2009年4月5日日曜日

信長遊び

【今日の本】
「信長遊び」黒鉄ヒロシ著 リイド社刊
 戦国武将列伝に掲載中の「黒鉄流 戦国武将列伝」のうち、織田信長に視点をすえて、信長という人物像と「本能寺の変」の謎に迫る内容である。さまざまな新しい見解を交えつつ、黒鉄さんの独自の世界観が展開されており、非常にうんちくの深い内容となっていて、おもしろい。
「戦国武将列伝」の最新号?での「秀吉の臨終と信長」では、臨終間近の秀吉の脳の中に信長が侵入し、「本能寺の変」についていつ知ったか?いつから天下を意識したのか?などと問いただす場面があり、とてもおもしろい。是非、シリーズ化していただきたい。

 4月4日に、舞鶴要塞のひとつである吉坂堡塁を見学にいった。日露戦争のころに建てられたものであり、第2次大戦から60年以上の年月が経っており、かなり林になっているが、それでも保存状態はよい方で、弾薬庫や砲座などはしっかりと確認することができる。建物の保存状態もきれいである。なによりもこんな身近にこんな大きな規模の堡塁があったことに改めておどろいた。当時の様子をしるした絵と比べて大体の位置を確認することができた。そして、この企画に34名の方が参加されたことも驚きである。この際、建部山にも登りたいものである。挑戦したい。ほんとうにいい体験でした。

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