2011年6月19日日曜日

アンネの木


【今日の本】「アンネの木」イレーヌ・コーエン=ジャンカ:著 くもん出版:刊
 オランダのアムステルダム市、プリンセンフラハト263番地の裏庭に植えられた一本のマロニエの木。隠れ家生活を送っていたアンネ・フランクが見ていた木、春が来るたびに花を咲かせるこの木を見て、アンネは未来への思いをめぐらせていたのでしょう。冬の後には必ず春がやってくると信じることで、アンネは未来への希望を確信していたのではないでしょうか。
 このアンネを勇気づけていたマロニエの木が、2010年8月、強風のため倒れたそうです。しかし、その苗木は多くの国に送られて、自由と平和の大切さを伝えています。日本では、ホロコースト記念館、杉原千畝記念館などで、元気に育っているそうです。

 今日、10:00〜 広島県福山市にあるホロコースト記念館副館長である吉田明生先生による講演会がありました。演題は「アンネ・フランクが伝える平和のメッセージ」、おもにアンネの日記を紹介しながら、アンネが平和への思いを紹介する内容でした。「わたしは世界と人類のために働きます!」私もなにかができる人になりたいと思います。

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