2017年11月24日金曜日

博物館めぐり

 11月23日(木)に、福井市に行く機会があったので、ついでに現在開催中の企画展に行ってきました。

①福井県立歴史博物館
 「泰澄 白山信仰における意義を探る」展
 クイズラリーをしながら展示を見ました。中山寺も紹介されていました。青葉山も泰澄が開山ということになっています。全問正解でしたので、缶バッチとポスターをいただきました。青葉山が699mとなってたので、693mであることを伝えておきました。
県立歴史博物館でもらった缶バッチです
②福井市立郷土歴史博物館
 「さよなら、江戸幕府」展
 大政奉還から王政復古にいたる貴重な資料が展示してありました。ことしは、大政奉還150年の節目の年ということで、全国で同様のイベントが開催されています。

③福井県ふるさと文化館
 「三好達治」展
 三好達治は1944年から五年間、三国に滞在し、三国を題材にした詩をたくさん書きました。また、福井県民歌や三国高校校歌の作詞でも有名です。ここでもクイズラリーをしながら展示を見ました。ヒントがないと答えられないような難しい問題が多かったです。というか、三好達治についてあまり詳しくないからです。清家雪子さんのオリジナルグッズが賞品でした。「月に吠えらんねえ」に登場するミヨシ君というキャラクターのコースター?でした。この漫画、読んでみたい。ここは福井県立図書館、福井県文書館と3館がいっしょになっているのですね。すごい人でびっくりしました。車が一杯でした。
 
 近いところに、こんな施設があってたいへんうらやましい。退職したら、1日中いたいです。近くならね。

 夜は、「釈宗演講演会」でした。正木晃さんという方の講演があり、大変勉強になりました。参加者が以前に比べて増えていることに驚きました。

2017年11月19日日曜日

キッサコ 一滴一会 〜土の人 風の人〜

 若州一滴文庫くるま椅子劇場で開催された「キッサコ 一滴一会 〜土の人 風の人〜」コンサートに行ってきました。お坊さんの姿というポスターの風貌から、どんな内容なのかと思っていましたが、後から修行したそうで、お坊さんが歌を歌い始めたわけではないということで、普通のフォークデュオでした。般若心経って歌もありましたが。全く知らなかったのですが、普通に楽しめました。お坊さんということもあり、声量には問題なし、というか、2人ともいい声でした。ユーテューブで検索すると、結構たくさん出てきました。自分の経験を歌ったり、地元の祭りの曲を作ったりと、いわゆるフォークという感じで、いい感じでした。
 ギターは何本か持っているのでしょうが、ギルドとヤマハでした。ヤマハはFG系。なんだろうTHE FG? かな。まさか、FG180ということもないか?妙に親近感がありました。一滴文庫はいい音が出ます。
 ちなみに、キッサコは「喫茶去」から来ているようです。「まあ、お茶でもお飲みなさい」というような意味だそうです。しかし、禅語としての本来の意味は「お茶でも飲んで去れ」あるいは「お茶でも飲んで来い」と叱咤する語だそうです。前者の方がいいですね。
CDのジャケットを拝借。当日感じもこんな感じでした。

2017年11月10日金曜日

33カ所 in 奈良(3)33カ所以外編

11月5日(日)、3連休の最終日。今日で、奈良ともお別れ。

 午前中に、見ておきたいところはないかと思い、「唐招提寺」に行きました。鑑真大和人のお寺です。当時の渡航は大変困難で、鑑真は6度目の渡航で日本に来られ、先週道場として建てたものが唐招提寺の始まりです。国宝の金堂は圧巻です。個人的は、十一面千手観音像が印象的でした。現在は身代わり像が公開されていて、本物の座像は毎年3日間しか公開されませんが、複製品ではありますが、教科書で見たのと同じ座像を見ることができます。これだけで十分です。

金堂でお参り

  帰り道ということで、宇治の平等院にもお参りをしてきました。鳳凰堂は思っていたよりも小さかったですが、見事なものでした。鳳翔館には、さまざまな宝物が展示されていました。栄華を極めると同時に、死や来世についても関心があったのでしょうか、極楽浄土が描かれているのが印象的でした。
鳳凰堂。外国寺がとても多い。
手前の池から望む鳳凰堂
鳳凰堂には、源頼政の墓もありました。

 その後、久我山のイオンで食事をして、帰宅しました。

33カ所 in 奈良(2)

11月4日(土)、午前中は「イオンモール大和郡山」で買い物。たまたま、楽器屋さんでグラスバンドのミニコンサートがあったので聞いていました。あと、楽天モバイルで、料金等の説明を受けました。
 昼食後、一旦ホテルに入り、車を駐車し、ホテルのバスで近鉄奈良駅まで移動し、そこから本日の目的地「興福寺 南円堂」へ。南円堂は、国内最大の八角円堂といわれ、平成9年に大修理を終えています。したがって、大変きれいでした。たくさんの人で納経所は大変込んでいました。
南円堂、六角だと思っていました
そのあとで、興福寺も見学しました。710年の平城京遷都とともに、藤原不比等が移したもので、平安時代には南都七大寺のひとつとして栄えました。ここでの目的はなんといったも「阿修羅像」です。子供がモデルなので小さいですが、大変きれいなお顔でした。

五重塔。観光客でいっぱいでした。
つぎに、「奈良国立博物館」に「正倉院展」を見に行きました。第69回ですが、はじめてです。今回の目当ては、「緑瑠璃十二曲長坏 」。きれいな緑色でした。「金銅水瓶」は保存状態がとおてもよかったです。「碧地金銀絵箱」もきれいでした。どれもどうしてこんなに保存状態がいいのかと不思議です。漆が塗ってあるそうですが、革製品など。自分たちが使っているものは少し放っておくと表面が変質してしまうのに。すごいの一言です。

 

2017年11月9日木曜日

三十三カ所 in 奈良(1)

11月3日(金) 三十三カ所参りのために、奈良県に行ってきました。

 はじめに、壺坂山 南法華寺(壷阪寺)。眼病に霊験あらたかといわれています。インドで制作された大観音像をはじめたくさんの大石造物が安置されています。

 

 つぎに、東光山  岡寺(龍蓋寺)。台風の被害で裏山が崩れて大変なことになっていました。

 3カ所目は、豊山 長谷寺。4時になってしまったので、ゆっくりと回ることができませんでした。長さ200m、399段の階段が有名です。急いで登ったので疲れました。

 最後は、番外 法起院。こぢんまりとした雰囲気のあるお寺です。ここは、チェックしてなく、偶然に長谷寺に向かう途中で見つけたので、とてもラッキーでした。

 大急ぎでしたが、充実したお参りでした。