2008年11月2日日曜日

保健室ものがたり

「保健室ものがたり」こんのひとみ著 ポプラ社刊
 探していた本が見つからずにいたとき、パッと目に飛び込んできた本。そういえば、この間、CDを聴いたばかり。本の方も読んでみるかと思い、即購入。そして、一気に読み終える。
 「あなたは楽でねいいわね。大丈夫?って甘やかしていればいいんだから。」そんなことを考える先生がまだまだいるのだろうな。そんながんじがらめは窮屈なのに。すきをつくることも必要なのに。
 「先生が甘やかすからとつけあがるんです。」そういって腕を引っぱっていった担任の先生も心の中では泣いているのかも知れない。
 原因もひとつでなく、誰かひとりのだけのせいじゃないのに、誰かのせいにしてしまう。誰かのせいにして安心する。そんなことも多い。
 特にいいのは、「1年生のひかりちゃん」「康太くんと先生」「卒業生の翔子ちゃん」「花梨ちゃんと給食の時間」と絞ろうと思ったけど、全部いいな。CDも聞き直してみようなあ。

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