2020年10月21日水曜日

スペースキーで見た目を整えるのはやめなさい

【今日の1冊】

「スペースキーで見た目を整えるのはやめなさい 〜8割の社会人が見落とす資料作成のキホン」 四禮 静子:著 技術評論社:刊


 ワープロを使い始めて40年。当時は、専用機だったので、各社捜査はまちまちでした。最初に買ったのはキャノン、その次に富士通。富士通は親指シフトキーボードで、これを長く使っていた。その後は、パソコンか?一太郎、そして、松と渡り歩き、その後はワードに移行。当時、まわりはまだまだ一太郎一色だったのを思えています。どれひとつ自己流でやってきたので、こういった便利な編集機能というのはほとんど知らない、使わないでやってきた気がする。パソコンでは、一太郎がはじめだったので、スペースで整える方法が身についているのかも知れない。一太郎の生ではないかも知れないが。

「だれも教えてくれない資料作成のキホン、ちゃんと身についてますか?」といわれると、ドキッとしてしまう。この本を読むと、まさに、「なんとなく使えているからいい」と思ってきたのかも知れない。と反省させられる。もしかすると、無駄な時間を費やしてきたのかも知れません。要は、知らないだけで、面倒くさいことをしなくてもいい、編集機能が最近のワードやエクセルにはありますよということなのでしょう。

 でも、これは、個人的な問題だけに済まされない。それに、「社会人として恥ずかしくない」というキーワードが加わる。誰かがつくった文章を誰かに渡すとき、編集機能を上手に使っていないと個人が費やした無駄な時間を他の誰かにもさせてしまうことになると言うことが問題なのでしょう。自分の文書が、他人の時間もうばいかねない。これは、働き方改革にもつながる。

 図書館で借りたので、もう返してしまいましたが、できれば手元に置いておきたい本でした。

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