昨日、X−T2の「ACROS」モードで写真を撮って、アップしたばかりだったので、なんだか複雑です。理由は、需要の継続的な減少と安定な供給の困難さだそうです。写真家をめざす学生さんくらいしか使わないのでしょうね。
販売が終了するのは、「ネオパン 100 ACROS」シリーズで、2018年10月に出荷終了だそうです。それに伴い、印画紙も集荷が終了となるらしいです。
さっき書いたとおり、デジカメに「ACROS」モードがあるので、今後も、その技術はデジタルの世界で引き継がれていくわけです。マニュアルカメラをすべて処分した身には関係ないのですが、なんとなく寂しい感じはします。
付け足しですが、カラーフィルムと違って、モノクロフィルムは、昔から現像とプリントの方式が変わっていない。基本、自然乾燥の手焼き、印画紙も耐久性バッチリ。大変素晴らしいのですが、この作業をきちんとできる人がいなくなったこともなくなる原因なのでしょう。
世の中的には、このあたりが大問題なのでしょう。技術が受けつがれていかないこと。すべてがコンピュータや機械に変わることができないということ。真剣に考えないといけない時代なんだと思う、今が。
すべて「ACROS」モードでの撮影です。
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