2011年12月6日火曜日

谷川俊太郎 新明解国語辞典



12月5日(日)谷川俊太郎さんの講演会(朗読と対談)に参加しました。

当日は大変な盛会で、520名ほどの参加があると聞きました。遠くは、福井市の方から参加された方もあったようでした。つい先日もテレビでお元気な姿を拝見したばかりのなのですが、もう80才になられたのですね。いつまでもお元気で、そして、自由に生きておられる姿に憧れます。
僕が高校生か大学生のころに、小室等さんが谷川さんの詩に曲をつけて、レコード(当時はLP版)を3枚出されました。そのことが、詩人谷川俊太郎さんを知ったきっかけだったと記憶しています。鉄腕アトムやスイミーなども知っていたと思うのですが、作者を意識することはなかったので。その後、今の職業についたころ、「ことばあそびうた」を知り、また、「にほんご」の教科書を知り、そして、スイミー」や「生きる」を教えるようになり、「朗読のテープ」を購読したりして、その存在の大きさを認識することになりました。
今回の講演会に参加して、改めてそのファンの多さにびっくりしました。このような機会を与えてくださった「風夢」の方々に感謝申し上げます。詩集でも読み返してみるかなあ。

「新明解国語辞典 第7版」

 第7版が出たので、こりずに購入。思い起こせば、第3版からの長いおつきあい。毎回改訂のたびに購入している。本日届いたので、「早速帰って読もう」というと「辞書を読む?」との驚きの声も聞かれたが、まさに読む、読んで楽しい辞書なのである。とりあえず、「はじめに」を読み、中身もぱらぱらと読んでみた。今回は文法にも力がはいているようである。「はじめに」にあるように、「…かもしれない」を「フィフティーフィフティー」と外国の方に教えている例が紹介されているが、とんでもないことであると思う。そういった、微妙は言葉の使い方を知る上で、また、日本語の的確な理解と適切な表現を守り続ける辞書として、これ以上のものはないと思っている。国語の授業には欠かせない。しかし、カバーはちょと派手です。これは第6版の方が好きです。そして、若干大きくなりました?



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