2011年3月7日月曜日

一歩を超える勇気

【今日の本】「一歩を超える勇気」栗城史多:著 サンマーク出版:刊
 本当にエベレストに単独で、かつ無酸素で登ることができるのだろうか?7500mを越えると空気の?酸素の?量が3分の1になるらしい。随分前、スイスに行ったとき、ロープーウェーで一気にモンブランに登り、そこで疑似高山病を体験したことがある。普通に歩くだけでも息苦しくなった経験がある。それを8000m以上でなんて、考えただけで恐ろしい。単独で、ビデオを撮りながら登るというのも大変だろう。しかし、彼は苦しいときこそ「苦しさにありがとう」という気持ちでがんばれるという。
 実はこの本を読んだ後、BSJで「地球の頂で」というドキュメンタリーを見た。栗城さんの番組である。たまたまチェックしたホームページで知った。何というラッキーか。彼と彼を支えるスタッフのみなさんの戦いの様子を見ることができ、大変幸せであった。そして、改めてその過酷さを実感できた。今回の挑戦は失敗したが、しかし、また次がある。本の中にあったように、成功の反対は失敗ではなく、何もしないことなのだ。
 彼の挑戦に励まされている人はたくさんいるのだろうなあ。いつの日か、エベレスト登頂成功のニュースが「YOUTUBE」から流れてくるのだろうなあ。その日がくるのが楽しみである。

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