【今日の本】
「教師花伝書」佐藤学著 小学館刊
本書は「総合教育技術」に連載された文章をもとに編集されており、雑誌のほうで一度は読んだ内容である。題名のとおり世阿弥の「風姿花伝」の精神にのっとりかかれたもの。教師は「教えの専門家」であると同時に「学びの専門家」でもあり、研修に励まなければならない。文書を引用すると、「教師が授業を『妙花』に洗練させる『心』とその花の『種』となる『態』を学ぶ道筋を提示したい」とのが意図らしい。
「心」とは、思想・哲学であり、「態」とは身体技法・見識である。
特に、気になったところを抜粋する、
聴くの三つの関係
(1)題材(テキストや資料)のどことつながって発せられているのか・
(2)他の子どものどの発言とつながって発せられているのか。
(3)その子自身のそれ以前の考えや発言とどうつながっているのか。
3つの規範
(1)子ども一人ひとりの尊厳を大切にする。
(2)教材の可能性と発展性を大切にする。
(3)教師としての自らの哲学を大切にすること。
「今こそ教師として「私」を語り、教室の固有の子どもを語り、自らの実践経験を自らの言葉で語ることが重要な時はない。」
「いつも発言する人や声の大きい人で授業実践を創造的に生み出している人に出会ったことはない。授業実践を創造的に推進している人や子どもの可能性を存分に引き出している教師は、どの教師も物静かな教師であり、決して目立とうとしない慎み深い教師である。」
【世阿弥その2】「秘すれば花」
誰もが創造していなかったことをやって、相手を圧倒すること。誰も知らない自分の芸を秘密に持っていること。
いつでも自分の可能性を広げるための準備として、もう一つの秘する花を持っているだろうかと自問することが必要ということかなあ。
2009年8月2日日曜日
世阿弥その1「初心」
【世阿弥その1「初心」】
「初心忘るばからず」この言葉が世阿弥の言葉であると知ったのは、恥ずかしながら1年ほど前である。そして、さらにはずかしいことに、これまでその意味を浅くしか知らずに、「はじめの志を忘れてはならない」と言う意味であると思っていた。もちろんこれでも間違いとは言えないのであろうが、本当はもう少し深い。
世阿弥にとって「初心」とは、新しい事態に対応するときの方法であり、試練を乗り越えていくときの戦略のことらしい。世阿弥の言葉に「老後の初心忘するべからず」といいうことばあるように、三つの「初心」があるらしく、若いときの「初心」を忘れてはならないのは、若いときの失敗や試練を忘れないことがのちの成功のもとになるということ。
つまり、「初心忘るべからず」とは、いままで経験したことのないような事態に対して、自分の未熟さを知りながら、それに挑戦していく心の構えであるということらしい。試練を通して人生を生き直す。初心ははまさに人生の戦略であるということか。
「初心忘るばからず」この言葉が世阿弥の言葉であると知ったのは、恥ずかしながら1年ほど前である。そして、さらにはずかしいことに、これまでその意味を浅くしか知らずに、「はじめの志を忘れてはならない」と言う意味であると思っていた。もちろんこれでも間違いとは言えないのであろうが、本当はもう少し深い。
世阿弥にとって「初心」とは、新しい事態に対応するときの方法であり、試練を乗り越えていくときの戦略のことらしい。世阿弥の言葉に「老後の初心忘するべからず」といいうことばあるように、三つの「初心」があるらしく、若いときの「初心」を忘れてはならないのは、若いときの失敗や試練を忘れないことがのちの成功のもとになるということ。
つまり、「初心忘るべからず」とは、いままで経験したことのないような事態に対して、自分の未熟さを知りながら、それに挑戦していく心の構えであるということらしい。試練を通して人生を生き直す。初心ははまさに人生の戦略であるということか。
2009年8月1日土曜日
整理HACKS
【今日の本】
「整理HACKS」小山龍介著 東洋経済新報社刊
整理術もの。小山さんの本は3冊目。MACユーザーでもあるので、なにかと参考になるかなあと言うのが購入の動機。もしかすると立ち読みで概略がわかるくらいの内容かもしれない。でも、新しい機器を取り入れた内容はとても参考になります。とにかく何も考えずにパソコンに放り込んであとで残すか捨てるかを判断するというのはよくわかる。それだけSCANSNAPは優秀だと思う。EVERNOTEもよさそうですが、すべて英語表示でインストールに失敗したみたい。それに、位置情報を聞いてきたり?はやりiPHONE用ってことかなあ。やはり、ノートパソコンの小さいのが必要かなあ。13inch MACBOOK PRO! これが狙い目。でも、その前にインターネットを何とかしないと。
「整理HACKS」小山龍介著 東洋経済新報社刊
整理術もの。小山さんの本は3冊目。MACユーザーでもあるので、なにかと参考になるかなあと言うのが購入の動機。もしかすると立ち読みで概略がわかるくらいの内容かもしれない。でも、新しい機器を取り入れた内容はとても参考になります。とにかく何も考えずにパソコンに放り込んであとで残すか捨てるかを判断するというのはよくわかる。それだけSCANSNAPは優秀だと思う。EVERNOTEもよさそうですが、すべて英語表示でインストールに失敗したみたい。それに、位置情報を聞いてきたり?はやりiPHONE用ってことかなあ。やはり、ノートパソコンの小さいのが必要かなあ。13inch MACBOOK PRO! これが狙い目。でも、その前にインターネットを何とかしないと。
マルクスは生きている
「マルクスは生きている」不破哲三著 平凡社新書
新書という限られたページ数にも係わらず、大変読みやすくて、分かりやすい内容である。マルクスなんてひさしぶりに読んだのだけど、さすがにマルクス研究の第一人者である不破さんの文章、本当に分かりやすい。「マルクスは、どんな研究についても、自分の到達点に安住しない人だった」ということ、そして、その「マルクスをマルクス自身の歴史の中で読む」という不破さんの姿勢、どんな学問・研究にも共通することだと思う。大月書店からは、マルクスやエンゲルスの古典をわかりやすくした「マルクス・フォー・ビギナー」全5巻が刊行されるらしい。時間があれば「空想から科学へ」なども読み返してみたい気もする。でも、時間がないか。
新書という限られたページ数にも係わらず、大変読みやすくて、分かりやすい内容である。マルクスなんてひさしぶりに読んだのだけど、さすがにマルクス研究の第一人者である不破さんの文章、本当に分かりやすい。「マルクスは、どんな研究についても、自分の到達点に安住しない人だった」ということ、そして、その「マルクスをマルクス自身の歴史の中で読む」という不破さんの姿勢、どんな学問・研究にも共通することだと思う。大月書店からは、マルクスやエンゲルスの古典をわかりやすくした「マルクス・フォー・ビギナー」全5巻が刊行されるらしい。時間があれば「空想から科学へ」なども読み返してみたい気もする。でも、時間がないか。
2009年7月29日水曜日
「涙の理由」ほか
久しぶりの投稿になりました。CATVのケーブルモデムが故障のため、長い間インターネットが使えなかったからです。もちろんどこからでも投稿しようと思えば可能なので、半分はサボっていたのですが。
【今日の本】
「涙の理由」重松 清・茂木健一郎著 宝島社刊
「涙を流すとき、脳では何が起こっているんだろう」というキャッチフレーズに誘われて購入。つい最近、「その日の前に」のDVDを見たところだったので(原作は以前に読んだが)、「重松清」「涙」に誘われた感じかな。
おもしろいと思ったのは、「・・・その面では中学生にはまだ泣けないものがあっていい。大人にならないと、ここでは泣けないはずだっていうものがあっていい。だけど、いまは、中学生でも泣けるものに大人も泣くような感じになっちゃって・・・・・。そこが僕は、すごく心配なんだ。」というところ。僕もそう思う。
「戦う組織」の作り方 渡邉美樹著 PHPビジネス親書刊
さぼっているようで、何冊かは本は読んでいる。渡邉美樹さんは、その経営についての考え方などから、以前から好きな作家?で、その著書はほとんど読んでいる。教育論などには若干違和感も思えるが。この株主総会で社長から会長になった渡邉氏、50歳という若さで社長を退く思い(決意)が書かれている。面白い、実に面白い。
「愛の反対語は無関心である」「評価とは、その人の能力に○や×をつけることではない。彼がもっと能力を発揮できる役割は何かを判断するために行うものだ。」→教育にもつながる。
「一人ひとりの社員が心穏やかであること。一人ひとりの社員が働く喜びを感じていること。・・・リーダーは仕事における幸せとは何かをしっかりと考える必要がある」→どこかの職場に読んで欲しい内容である。
最後に、思考の三原則について。
第一は、目先にとらわれないで、できるだけ長い目で見ること。
第二は、物事の一面にとらわれないで、できるだけ多面的に、できれば全面的に見ること。
第三は、何事によらず枝葉末節にとらわれず、根本的に考えること。
とくに、第三、やる気が失っているとしたら、なぜそうなっているか根本原因を考えることが必要ということ。→これも職場に言えることです。なにかでプロと言われる人の発想は、職種を超えて通じるなあと改めて感じる。
【今日の本】
「涙の理由」重松 清・茂木健一郎著 宝島社刊
「涙を流すとき、脳では何が起こっているんだろう」というキャッチフレーズに誘われて購入。つい最近、「その日の前に」のDVDを見たところだったので(原作は以前に読んだが)、「重松清」「涙」に誘われた感じかな。
おもしろいと思ったのは、「・・・その面では中学生にはまだ泣けないものがあっていい。大人にならないと、ここでは泣けないはずだっていうものがあっていい。だけど、いまは、中学生でも泣けるものに大人も泣くような感じになっちゃって・・・・・。そこが僕は、すごく心配なんだ。」というところ。僕もそう思う。
「戦う組織」の作り方 渡邉美樹著 PHPビジネス親書刊
さぼっているようで、何冊かは本は読んでいる。渡邉美樹さんは、その経営についての考え方などから、以前から好きな作家?で、その著書はほとんど読んでいる。教育論などには若干違和感も思えるが。この株主総会で社長から会長になった渡邉氏、50歳という若さで社長を退く思い(決意)が書かれている。面白い、実に面白い。
「愛の反対語は無関心である」「評価とは、その人の能力に○や×をつけることではない。彼がもっと能力を発揮できる役割は何かを判断するために行うものだ。」→教育にもつながる。
「一人ひとりの社員が心穏やかであること。一人ひとりの社員が働く喜びを感じていること。・・・リーダーは仕事における幸せとは何かをしっかりと考える必要がある」→どこかの職場に読んで欲しい内容である。
最後に、思考の三原則について。
第一は、目先にとらわれないで、できるだけ長い目で見ること。
第二は、物事の一面にとらわれないで、できるだけ多面的に、できれば全面的に見ること。
第三は、何事によらず枝葉末節にとらわれず、根本的に考えること。
とくに、第三、やる気が失っているとしたら、なぜそうなっているか根本原因を考えることが必要ということ。→これも職場に言えることです。なにかでプロと言われる人の発想は、職種を超えて通じるなあと改めて感じる。
2009年6月30日火曜日
浮島丸
【今日の本】
「爆沈・浮島丸 歴史の風化とたたかう」
映画「ニワトリはハダシだ」を見ていて、障害者問題だけでなく、在日韓国・朝鮮人問題もこの作品のテーマになっていることに気づき、「浮島丸」「下佐波賀」などの言葉が気になっていたとき、6月27日(土)に公民館でこの本を見つける。本は一気に読めた。
浮島丸は、昭和20年8月24日、舞鶴港に入ったとき、「佐波賀」沖で爆沈した。この事件で、朝鮮人乗客500人以上が尊い命を失っているが、爆発の原因など、未だに解明されていない点も多い。日本に強制連行で連れてこられた朝鮮人の問題について考える教材となると考えられるので、さらに詳しく学習していきたい。
ということで、28日(日)に舞鶴市下佐波賀地区にある「浮島丸殉難者追悼公園」を訪ね、追悼の碑を見学してきた。また、若狭図書学習センターで、「浮島丸釜山港へ向かわず」という本を借りてきた。また、「エイジアンブルー 浮島丸サコン」という映画もあるらしいので、こちらも見てみたい。
2009年6月17日水曜日
五木寛之さんの本など
久しぶりの投稿です。5月に購入したimacの調子が悪く、それもあってこのブログからも遠ざかっていました。
【この間読んだ本】
「人間の覚悟 五木寛之著 新潮社刊」
覚悟とは、あきらめること、「明らかに究めること」。事実を正面から受け止めること。登山と下山があって山登り。なるほど、よくわかる。
「鬱の力 五木寛之・香山リカ著 幻冬舎刊」
たぶん上の本よりこちらの方が五木さんにとっては先になるのかなあ。鬱とは、「草木の茂るさま。物事の盛んなさま。」のこと。また、香山さんの鬱に関する最近の治療や医療に関する話も参考になりました。
「ボロを着た王子様 村崎太郎著 ポプラ社刊」
ご存じ猿廻しの芸人である村橋太郎さんの自伝的小説。自分の出身をカミングアウトしたあとの小説であり、差別への思いなどが克明に書かれている。彼も一時期鬱であったようで、結婚を機に立ち直ったとのこと。栗原美和子さんとの結婚については、栗原さんが書かれた小説の方が詳しいらしい。本は持っているので是非読んでみたい。お父さんが活動家であったことは知っていたので、太郎さん自身はどのような考え方なのかを知りたかったのがこの本を読もうと思った動機。思った以上には面白かったかなあ。
【imac】
インターネットの速度が遅い。たった1MB程度のファイルもダウンロードできない。
同じ環境のPOWERBOOKは早いのになぜかレパードのimacだけ遅い。機械の故障でないことは販売店で確認済み。どう考えても原因がわからない。同じような症状の方はいないのだろうか。
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