2014年4月20日日曜日

KP法 シンプルに伝える紙芝居プレゼンテーション

【今日の本】「KP法 シンプルに伝える紙芝居プレゼンテーション」川嶋 直:著 みくに出版:刊
 A4用紙を貼るプレゼンテーション、紙芝居のようなプレゼンテーション。シンプルがゆえに、1枚の画面で伝える内容が絞り込まれるところがいいのかなあ。パソコンがなくても、できるところもいい。
 パワーポイントなどによるパソコンのプレゼンは、欲張りすぎる傾向があって、何でも書きすぎる。公開読み合わせとでもいうような感じだ。それに、画面がどんどん消えていく。紙ならホワイトボードに残っていくので、読み返しが可能である。もちろん凝った動画やきれいな画像を出したいときにはむずかしいが、でも、利点のほうが多いように感じる。要するに、プレゼンというとパワーポイントだけでなく、いろいろな方法があるということ。時と場合に合わせて、方法を選択することが大事なのであろう。しかし、こういったシンプルなプレゼンというものに学ぶ必要はあると思う。とにかく、情報量が多すぎるプレゼンが多い。
 これなら、子どもたちにもすぐに取り組ませられそう。思考整理法としてもいいのではないか。KJ法は1枚の付箋に書く情報が少なすぎるから。太いマジックで書くと、遠くからでも見やすいし、紙に大きく書ける。そういう意味でも子どもたちに是非教えて使わせたい。

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