2024年2月19日月曜日

忘却のための記録

 【今日の一冊】

「忘却のための記録 1945−46 恐怖の朝鮮半島」清水 徹:著 ハート出版:刊


 昭和20年8月9日。ソ連が日ソ中立条約を破棄して、侵攻を開始。清水家の人々は、朝鮮北部吉州で終戦を迎える。終戦後もなお続くソ連軍の侵攻をさけて、一家は避難のため朝鮮南部を目指しますが、途中、ソ連軍によって足止めを食らう。そんな彼らが、祖国日本への生還を目指し38度線を越えるところまでの労苦を描いた内容。清水家の人々が日本の地を踏んだのは、1946年5月14日。到着した港は、山口県仙崎港だったようだ。

 清水家の人々のように、北朝鮮在住の方々は、引揚が1年以上も先送りにされ、実際に開始するのは、1946年12月に入ってからであった。その間、多くの人々が自力での脱出を試みたが、その行路で、餓死、凍死、伝染病死で亡くなった方が35,000人ほどいるらしい。

 購入したのは、1月だが、読み終えるのに、ずいぶん時間がかかってしまいました。

2024年2月18日日曜日

今週のオオキンレイカ

【今週のオオキンレイカ】 

 今年は、暖冬のせいか、オオキンレイカのまわりは雑草だらけです。そこで、除草をしました。茎の根元あたりからは、新しい芽が出ています。赤っぽく見えるところが芽です。

 今年もたくさん咲くでしょうか、楽しみです。



2024年2月4日日曜日

 2月3日(土)は、節分。そこで、大江町総合会館で開催された「令和の鬼展」と元伊勢内宮皇大神社の節分祭に行ってきました。

1 令和の鬼展 

   会場:大江町総合会館イベントホール

   内容:令和の鬼展、こども鬼映画祭、鬼鬼ピアノなど


          ※鬼に関する展示がたくさんありました。


2 元伊勢内宮皇大神社の節分祭


   ①午後2時~ 三鬼打ち神事

          人に災いをもたらす三鬼(病鬼・陰鬼・貧鬼)を神前

          に追い込み、お祓いをすることで、病鬼を元気に、

          陰鬼を陽気、貧鬼を富貴のお多福に変身させるという

          行事だそうです。鬼役は、大江高校の生徒が扮して

          いるそうです。※参加者全員で豆まきをしました。







 お祓いを受けると、「病鬼」が「元気」に、「陰鬼」が「陽気」に、

「貧鬼」が「富貴のお多福」に変わります。ちょっとかわいい?





   ②午後2時40分~ 盃割り神事・布八つ裂き神事

             ※こちらの行事は、だれでも参加でき、盃割り

              も布八つ裂きも体験しました。


 コロナの関係で、3年ぶりの開催だそうですが、大変たくさんの人が最後

まで参加していました。盛大な行事でした。その他、福笹・厄除豆・立春大

吉御神札の授与、甘酒の接待もありました。「福笹」は、枯れても葉が落ち

ないそうです。とにかく、参拝者が行事に参加できるのがいいです!

 時間があったので、「天の岩戸神社」にも参拝しました。



2024年2月2日金曜日

最近読んだ絵本など

 「洞窟少年と犬のシロ」 祓川 学:著 ねもと きょうこ:絵 ハート出版:刊


「兵隊隊さんに愛されたヒョウのハチ」 祓川 学:著  伏木 ありさ:絵 ハート出版:刊


 先日読んだ「祓川 学さん」の本。ドキュメンタリー、事実を元にした物語。洞窟少年は以前にテレビでも放送されたそうですが、全然知りませんでした。YOUTUBEに出ていました。ヒョウの話は、戦争中の話で、象のトンキーと同じような話でした。


「二番目の悪者」林 木林 :著  庄野 ナホコ:絵 小さい書房:刊


 とある番組で、ロダンの菅ちゃんが紹介していたので、おもしろそうと思い購入しました。とてもいい内容で、感動しました。そこで、「小さい書房」にシリーズがあることを知り、このシリーズならと衝動買いしたのが、下の絵本です。あと3冊あります。とりあえず、絵本だけ早く読むことができたので、紹介します。

「まるがいっぱい」 林 木林:著 庄野 ナホコ:絵 小さい書房:刊


「歩くはやさで」 松本 巌:著 堺 直子:絵 小さい書房:刊


「せかいいちのいちご」 林 木林:著 庄野 ナホコ:絵 小さい書房:刊


「空をつくる」 村尾 亘:著・絵 小さい書房:刊


「トンダばあさん」 北村 裕花:著・絵 小さい書房:刊


「だれのせい?」 ダビデ・カリ:著 レジーナ・ルック-トゥーンペレ:絵 ヤマザキマリ:訳 小さい書房:刊


「すこしおなかすいてきた」林 木林:著 東 久世:絵 小さい書房:刊



 たくさんなので、ひとつひとつコメントしませんが、どれも、おもしろかったです。「だれのせい?」のイラストはヤマザキさんのものかと思っていました。似てません?