2022年9月20日火曜日

棚園正一さん2作

【今日の1冊】

「学校へ行けなかった僕と9人の友だち」 「学校へ行けない僕と9人の先生」

 以前に読んだ本と合わせると、「学校だけが居場所じゃない」「普通ってなに」というメッセージが共通のテーマとしてあるように感じる。

 1作目は、どんな道だって、自分だけの道が必ずあるということだと思う。著者は、定時制、専門学校、フリースクール、バイト先など様々な居場所で「友だち」とつながっている。

 2作目は、なんといっても、鳥山明先生と出会えたことで、著者は生きる希望を見つけることができたと言える。9年間の9人の先生との出会いと別れは、いろいろと考えてしまう。よくも悪くも、傷つきながら成長していったのでしょうが、いじめや不登校について、学校の指導の限界を感じてしまう。結果として、もがきながらも、自分の道を見つけたことが幸いでした。みんなが同じ様になるとは思えないが、この漫画を参考に、もがきながら、自分の道を模索してほしいと願います。



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