2024年7月6日土曜日

反田恭平 X A・オッテンザマーバーゼル室内管弦楽団

 7月3日(水) 大阪フェスティバルホールで開催された「反田恭平 X A・オッテンザマーバーゼル室内管弦楽団 日本ツアー2024」に参加しました。

 いうまでもなく、反田さんは、2021年 第18回ショパン国際ピアノコンクールで日本人では半世紀ぶりの第2位を受賞したピアニスト。テレビなどではお聴きしたことはありますが、是非生で聴いてみたいと思い参加しました。奮発してS席。目の前を歩いているので、汗をかいている様子までしっかり見えました。感激!感激!単独コンサートではありませんが、ベートーベンのピアノ協奏曲第4番、そして、アンコールを2曲、しっかりと聴かせていただきました。アンコールは、トルコ行進曲など誰もが知っているような曲でしたが、あえて選ぶところがすごい。そして、圧巻の演奏。さすがです。(なんて偉そうに)

 指揮者のA・オッテンザマーさん、そして、バーゼル室内管弦楽団のみなさんは、反田さんが共演を強く望んだそうです。A・オッテンザマーさんが指揮をする姿が大変綺麗でした。また、バーゼル室内管弦楽団については、コンマスの方を筆頭に若々しい感じの演奏が印象的でした。

 また、フェスティバルホールには初めて行ったわけですが、さすがに豪華な建物で、音響も最高で、いいホールでした。


 折角なので、「史跡・重要文化財 適塾」を見学しました。緒方洪庵氏の私塾。幕末の洋学研究の第一人者であり、橋本左内や大村益次郎、福沢諭吉などの明治維新に身を投じていく多くの人材を育てました。適塾の教育の中心は、蘭書の会読だったそうです。この予習のために持ち出し禁止だった「ヅーフ辞書」を奪い合って勉強したそうです。塾生の勉強は熱心で激しいものだったそうです。ちなみに、大阪大学が管理していることを初めて知りました。


        


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