2021年2月23日火曜日

ハルカと月の王子さま

 【今日の一冊】「ハルカと月の王子さま」鈴木おさむ:作 伊豆見香苗:絵


 YOASOBIの楽曲「ハルカ」の原作になる小説の絵本版?です。本当の原作は「月王子」というらしいです。マグカップとハルカの物語です。

 小説を音楽にするユニットYOASOBIということで、「ハルカ」にも、原作があったわけです。鈴木おさむさんは、放送作家・脚本家としてもお馴染みの方。伊豆見香苗については、知らなかったので調べてみると、「えっびっ」などのLINEのスタンプで超人気クリエーターだそうでした。実際、LINEで調べてみました。というか「ハルカ」のMVを担当されている方だそうです。

 当たり前ですが、絵本を読むと、内容がよくわかります。

 「思い出すのは出会った日のこと 誰の元にも帰れない僕を 
  救い出してくれた 見つけ出してくれた」 


             → 出会いの場面っだったのですね。

 「楽しいことばかりじゃない日常に あふれだした君の涙
  それでも 前を向いて歩いてそうやって大人になってく」



→ 二股をかけられ悲しんでいるところでしょうか?

 「ねえ君のそばにはもう たくさんの愛があふれてる
  だから今は どうか泣かないで あの日のように笑顔で」


   → カップが割れちゃった場面。でも、ハルカのまわりには、愛する夫と愛しい子ども
     がいて、愛にあふれているから、泣かないで笑顔でいてほしいという思い。

 このように、曲と小説とMVが融合することで作品の世界がより広がるということがあるのでしょうね。もちろん、聞いた人が自由に創造するのもありですから、どちらがいいと言うことでもないのでしょうが。

 書店で見つけて、衝動買いでした。絵本を見ながら「ハルカ」を聴いています。

0 件のコメント: