【オリンピック】

ただ、この2人の選択はよしとして、どうして「ヘイジュード」なんだろう?名曲ですよ、名曲!最後の大合唱が印象的なのでしょう。でも、この曲は、オノヨーコとの関係から離婚を迫られていた(この後?)妻シンシアと息子ジュリアンを慰め、励ますための曲である。内容を知ると、複雑である。かといって、他の候補も見当たらない気がするが。 そして、閉会式、どうして「イマジン」なんだろう。オノヨーコとの影響から平和運動などに傾倒していた時の曲。かなり追い詰められていた感のあるジョンが前作から一転し、ソフト路線になって、大ヒットした曲。そういえば、レコードも持っていたなあ。さらっときくには雰囲気があっていいけれど、しっかり聞くと退屈な曲で、どちらかというと好きではありません。当時、ビートルズはオノヨーコのために解散に追い込まれていたわけで(言い過ぎでしょうか)、この2曲を聴くと、どうもそのあたりの事情が思い出されます。一生懸命、「もう一度やろうよ」と語りかけたり、シンシアとジュリアンを慰めたりと、ポールの優しさが印象的です(個人的な感想かな)。ジョンは死んでしまったわけで、オノヨーコの言葉を聞いてもなんとなく信じられないし。本当のところ、オノヨーコと出会い、ビートルズを解散し、銃弾に倒れるまでのジョンについて、もっともっと知りたい気になります。ジョンについては、正しく理解できていなくて、偏見で見ているのかも知れないと。ちなみに、「イマジン」を最後に、ジョンはイギリスを去っているのではなかったかなあ?曲は素晴らしいのでしょうね。
【「ビートルズの幽霊」葉山葉:著 ワニブックス:刊】
図書館で借りて、読みました。なるほどなあと思う部分もたくさんありました。ポールとジョンがそれぞれの曲で互いを批判しているなんて初めて知りました。ジョンの曲も久しぶりに聴いてみるかなあ。とりあえず。ベスト盤があるので。
【DVD】
娘の引っ越しもあり、長時間運転するときには、DVDをたいくつに観ます。観ると言っても、同乗者が観るのであって、ぼくは音が中心ですが。そんな中からおもしろかったものを紹介します。
「ディアドクター」

「この胸いっぱいの愛を」

この映画のように退職した後や死んだ後に幽霊になったりしないように、いまをしっかりと生きていきたいと思いました。とても大げさですが。そんなすごい映画でもないのに??でも、勝手にそう感じています。