2024年1月22日月曜日

MISIA 星空のライヴⅫ

1月20日(土)サンドーム福井にて、「25th Anniversary MISIA 星空のライヴⅫ Starry Night Fantasy」が開催されました。



 「サンドーム福井」でのコンサートは自身初だそうです。意外でした。席は、アリーナの前の方の席でした。どこのコンサートに行っても、スタンド席が当たっていたのですが、初めてのアリーナ席でした。声に圧倒されました。とても素晴らしかったです。

 サンドーム福井、初コンサートということなのでしょうか、途中電源のトラブルか何かで10分くらいコンサートが中断してしまいました。ピストルの発射音のようで不気味でした。たくさんのアーティストがコンサートをやっていると思うので、なんということでしょう。さすがプロ、顔には出していませんでしたが、いい曲のタイミングだったので、ああいうのっって、モチベーション下がっただろうなあ。これに懲りずに、これからもコンサートに来てほしいと思います。

 1時間くらい前には到着したのですが、駐車場が満杯で、かなり遠くに止めることになってしまいました。4月にも来るので、もっと早くに到着しなければと思いました。

 余談ですが、隣の2席が欠席でした。もしかしたら震災の関係で来れなくなったのかも知れません。ちなみに、1月21日(日)に「ハーモニーホールふくい」で開催の予定であった「TSUKEMEN 15周年記念ツアー」 「TSUKEMEN 15th Anniversary CONCERT 〜BEYOND CLASSIC〜」は、1月20日の石川・北國新聞赤羽ホールで開催分ともども公演合わせになりました。残念ですが、こればかりは仕方がありません。能登地震の被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。

2024年1月15日月曜日

緑黄色社会

 1月13日(土)大阪城ホール にて、緑黄色社会「リョクシャ化計画2023ー2024」に行ってきました。意外なことに、アリーナツアーは初めてだそうでした。


                  ホームページから。


最近は、電子チケットが多くなりました。

 チケットぴあでチケットを取ったのですが、なんとステージの真横あたりの席でして、最初は「失敗したなあ」と思ったのですが、逆に、メンバーを映す液晶画面のすぐ近くだったので、メンバーをアップで見ることができ、ラッキーでした。また、ステージ横やステージ下でのスタッフ動きなども見ることができ、おもしろかったです。

 なんといっても、ボーカルの⻑屋晴⼦さんの透明で⼒強い歌声がこのグループの売りでしょう。さらに、4人のメンバーの個性がうまく絡み合って、バランスがとれているところが魅力です。個人的には、キーボードのpeppeさんのピアノのタッチも好きです。4人全員が作曲できるところも個性豊かで魅力的です。途中、会場の中央に移動し、4人だけでアコースティックな演奏の曲が2曲ありましたが、そちらも声がしっかり聞けて素敵でした。(ドラムの人はサポートメンバーなんですね。)初めて大阪でコンサートをしたとき1人しかお客さんがいなかったというのは驚きでした。とても、元気が出る。素晴らしいコンサートでした。


コンサートの開始前と後は、
思い出のために写真をとってもけっこうですと、
アナウンスがありました。

また、能登地震で参加できない方は、払い戻しができるそうです。
こんな時にやっていいのか?いや、こんな時だからこそ!という
おもいで開催されたと言っていました。

2024年1月11日木曜日

1945 わたしの満洲脱出記

 「1945 わたしの満洲脱出記」稲毛幸子:著 ハート出版:刊

 1945年8月9日、ソ連参戦後、満州にいた日本人を襲った悲劇の記録は多く残されてる。


 一つは、シベリア抑留と引き揚げの記憶。もう一つは、満州からソ連兵などからの迫害や収奪から逃れ自力で引き揚げてきた記憶。前者については、書籍も多く、わたしたちの目に触れることが多いが、後者については、書籍も少なく断片的にしか理解できていないと感じている。(私が知らないだけかも知れませんが)

 というわけで、意識してその記録を読むようにしている。この本は、その一つである。シベリアからの引き揚げの記録は、総括的にまとめられたものが多いことに比べると、満州からの引き揚げの記録は、個人的な記録が多く、検証しないといけない面もあるかも知れないが、反面、生々しく、作者の思いがストレートに伝わっきて、心を打つ。通史的な知識の隙間を受けるものとしても、こういった個人の記憶は、ぜひ遺しておかなければならないと思っている。

2024年1月5日金曜日

最近読んだ本

 「iPhone15 超絶便利なテクニック140」かじがや卓哉:著 インプレス:刊

 11月に、iPhone8から15に5年ぶりに買い換えました。バッテリーがもたなくなったこととOSのバージョンアップが対象外になったことが理由です。5年ぶりの機種のため、いろいろと新しい機能を学びたいと思い購入しました。すべてを試したわけではないのですが、なかなか参考になります。手元に置いて読んでいます。



「わたしの『やめて』 戦争と平和を見つめる絵本」自由と平和のための京大有志の会:文 塚本やすし:絵 朝日新聞社:刊

 安保法案反対のために京都大学で結成された「自由と平和のための京大有志の会」の「声明書」を子どもたちにも読めるようにやさしく書いたものだそうです。たくさんの子どもたちに読んでもらい、戦争と平和、命の重みについて考えてほしいものです。「せんそうは はじめると だれにも とめられません」「せんそうは はじめるのは かんたんだけど おわるのは むずかしい」本当にそのとおりです。


「シベリア抑留って?」亀井 励:文 木川かえる:絵 渡辺千代子:協力 かもがわ出版:刊

 京都シベリア抑留死亡者遺族の会:発行の本です。このような会があること(あったこと)、また、宝ヶ池公園に鎮魂と書かれた「慰霊碑」があることを初めて知りました。おばあさんが孫とロシア人の友だちであるマーシャを連れて慰霊碑を訪ね、2人にシベリア抑留の話をするという設定がいいと思います。ロシアだけを一方的に責めるのではなく、みんなで考えていこうという思いが伝わる絵本でした。「ロシアの人はとても親切なのに、日本人はそれをしらなかった。お互いによく知らないで戦争して私たちのように悲しい目にあう人ができたのよね。」といいつつ、最後の場面でおばあちゃんが2人と手をつないで歩くところが印象的でした。


2024年1月4日木曜日

ラーゲリ犬クロの奇跡

「ラーゲリ犬クロの奇跡」祓川 学:著  田地川 じゅん:絵 ハート出版:刊


 昭和33年12月26日、シベリアからの最終船「興安丸」に乗ってやってきた「クロ」の物語。これまでにも絵本や物語が発行されてきましたが、令和のこの時代に新たに発行されるとは思ってもいませんでした。昨年の映画の影響なのでしょうか。これまでと同じような内容の本かと思っていましたが、私にとっては新事実がたくさん乗っていて、大変参考になる1冊でした。新しく知ったことは、次のとおりです。

①クロが朝鮮人の抑留者たちに食べられそうになったということ。まさに、絶体絶命のピンチでした。

②クロの飼い主であった川口さんが、帰国後、一旦、身柄を引き渡されることになり、クロと離ればなれになったこと。

③クロのお墓は西舞鶴の「瑞光寺」にあるらしいこと。

 作者の取材力に感謝です。この本に、クロのお見合い写真があったので、スキャンしてカラー化しました。なお、この本のほかにも、「兵隊さんに愛されたヒョウのハチ」と「洞窟少年と犬のシロ」という著書ががあるそうなので、早速アマゾンで注文しました。こちらも楽しみです。

※年末に読んでいたのですが、アップが遅くなりました。繰り上げてアップしています。