2014年1月3日金曜日

訃報


 新年早々暗い(悲しい)話題ですが、大瀧詠ーさんが年末12月30日になくなりました。突然の訃報で大変驚きました。と同時に、日本のポップス界の重鎮、大きな星をなくしてしまったことが残念でなりません。
 大瀧さんとの出会い(もちろん実際には会ってはいないが)というと、しっかりと記憶にあるのは、なんと言っても、「A LONG VACATION」です。初めて買った作品です。当時は、「ウォークマン」を持っていたので、わざわざカセット版を買ってずっと聞いていたのを覚えています。多人教での同時録音がとても新鮮だったと覚えています。
 その後、山下達郎さんつながりで、「NIAGARA TR1ANGLE」、さらに「NIAGARA TR1ANGLE Vol. 2」をきき、さらに、「HAPPY END」のアルバム、そして、「NIAGARA MOON」などをきくようになったと記憶しています。松田聖子さんや森進一さんに楽曲を提供していたこと、メロディーメーカーとしても印象的でした。また、よく思い出してみると、数多くのCMソングをきいていたことに気づき、その偉大さを再確認しました。
 テレビには出ない人でしたから、年に数回、達郎さんの「サンデーソングブック」の「新春放談」やNHKの特番でお声をきくのがとても楽しみでした。日本ならびにアメリカのポップスに対する造詣が深く本当に勉強になりました。本も数冊持っていますが、なんでもよく知っておられる方でした。「生き字引」的な存在であったと思います。
 CDの購入としては、「NIAGARA CD BOOK」が最後になりました。せめて、もう一枚新譜がききたかったなあ。心からご冥福をお祈りいたします。

 追伸 達郎さんのバンドの青山純さんも昨年亡くなりました。この年末に伊藤広規さんと組んで出したCDを聞いていました。今度は、大瀧さんを聞くことになるのかなあ。書きたいことがたくさんありすぎて、とりとめのない文章になってしまった(いつもといっしょか?)。

0 件のコメント: