2015年5月18日月曜日

北前船フォーラム

【第1回海の京都「北前船」フォーラムIN舞鶴】
 5月10日(日)第1回海の京都「北前船」フォーラムIN舞鶴に行ってきました。
  基調講演「北前船広域ネットワークの歴史と未来に」
        現代版北前船プロジェクト代表 明楽みゆき さん
  ミニ講演「北前船について」
        京都府立丹後郷土資料館 学芸員 吉野健一 さん
  パネルディスカッション 

明楽みゆき さん
これは、北前船による流通や文化交流に日本海沿岸に繁栄をもたらした歴史にスポットを当て、更なる観光資源として地域に根ざしたものとなるように立ち上げられた広域ネットワークが主催するフォーラムである。(チラシより)丹後但馬を結ぶ広域となっているが、是非若狭も含めたものとして展開して行ってほしいと思った。
パネラーのみなさん
北前船は、各地の特産物を寄港地に運んで価格差で利益を得る「買積」という営業形態ととっていたことで有名である。菱垣廻船などの運賃積とは違う形態である。このことが繁栄の理由でもあり、衰退の理由でもありました。また、極めて海難に弱かったのも特徴でした。そこで、船のバランスをとるために、日引石や笏谷石などが積まれたという話を聞いたことがあります。笏谷石といえば、福井県が誇る全国区の石ですし、日引石も全国に運ばれた高浜町の有名な石です。それ以外に、小浜や敦賀からもたくさんのものが運ばれているわけで、こういった流れに乗っていくことが大切なのではないかと感じました。
 今回の話では、海につながる川の存在も大きいことに気づかせられました。

【笏谷石】
 探しているときは見つからず、ある日、偶然に見つかることってよくありますね。5月11日(月)前から気になっていたものを見つけてしまい、衝動買いしてしまいました。それは、笏谷石でできた器です。上の北前船の話でもふれましたが、福井県のブランド石である笏谷石は現在は採ることができなくなりましたが、ファンが多いことから、個人が所有しているものを買い取り、加工してぐい飲みなどをつくっているのです。もちろん高価なのですが、水を入れると色が変わるのが特徴で、前からほしいと思っていました。焼酎用のカップを買いました。満足しています。高価でしたが。
 

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