2008年12月13日土曜日

自己肯定感って、なんやろう?

「自己肯定感って、なんやろう?」高垣忠一郎著 かもがわ出版
 自己肯定感とか、自尊感情とか、自己有用感とか、いろいろな表現があるけど、やはり「自己肯定感」が一番いいと思っている。でも、改めて何かと尋ねられて、何人の人が答えられるのだろうか。高垣さんは学生の頃から知っているし、講演を聞いたこともある。「いま人権教育を問う」でも、自己肯定感についてつっこんで説明されていた。最近もいろんな場所で話題になる言葉だけど、確かにその使われ方に違和感を覚えることもありました。「自己肯定感をつけなければいけない」とか「いいとこみつけ」など。「…ねばならない」は重すぎる。まじめな人ほど思い込む。悪いとこばかりでも、自分は自分がいいと思えるように。そう考えると、大人は・・・。教師は・・・・と考え込んでしまう。また、そう感じてもうまく伝えられない自分がいる。「いま人権教育を問う」を読み直すか。

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