2011年3月6日日曜日

いま「学級革命」から得られるもの

【今日の本】いま「学級革命」から得られるもの 園田雅春:著 明治図書:刊
 2月に参加した「第2回人権教育と生活綴り方研究大会」の折りに紹介された本。帰ってきてすぐに購入。いっきに読みました。ブログに紹介するのが遅くなりました。最近よくありますが。
 「学級革命」とはいうまでもなく小西健二郎さんの有名な著作であり、それを園田先生が紹介したものである。もう半世紀くらい前の作品であるが、貧困や学級崩壊などの問題をかかえる今、改めて読み返してみると、今さらながらに学ぶところが多いと感じる。
 ここ3年くらい、生活綴り方の実践を見直してきたところであり、研修会でも紹介してきたが、子どもたちの現状を考えると、まさに生活綴り方の出番という気がする。
 この本を来年度の研修会で取り上げてみようか、読み合わせをしようかと思うくらいである。子ども理解の基本的な視点、学級づくりの具体的な方法などを学び、子ども観、教師観、教育観を大きく変えてくれるに違いない。すべての教師に読んで欲しい本である。あわせて、「学級革命」も購入した。春休み(学年末休業)くらいに読んでみようか。

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