2008年9月30日火曜日

海のような大人になる

 覚和歌子詩集「海のような大人になる」を読み終えた。
 詩集なんて、あまり読まないのですが、出会いは、「崖の上のポニョ」。挿入歌の「海のおかあさん」の作詞が覚和歌子さんと宮崎駿さんで、調べてみると、覚さんの「さかな」という詩をもとにして作られたことがわかる。そこで、さっそくこの本を買ったわけ。読んでみると、実は「千と千尋の神隠し」のテーマ曲「いのちの名前」の作詞も覚和歌子さんだとわかる。なるほど。
 いいなあと思った詩をあげると、「クオレ〜愛の学校」「いのちの名前」「かみさま」「子もりうたの前に」「空」「さかな」など。例えば、「未来の前にすくむ心」というような表現が代表するように、大人になる前の子どもの不安や戸惑いといったようなものがうまく書かれているような気がします。気がします。大人はしっかりしないといけない。
 ところで、「崖の上のポニョ」ですが、宗介とポニョがお母さんを探しに行くシーンが気に入っています。でも、感想をまとめるには少し時間がかかりそう。もう一回見たいなあ。

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