2011年3月6日日曜日

お江と春日局

【今日の本】「お江と春日局」植松三十里:著 NHK出版:刊
 しかし、最近の大河ドラマの歴史考証はどうなったいるのか。かつては、もっと歴史の事実にそくしたものだったように思うが、「江」などを見ていると、江が家康と伊賀越をしたなんていうのは本当なのか?いったい「江」は今いくつなのか?本当によくわからない。時代考証は、小和田哲男先生だったと思うのですが、おかしいなあ。柴田勝家が本当にあんな人物だったら、笑うだろうなあ。時代劇というより、ドラマを見ている感じです。それで、いいのか。
 ところで、この本も、やはり歴史小説というジャンルなのでしょうか。どこまで本当?って、そんな風に読んじゃいけないのでしょうね。面白かったのは、家光に側室を与える行。衆道に走る家光のために女性を男装させて相手させるという考え、このあたりは本当なんでしょうか。どっちにしても面白い。最後にあるのですが、2人ともが泰平の世を臨んでいたのでしょうか。どのなのかなあ。
 

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