いました。「レット・イット・ビー」の特集号で、曲の解説に加えて、当時の状況が詳しく書いてあります。実は、まだCDを聞いていないので、この本とあわせて聞くとおもしろいのかなあと思っています。聞いたら、また、ブログに書きます。

2021年10月14日木曜日

明通寺

【明通寺】

 棡山明通寺。大同元(806)年、征夷大将軍・坂上田村麻呂の創建。この山中に大きなゆずり木があり、その木をきって、薬師如来、降三世明王、深沙大将の3体を彫って安置したと伝えられている。境内には、ゆずり木がたくさんありました。

 国宝三重塔内陣特別公開ということでしたので、小浜にいったついでに、参拝してきました。プラスチック?ビニル?のカバー越しでしたので、光が写り込んでしっかりと見えなかったのが残念でした。







さすがに、県内唯一の国宝です。帰り道に、地蔵さんや五輪塔のようなものがたくさん積まれていました。不思議な感じでした。

2021年10月10日日曜日

天橋立

 天橋立までドライブをして、天橋立を歩いてきました。智恩寺側から元伊勢籠神社の方に向かって歩きました。いつもは籠神社や笠松公園側に行くことが多かったのですが、はじめてこちらから歩きました。というか、全部歩いたのは初めてでした。途中、さまざまな碑がありましたが、特に、お目当ては「岩見重太郎の仇討ち」に関するものでした。 さすがに疲れたので、帰りは遊覧船に乗って帰りました。今日は、1万歩近くになりました。


「三人寄れば文殊の智恵」で知られる智恩院。お参りをし、
御朱印ももらいました。





岩見重太郎に関する石碑3つ。



         与謝野鉄幹、与謝野晶子、そして、与謝野蕪村の句碑。

2021年10月9日土曜日

10代の君に伝えたい

【今日の1冊】「10代の君に伝えたい 学校で悩むぼくが見つけた未来を切りひらく方法」 山﨑聡一郎:著 朝日新聞社:刊



 図書館で借りて読んでみました。イジメや不登校で悩む子供たちへの読んでほしい1冊です。きっと気持ちが楽になるというか、すっきりすると思われます。例えば、「空気なんて読まなくていい」というところ。

 「空気を読もうというのは、その場の状況や雰囲気に照らし合わせて適切だと思われる言動を自分で判断しましょうと言うこと」「空気を読む」とは「言われなくてもさっしろ」と言う探り合いの世界。一方「意図を読む」は、相手が発した言葉やその文脈がベースにあります。人間関係で大切なのは、その言葉を通して、相手が伝えようとしている「意図」を汲み取ることだと考えています。

 ほかにも、「学校では、基本的に集団行動が求められます。仲良くする力良い、生きていく上で必要なのは、誰とでも共同作業ができる力」ですというところが、印象に残りました。

 自分自身も反省させられます。どうしても、集団生活では集団に同調することを求めてしまいます。強制しなくても、心の中ではそれを求めているような気がします。気にしなくていいよと、言い切れない自分がいます。知らず知らずのうちに、子供たちを追い詰めているのだなあと反省させられます。

 ちなみに、「こども六法」も買いました。

2021年10月8日金曜日

10月5日、7日

 10月5日は、スティーブ・ジョブズの命日でした。今年で、没後10年になりました。早いものです、あっという間の10年でした。APPLEはホームページで「STEVEを称えて」と題した追悼ビデオを公開していました。ティムクックや家族のメッセ時と共に。プレジデントの哲学特集にもジョブズが取り上げられていました。


  また、10月7日は「舞鶴引き揚げの日」でした。昭和20年10月7日、釜山から2,100人の陸軍軍人を乗せた雲仙丸が舞鶴西港に入港しました。舞鶴市は、引き揚げ者をあたたかく迎えた歴史を次世代に継承するとともに、平和に対する意識の高揚を図ることを目的に平成30年に制定されました。舞鶴港は、このあと昭和21年4月に中国から、そして、12月8日からソ連地域からの引き揚げ者を開始し、その後、昭和33年9月7日の白山丸入港まで33年間引揚港として引き揚げ者を受け入れ続けました。

2021年10月5日火曜日

娘の遺体は凍っていた

 【今日の1冊】「娘の遺体は凍っていた」文春オンライン特集班:著 文藝春秋:刊


 ショッキングな題名で、図書館ですぐに目に入った。旭川女子中学生イジメ凍死事件のことだと、すぐにわかった。興味があったことと、ページもそんなにたくさんではないことから、すぐに読むことができました。いじめた子供たちとその親たち、また、校長はじめ教頭や担任の対応、さらに、教育委員会の対応などが明らかになるにつれ、なんと腹立たしい事件である。それに対して、娘の名前だけでなく、たくさんの写真や絵なども公開しておられるお母さんの決意をうかがい知ることができる。「いじめられた者がイジメと感じたらそれがイジメ」こんな当たり前のことが、こうもゆがめられる、学校や教育委員会の隠蔽体質には改めて絶望を感じる。自分たちが追い詰められたときにこそ、その本質が見えるということだろうか。第三者委員会なるもののあり方にも課題がある。そう思って、改めて写真をみると、涙が出てきます。

2021年10月4日月曜日

今週のオオキンレイカ

 【今週のオオキンレイカ】

 最後の花もそろそろ終わりに近づきました。花は咲いたのですが、これまでのところ、種は全く取れませんでした。そこまでの生命力がなかったということでしょうか。水やりが十分でなかったことも関係するのでしょうか。今度の課題です。ということで、最後に残った花です。


スマホで撮ったことも関係あるかも知れませんが、
花が終わりに近づいて、白っぽくなっています。


               拡大するとこんな感じです。

2021年10月3日日曜日

氏神祭礼

 3日(日)は、気比神社氏神祭礼でした。コロナ禍ということで、神事だけになりました。幟等も立てませんでした。神社のブログと重なるので、ここでは神事について書き留めておきます。毎年、迷ってしまうので。

神事

1 祝詞(神官さんによるお祓いの祝詞)

2 お祓い(神官さんが玉串やお供え物、我々参加者のお祓いをされます。)

3 本殿へお供え(神官さんが本殿にのぼられたら、氏子総代と権守がお供え物を運びます)


4 本殿で祝詞(神官さんが本殿で祝詞をあげられます)


                 敷物の向きが逆です

5 玉串奉奠(区長、自治会長、漁業協同組合、農家組合、権守、氏子総代の順に玉串を奉奠)


  6 本殿のお供えをさげる(神官さんが再度本殿にのぼられたら、氏子総代と権守がお供え物をさげます) 

 以上