2011年12月12日月曜日

仕事をしたつもり

【今日の本】「仕事をしたつもり」海老原嗣生:著 星海社新書:刊

「けっこう一生懸命、仕事をしている」「まわりもそれを認めていて、避難する人はいない」「本人はその行為にまったく疑問を持っていない」「しかし、成果はほとんど出ていない」中身の薄い仕事に追われているだけなのに、つい「バタバタとしていて…」といってしまう。仕事をしたつもりとは、このような状態を指すそうです。
「何十枚も資料を作って、それで仕事をしたつもり」会議ではその資料を読み上げるだけ。
「中身より形にこだわる「ハコモノ志向」、「横並び意識」…耳の痛い話ばかり。そうそうやってるなあと思うことばかりです。考えることを止めているのかも知れない。そうして、安易に走っているのに、まわりからはほめられるちうような状況に陥っていないか点検しないといけない。まずは、まずは、真剣に考えることから始めるということかなあ。

「新明解国語辞典」PART2
【今日の本】「新解さんの謎」赤瀬川源平:著 文春文庫:刊
7版の購入を記念して、購入。本当にこの辞書のファンは多いなあと感心する。言葉の意味がおもしろい、例文がおもしろい、そして、例文に出てくる言葉の順序がおもしろいと、おもしろいこといっぱいの辞書である。
 例えば、「ごきぶり」…台所を初め、住宅のあらゆる部分にすむ、油色の平たい害虫。さわると臭い。あぶらむし。きっとさわったんでしょうね。新解さんは?
「死体」…命がなくなって、そこに横たわっているからだ。そこって、どこ?
もちろん、この本は第4版の内容をもとに書いているので、現在の辞書を使っている人にアーわからないかも知れないが、ファンにはたまらない話ばかりです。一気に読んでしまいました。

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