2025年2月3日月曜日

夜と霧

「夜と霧」ヴィクトール・E・フランクル:著 池田 香代子:訳 みすず書房:刊


 原著の初版は1947年、日本語版の初版は1956年。その後著者が1977年に改訂版を出版。これをもとに、2002年に本書が出版。現在は、『夜と霧――ドイツ強制収容所の記録』霜山徳爾訳本と『夜と霧 新版』池田香代子訳のふたつの『夜と霧』があることになる。

 実は、この本を購入したのが、2013年8月。何度か読みかけてはやめ、読みかけてはやめを繰り返し、やっと読破。実に10年以上。何度か書籍の整理をしたが、捨てられずに残っていた本。

 内容は有名。ユダヤ人精神分析学者の作者が自分のナチス強制収容所体験をつづったもの。全世界で読み続けられている名著。

 ここで起こったことは、決して過去のことではなく、今も起こりうること、いや、すでに起こっていること。どんな状況でも、尊厳を持って生きることができるだろうか。

あまり内容のない書き込みと反省。 

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