【今日の1冊】
「シベリア抑留者たちの戦後」富田 武:著 人文書院:刊
大変むずかしい本で、正直、第1章だけは、しっかりと読みましたが、これ以外は斜め読みでした。なんと「註」だけでも40ページくらいあり、研究物といった感じでした。いつかまた挑戦したいと思います。
印象に残ったのは、「あとがき」の「第2」にかかれていたことです。シベリア抑留問題を次の世代後世に伝えるため学校教育の現場で取り上げるよう働きかける課題についてふれられていました。この点について、微力ながら取り組みたいと思いました。まずは、教科書にどのような記述があるのかを確認したいと思います。
「日本のいちばん長い日(上)、(下)」半藤 一利:原作 星野 之宣:漫画 文藝春秋社
「ラーゲリー」や「大地の子」を同じ文春現代史コミック。一緒に買ってしまいました。
原作は、何度も映画化されている「降伏」か「本土決戦」か巡るノンフィクションドラマ。漫画化するに当たり、幕末の「尊皇攘夷」思想から説き起こす展開となっており、なかなか面白いです。