2013年12月15日日曜日

「舟を編む」「藁の楯」

【DVD】久しぶりにDVDを2作見た。
一つ目は「舟を編む」、2つ目は「藁の楯」。

「舟を編む」は、大渡海という辞書を作る話。原作はベストセラーだったらしいのですが、映画のほうは普通かな。原作を読んではいませんが。個人的に辞書は大好きで、「新明解国語辞典」などは、第3版から全部持っている。iOS版も持っているし、「広辞苑」はもちろん「明鏡」や「(学研版)国語大辞典」などを揃えている。iOS版の「大辞林」は重宝している。なかでも、新明解国語辞典は傑作。特に第4版、読んで笑える辞書である。物語文を教える際には、必ず2・3冊は意味を読み比べたものである。いくらコンピュータが発達しても、やはり手作業なんだなあと思って見ていた。
宮崎あおいさんやオダギリジョーさんもいいんだけど、いかしきれていない感じである。

「藁の楯」は、なんとも暗くて、後味が悪い。大沢たかおと松嶋菜々子がSP役なんですが、守るべき相手が「守るに値しない犯人」なのだ。まったく反省がなく、とんでもないその役を好演しているのが藤原竜也なのですが、ほんとうに憎たらしい役を演じている。あまりにうますぎて、かえって気味が悪いくらい。結局死刑になるわけですが、そのために松嶋菜々子演じるSPが死ぬ必要があるのか?大沢たかお演じるSPが刺される必要があるのかと。ほかにもいろんな人が犠牲になるが、そのすべてがスッキリしない感じです。仕事なんでしょうが。それも最初のほうは使命感が強い感じはするのですが?
でもなあって感じです。

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