2015年5月20日水曜日

みんなの学校

 第七芸術劇場にて、「みんなの学校」アンコール上映に行ってきました。好評につき。再々上映も決定したようです。近くで上映の機会が少なく、あっても夏休みだったりするので、思い切って行ってきました。
 映画になっている「大空小学校」では、特別支援教育の対象となる子や、自分の気持ちをうまくコントロールできない子も、みんな同じ教室で学んでいます。そして、そんな学校を保護者や地域の人もいっしょになって作りあげているという印象を受けました。
 この学校は、どんな子でも見守ります。ほかの学校が見放した子も次々を受け入れています。映画を見て、「公立」の学校とは何か?どのようなものなのか?その使命はなにか?あるべき姿とは何か?いろいろと考えさせられました。
 そして、「公立」の学校が成果や効果をあげるとは、何を持って評価すればいいのかということも考えさせられました。今は、学力至上主義ですから、とにかく学力を上げることを重要と考える傾向がありますが、学校の役割はそれだけではないと思います。地域の子供たちに最高の居場所を提供することこそがその使命と考えます。様々な要求にこたえることが求められているが、本来の使命を忘れないことが重要であると感じた。
 最後に、感情的に起こるのは体罰であるという校長の言葉は、まったくそのとおりだなあと思いました。

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