2014年6月23日月曜日

越前竹人形

6月21日(土)若州一滴文庫 くるま椅子劇場「越前竹人形」を観に行ってきました。

 当日客が多かったようで、200名を越える人が来場されたそうです。前日に予約しておいてよかった。駐車場のいっぱいで、農道に止めさせられました。させられましたなんて書くといやがっていたみたいで誤解されそうですが、そういう意味ではなく、本当にいっぱいでびっくりしたということです。誤解のないように。人形劇のほうは、とてもすばらしいものでした。とくに、すべての役の声を担当している飛鳥井かがりさんがすばらしい。舞台の袖で演じているのですが、思わず人形より飛鳥井さんのほうに目が行ってしまいました。(逆に言うと、よくないのかも知れませんが。)また、人形の表情もすばらしい。役にぴったりの顔でした。
 水上勉さんは全国区ですが、地元のファンは少ないのかも知れません。お客さんのほとんどの人が、京阪神方面の方でした、と思います。関東方面の車もあったような?原発に関する発言なんかも理由なんでしょうか。いずれにしても、すごい集客力であり、根強い人気を感じます。
 自分はというと、小説は2.3冊くらいしか読んだことはありません。「飢餓海峡」などの映画も何本かは見ました。「白蛇抄」では、高浜町もロケ地になりました。それよりも晩年のエッセイや対談、体が不自由になってからのパソコンとの格闘を書いたものなどを数冊読みました。心臓の病気つながり?での不破さんとの対談なんかも意外で?意外と面白かった。そういうところも、地元受けしないところなのかなあ?
 いずれにしても、質の高い文化の発信場所として、一滴文庫さんには今後とも活躍してほしいと思います。こういう機会があれば。また是非行きたいと思います。

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