1月31日(土)10:00〜 子育て講演会 講師 広木克行先生
臨床心理学の成果を踏まえ、「子どものありのまま」を理解することの重要性を再確認させていただいた。
【印象に残った言葉】
「先生は正常発達モデルをベースにしており、そこからはずれた子どもは困った子にしてしまう。」
→でも、正常な発達モデルを理解できてさえ得ないのではないだろうか。自分が理解できな いものを理解しようとしないのではないか。発達心理学を改めて勉強する必要を感じた。 少なくとも、発達は相互作用であるはずだから。」
「困った子じゃなくて、困っている子。」「子どもの言動には必ず意味がある。」
→困っているのは先生じゃなく、子どもである。支援が必要な子どもに対する教育と同じ発 想である(はず)。
「変わってほしいと思っている親や教師が変わることが重要である。」
→関係性。相互作用。関係が変わらないと子どもは伸びない。
「先生はなんでも発達障害、学習障害として、とらえる傾向がないか。」
→本当に必要な支援とは違うものを与えてしまわないか。
「母性や父性は遺伝子に組み込まれていない。」
→なるほどなあ、だから、逆に一人一人に応じた子育てができるわけだ。
「ひとつのものさしで見ない」
「単語家族→単文家族→複文家族→重文家族→対話のある家庭」
もっと他にもありますが、このくらいで。
学生の頃、教育学や発達心理学を学習していた時に聞いたフレーズに似た言葉をたくさん聞いて気がする。僕も学び直しをしないといけないなあ。