2008年11月24日月曜日

おとくいはバイバーイ

「おとくいはバイバーイ」 子どもと文学の会 編
 この本を読むことになったきっかけは「ちがうの!」でした。誰にでも一度はあるような話でとても印象的だったので、この本を借りて読みました。独りよがりな気持ちから相手を引っぱっているつもりが、実は相手がいたからこそがんばれたということに気づく。きっと相手の子もがんばりたかったのでしょう。そう、誰でもが「いまよりも少しでもいいから、もっともっと素敵ななりたい」と思っているのです。どうなってもいいなんて誰も思ってはいない。そのことに気づいたのでしょう。
 だれもが「もっと素敵ななりたい」と思っている。そのことに気づくことができる自分でありたい。また、子どもたちであって欲しい。読み聞かせにぴったりの本です。

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