ゴールデンウェーク後半、映画を2本観ました。
【銀河鉄道の父】
宮沢賢治の父を描いた映画なので、主演が役所広司さん、賢治を菅田将暉さん、トシを森七菜さっが演じています。原作は読んだことないのですが、直木賞を受賞しているらしいです。父を主人公に家族愛をつづった作品です。厳格な父親であろうと努めるが、ついつい甘やかしてしまう父でもあります。原作を読んでみたいとも思います。
ただ、入院する息子の看病を父親がするなんてことは、当時はあり得ないことなのでしょうが、今は当たり前になっています。したがって、若い世代の人が時代背景を無視してみると、当たり前のことで、父の行為の評価も変わってしまいます。そのあたりがもったいないなあと感じてしまいます。世代によって評価が変わるのでしょうね。
宮沢賢治の人物像については、正直よくわからい面があります。「雨にも負けず」などのイメージが先行すると、強い、聖人君子的なイメージが強くありますが、あの詩の最後は「そういうものにわたしはなりたい」です。そのあたりのイメージの違いによっても、この映画の評価は変わるのかなあと思います。1冊の本を2時間の映画に入れ込むことはむずかしいのだろうなあ。
あとで、気がついたのでが、今年は宮沢賢治没後90年の年なのですね。
【シン・仮面ライダー】
実は、この作品の主演は「緑川ルリ子」さんなのかも知れない。そんな気がしました。
なぜ、いつもコートを着ているかというと、仮面ライドのマスクを脱いでも、ライダースーツを着ており、そのままの格好で町を歩くことはできまいので、コートで隠しているということなのでしょう。緑川さんも。
仮面ライダーファンとしては、おもしろかったのですが、これも評価はわかれるのでしょうね。サソリオーグの長沢さんは必要なのかなあとか、逆に、ハチオーグの西野七瀬はよかったなあとか。ラスボスの森山未來さんはどうなのかとか。もともとの仮面ライダーの話を知っている方がわかりやすいのかとか、知らなくてもいいのかとか。よかったかどうかと訊かれると、微妙です。
あと映画の前にエバンゲリオンの宣伝が10分くらい流れるのですが、知らないで観ていたので、映画を間違えたのか思いました。思わず、映画館の人に聞きに行ってしまいました。最初に説明してほしかったなあ。
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