
12月の朗読と対談の会のときに紹介された本である。題名にドッキッとして買ってみたくなりました。わたしたちは子どもたちに遺言を書かせるような、そんなあやうい世の中に生きているのか。遺言というよりは、これから生きていく世の中をこうしてほしいという願いのようなものを感じる。個人的には、「いや」がいいかな。「いやだと言わせてください」って、切実な感じがする。詩は苦手である。でも、谷川さんの詩集は文庫本が2冊ある。読み直してみるかなあ。
「けっこう一生懸命、仕事をしている」「まわりもそれを認めていて、避難する人はいない」「本人はその行為にまったく疑問を持っていない」「しかし、成果はほとんど出ていない」中身の薄い仕事に追われているだけなのに、つい「バタバタとしていて…」といってしまう。仕事をしたつもりとは、このような状態を指すそうです。
講座は、鳥浜貝塚発見50周年記念パネルディスカッション「トリハマが縄文研究にもたらした成果と課題」。発掘にかかわった6名のパネラーによる話はとてもおもしろかった。そして、ためになりました。おもしろかったというのは、研究者の学問的な立場で見方やとらえ方が違うところであり、それをはっきりと出し合い、ときにはパネラー同士が批判し合いながら話が進むところでした。そして、それを町民のみなさんに公開するところもおもしろい。トリハマの成果として、空間保存、環境考古学の確立、季節性、定住性をあげられましたが、改めて縄文研究に果たした役割を認識しました。縄文の集落は、多くても30名程度、集落は20kmくらい離れていたということ、それはアボリジニーなどの各国の先住民族と共通していることなど、参考になりました。
「みんないじわるばかり。ぼくはいつもひとりぼっちなんだ」ピコは夜になると、いつもないていました。そんなある夜、ふくろうがやってきて、とりごやのそとにはもっとおおきくて、すばらしいものがいっぱいあること」を教えてくれます。初めて見る世界、そして、そこでたくさんのやさしい友だちに出会います。鳥たちから友だちのしるしに羽をもらい、気がつくと、どんな鳥よりも立派なおっぽになっていました。
そんなある日、1台のトラックが食肉加工センターにやってきました。明日、殺される予定の牛が積まれて。そこには、女の子がいて、牛に謝りながら、原をさすっているのでした。坂本さんは、「見なきゃよかった」と思います。そして、坂本さんは「この仕事はやめよう」と決心し、明日は休むことにしました。