2013年7月21日日曜日

999ひきのきょうだい アップル帝国の正体

【今日の本】「999ひきのきょうだい」紀村研:著 ひさかたチャイルド:刊

 春、カエルのお母さんが999個のたまごを生みました。でも、1個だけ、いつまでもたまごのままでおたまじゃくしにならないたまごがありました。春の池で繰り広げられるユーモアたっぷりのお話です。
 じつは、この間ブログの更新をしていなかったので、ここに書くのが遅くなりましたが、ずいぶん前に買った絵本でした。ちょうど学校で田植えをしたころでした。田んぼから、かえるのたまごを持ち帰ったので、似たような話で面白いなあと思って、読んだ絵本でした。シリーズもあるようです。気が向いたら読んでみようかなあ。

 ほかにも、アップしていない本はたくさんあります。
「週間 新発見!日本の歴史01〜04」朝日新聞社:刊
「保存版 ふるさと舞鶴 舞鶴市制施行70周年記念写真集」郷土出版社:刊

「アップル帝国の正体」後藤真義・森川 潤:著 文藝春秋:刊

 帝国という言葉にインパクトを感じる。日本企業は植民地化されているのか?企業同士のビジネスなんだと思うけど。かつてのマイクロソフトのように。しかし、ipadやiphneには、本当にたくさんの日本メーカーの部品が使われている。そして、テレビ販売等で経営が不振となったソニーやSHARPにとって、いまやAPPLEとの取引が経営そのものを支えているという実態だ。しかし、APPLEだって1997年にジョブズが復帰する前は、もっと悲惨な状況だたはず。長い時間の単位で見れば、同じようなことの繰り返しともいえるのではないか。でも、今のAPPLEの成功はすごい。まったく独り勝ち状態である。小さい企業であるから、ハードとソフトを一体販売している企業だからこそ可能だったんだと思える部分もある。ソニーがipadのようなもをつくろうとしても、デジカメやビデオカメラ、それぞれに有名ブランドを抱えているので、一体化することはむずかしい。デジカメはデジカメで、ビデオはビデオで社内で競い合って売れるものをつくらないといけないから。何でも、徹底的にこだわって作り上げるところは見習うべきです。改めてすごい企業になったなあと感心しました。  なまこをとっている漁師さんがipadを使っているという話は衝撃でした。          

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